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料理を作って、美味しいとよろこんでもらえるのが一番嬉しいという村上祥子さん。
「子供が小さいときは主婦業優先。家は、夫、三人の子供、父の男所帯。しかも友人たちも遊びに来るので、もてなすためのお料理をたくさん作っていましたが、電子レンジは温めるための道具でした。いまのように“電子レンジはエネルギー消費が少なくて、しかも塩分も多くは必要とせず、美味しいものが作れる道具”という認識をしたのは20年前ですね。」
電子レンジへの認識が変わったきっかけは?
「はじめはアメリカの本を読んでやっていましたから、オーブンを電子レンジに置き換えたような料理に利用していたんです。でも、どうもそうではない、油の料理向きではないと。
電子レンジは、食材に含まれる水分に電磁波をぶつけて加熱をするのだから、煮るとか蒸すとか茹でるといった作業を上手にこなすのではないか。魚の煮つけとか、おひたしとか、煮込みといった和食に使うといいのではと気がついたのです。当時は福岡女子大学の非常勤講師として栄養指導論&実習を教えていましたが、受け持ちの学生たちに病院実習で、糖尿病の患者さんが家にもどった後、自分に合う食事をするためのケアの練習をさせていました。その患者さんが家で食べる料理を作るのに、電子レンジが使えるのではと思ったのが深くかかわる始まりですね。」
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