CO2削減
エコスタイルインタビュー
第6回 三井ゆりさんのエコスタイル
三井ゆりさん

自動車競技のA級ライセンスを持つアクティブな三井ゆりさん。結婚、出産を経たいま、どんな風に生活感がかわったのでしょう。
「車の運転は大好きなんですけれど、排気ガスが気になりはじめましたね。いま住んでいる家は、大きな道路からちょっと入ったところに建っているのですが、壁がすぐに黒くなる。なんでこんなに汚れるのだろうと考えたら、排気ガスかもしれないと気付いたわけです。
一人の時は、そういうものに目が行かない。ゴミひとつをとってみても、自分だけならゴミの量も少ないし、分別するといっても不燃と可燃程度ですよね。でも、家族を持ってみるとゴミも大量に出ますし、きちんと分別するだけでなく、リサイクルできるものは極力分けて出す。牛乳パックは洗って再生ゴミに、スーパーの食品トレーやペットボトルもリサイクルボックスに。スーパーでの買い物には、専用のお買い物袋を使うなど、小さなことも怠けずに実行するようこころがけています。
今日はちょうど不燃ゴミを出す日だったのですが、出されているゴミの量がすごく多いことに、あらためて驚いてしまいました。なんでもゴミとして出すのではなく、どうしたらもっとゴミを減らせるか、個人個人がもっといろいろ考えたり、工夫しなければと痛感しました。」
身近なものだけに、ゴミの問題はいろいろと目に付くようです。
『暮らしのCO2ダイエット』にも興味を示す三井ゆりさん。エコライフエッセンスのページもしっかり読んでくださいました。
「たとえば毎月の消費電気量などを見て、今月は少ないから主婦としてがんばったかなとか、多い時は何が原因だったんだろうなんて一喜一憂していますが、こういう情報があると節約も実行しやすいですね。 我が家はまだ電気の使い方にムダがありそうです。1泊旅行に出かける時は、コンセントは全部抜いて行くようにしていますけれど、ちょっと出かける時はそのままだったり。
冷蔵庫の使い方にしても、根菜類を全部野菜室に入れているのでぱんぱんなんですが、これからは涼しいところに根菜類を保管するようにしなければ。
いろいろな方法があって、1年間でずいぶんと節約できるんですね。料金はもちろんですけれど、CO2の排出も節約できるのですから、できるところから実行していきます。」
最近家を改築したら、冷暖房費が格段に減ったとのお話も。
「みんなが集まるリビングは、一面が大きな窓になっているので、夏はとても暑かったんです。それで改築を機会に、窓に面した庭に大きめの木を植え、直射日光をさえぎるようにしたんです。カーテンと併用すると冷房費がぐんと減りました。冬は木漏れ日が差し込み比較的暖かいのですが、床暖房にしたら、1時間もつけておくと後は余熱と太陽の力で十分。暖房費も節約できるようになりました。
実は、設計の段階から設計デザイナーの方が、こうすると省エネになりますよと、いろいろアドバイスしてくれたのです。改築でも、ただきれいにする、便利にするというだけでなく、エネルギーコストのことも考えてくれるというのは、やはり時代の流れなのかなと感じました。」
科学番組にレギュラー出演していたこともあり、地球環境についても、何かをしなければという思いが強い三井ゆりさん。
「番組の中でも、特に恐いなぁと思ったのが環境ホルモンによる影響です。廃棄物などから川に流れ込む環境ホルモンによって、メスのワニにオスの生殖器がついてしまったり。貝や魚にも変化が起きて、オスがメス化したり、メスがオス化してしまったり。これからの未来に、こんな恐いことが拡大して起きてきたら子孫も残せなくなってしまいますよね。
戦後、私たちの祖父母や親世代は、日本の発展のために頑張ってきてくれたのですけれど、環境に対しての関心は薄かった。ですから、私たちのように、いま子供を持つ世代が、これ以上CO2を増やさない、環境を汚さない努力をしていかなければ。
そうはいっても、何をしたらいいのかとなると、とても難しいですけれど。たとえば、節電型やリサイクル型の家電ができたり、ハイブリットカーが登場したりもしていますし。また、新エネルギーの開発をはじめ、いろいろな技術が進歩していますよね。そういった事に期待を持って、しっかり見つめていくと同時に、自分達の生活に取り入れられる技術は積極的に取り入れていくこともできるかもしれません。
私個人としては、子供が成長するにつれて、地域の方との交流も増えて行くでしょうし、その地域で役に立つボランティア活動などに積極的に参加したりしながら、地域の環境についてもしっかり勉強していきたいと思っています。」
仕事だけでなく、主婦として家族との生活や地域の活動にもきちんとかかわっていく、そんな前向きな生き方が爽やかな三井ゆりさんでした。
三井ゆり
1968年生まれ。
1991年にデビュー、1994年、TBSスポーツ番組『スーパーサッカー』の司会者となり、注目を集める。また、東京都サッカー協会3級審判員に合格。以後、ドラマやCMなどで活躍。2001年、シンガーの野口五郎さんと結婚。2002年、長女・文音ちゃんを出産。昨年秋から芸能活動を再開。
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