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「電子レンジの魅力は(1)材料を選ばないので素材をムダにしない。(2)栄養を丸ごと摂れる。つまりお湯を沸かして材料を茹でると栄養がお湯の中に流れてしまいますが、そういうムダがない。(3)短時間でできるからエネルギーのムダ使いもない。
電子レンジは少人数のお料理作りに向いているのです。いまの核家族化、高齢化社会、共働きといった時代にぴたっと合っていますから上手く活用していただきたいですね。最初は、野菜茹でと煮つけ、ご飯炊きができればいいんです。」
具体的にそのお料理はどうすればいいのでしょう。
「ほうれん草を茹でるなら、ポリ袋に洗ったほうれん草を入れてサッと加熱。そのあと水に放して絞る。鍋で茹でるのと同じように感じるかも知れませんが、お湯を沸かす手間がいらないだけでなく、電子レンジで加熱したほうが、同じように水に放つという工程があっても、ビタミンCが30%余分に残るのです。もちろん、それを裏付けるデータもあるんですよ。
それから煮つけ。たとえば子持ちカレイの切り身を加熱する。素材は自分の持っている水分で煮えるのですが、醤油、お酒、お砂糖を入れて、一緒に加熱する。それだけで美味しくできるのです。しかも、味付けのための調味料を入れるだけなので、余分な水は必要ありません。また、鍋で煮ると、子持ちカレイの卵がなかなか煮えなくて、まわりは煮えているのに中はナマなんてこともありますよね。でも、電子レンジなら、中から加熱するからはじけもせず、ちゃんと火が通りますから失敗がありません。お米も、洗ったら耐熱ボウルに入れ、1.2倍量の水を加えたら、フタの端をあけて電子レンジにかけるだけ。水が対流して外からも加熱するし、お米自身も水分があるので内側からも加熱される。ですから、水につけておく必要がなく、洗ってすぐ炊飯できるんです。」
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