CO2削減
エコ家事入門
エコ家事入門
カリスマ料理研究家村上祥子の
なるほど!手間なしクッキング
第1回 インタビュー編
電子レンジの料理は美味しくないという固定観念を見事にくつがえした村上祥子さん。簡単に、美味しく、手早くと、たくさんのレシピを考案し続けている電子レンジの第一人者に、その魅力や利点をお話ししていただきます。
電子レンジの特性は、和食向きと認識して・・・
料理を作って、美味しいとよろこんでもらえるのが一番嬉しいという村上祥子さん。
「子供が小さいときは主婦業優先。家は、夫、三人の子供、父の男所帯。しかも友人たちも遊びに来るので、もてなすためのお料理をたくさん作っていましたが、電子レンジは温めるための道具でした。いまのように“電子レンジはエネルギー消費が少なくて、しかも塩分も多くは必要とせず、美味しいものが作れる道具”という認識をしたのは20年前ですね。」
電子レンジへの認識が変わったきっかけは?
「はじめはアメリカの本を読んでやっていましたから、オーブンを電子レンジに置き換えたような料理に利用していたんです。でも、どうもそうではない、油の料理向きではないと。
電子レンジは、食材に含まれる水分に電磁波をぶつけて加熱をするのだから、煮るとか蒸すとか茹でるといった作業を上手にこなすのではないか。魚の煮つけとか、おひたしとか、煮込みといった和食に使うといいのではと気がついたのです。当時は福岡女子大学の非常勤講師として栄養指導論&実習を教えていましたが、受け持ちの学生たちに病院実習で、糖尿病の患者さんが家にもどった後、自分に合う食事をするためのケアの練習をさせていました。その患者さんが家で食べる料理を作るのに、電子レンジが使えるのではと思ったのが深くかかわる始まりですね。」
簡単に美味しく作って、正しく食べる
ご自身も大病をなさったという村上さん。
「食べることで生き返ったという体験もあって、正しい食べ方を伝えたいと東京に出てきたんです。正しい食べ方のひとつとして、簡単で美味しいということがあります。それには電子レンジはなかなかの優れ物。
ただ、電子レンジをあいまいに使っていらっしゃる方が多いようですね。これくらいの加熱時間かなとカンで使っているのでは、宝の持ち腐れです。
私は、人にお教えするために、真剣勝負で電子レンジの理論とテクニックを解明してきましたので、それをお伝えしたいのです。」
電子レンジを使うテクニックとは。
「実は、簡便な秤を持っているだけでいいんです。肉、魚、卵、豆腐などは全部100gで2分、電子レンジにかければ加熱ができてしまう。100gといってもキッチリではなくだいたいでいいんですよ。
ちょっとやっかいなのは野菜です。ほうれん草やトマトと、お芋では加熱時間は違います。私の場合、買い物に行く前に、残り物の野菜を全部出して、菜っ葉類、トマトやピーマンなど枝になるもの、根菜類など水分の少ないものと、加熱時間の異なるグループに分け、それぞれ電子レンジで料理してしまいます。そうすると残り物も手早く美味しいおかずになりますよ。」
なんだか、野菜の加熱時間を三タイプ覚えれば、料理は簡単にできそうな気がしてきました。
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