CO2削減
エコ家事入門
カリスマ料理研究家村上祥子の
なるほど!手間なしクッキング
電子レンジのエコ技実践Index
省エネ、簡単!しかもおいしい!電子レンジ料理を作るための5つの基本ルールでコツを伝授。
1.食材別の加熱時間 2.フタのしかた 3.熱のとおりを良くするテク
4.ターンテーブルに置く位置 5.加熱ムラの防止テク
こんなこともお手のもの。電子レンジのエコ技お試しあれ!
1.電子レンジでスピード炊飯 2.残りものもすてきにドライ
省エネ、簡単!しかもおいしい!
電子レンジ料理を作るための5つの基本ルールでコツを伝授。
この基本ルールを守るだけで今までお湯を沸かして煮たり茹でたりしていたことや、残り物の温めがピピッ!チン!とお手軽においしくできちゃいます!
1. 食品の種類と重量で電子レンジの加熱時間は決まる
食品の重量で加熱時間が決まります。以下はそれぞれ100gの加熱時間です。
<肉・魚・卵>は2分
(ただし、エビ・イカ・貝柱・鶏ささみは1分30秒)
<葉物野菜>は1分20秒
ほうれん草・小松菜・白菜・キャベツ・チンゲンサイなど
<枝になる野菜>は1分40秒
ナス・オクラ・さやいんげん・ピーマン・トマト・トウモロコシなど
<根菜>は2分
大根・ニンジン・レンコン・ゴボウ・じゃがいも・さつまいも・かぼちゃなど
2. フタのしかたは調理法によって使い分ける
【端あけフタ】
耐熱ボウルや耐熱皿の両端を5〜10mmくらいあけて水蒸気の逃げ道を作ると、煮汁がふきこぼれません。
【落としぶた代わりのはりつけフタ】
食材の上に、ボウルの直径よりやや小さめの皿をかぶせて、落としフタの要領でフタをかぶせます。少ない煮汁でもまんべんなくまわり加熱できますし、調味料も必要な量だけで煮物ができます。

フタとするお皿は耐熱皿をご使用ください。
【フタなし】
キンピラなどの汁気をとばしたり、佃煮を煮つめたり、揚げ物を温めるときはフタなしで加熱。また、冷凍の肉や魚を生状態に解凍するときもフタなしで。
3. 加熱時は素材や皿の下に、割りばしを敷いて熱の通りをよくする
ターンテーブルに素材や皿をそのまま置くと下側に熱がまわりません。そこで、ターンテーブルに割り箸2ぜんを5cm間隔に並べて敷きます。こうすると下からも電磁波が当たるので、効率よく加熱。煮物なども上下を返す必要がなくなります。
割りばしは何回でも使えます。
じゃがいも1個をチンするときも、割りばしは必携。
4. 加熱する量に合わせて、ターンテーブルにおく位置を変える
いちばん電磁波が当たる場所は、ターンテーブルの端。ですからコップ1個、ジャガイモ1〜2個という場合は、端に置きます。加熱するものの量が多い、容器が大きいという場合は安定のよい中央に置きます。置く場所を変えて効率よく加熱しましょう。

※フラットタイプの電子レンジでは、何でも中央におきます。
(フラットタイプの電子レンジとは、ターンテーブルがなく、電磁波が下から出るものをいいます。)
5. 真ん中をあけて素材を並べ、加熱ムラを解消する
中央をあけて素材を並べ、加熱ムラを防止。
ミートボールや魚の切り身などをいくつか並べる場合は、電磁波の当たりやすい外側に並べるように置くと、加熱ムラを防げます。
お役立ちコラム
【電子レンジのお掃除】
油汚れは、ぬれぶきんを使って洗剤と一緒に拭き落としたあと、ぬるま湯で絞ったタオルと、乾いたタオルで拭きあげます。また、電子レンジの臭いには市販の消臭剤を。使ったあと、汚れを拭き取ったら、消臭剤をターンテーブルに乗せておくだけで、臭いを追放できます。
こんなこともお手のもの。電子レンジのエコ技お試しあれ!
電子レンジでスピード炊飯
〜炊飯器の早炊きコースより早いごはん炊き〜
ちょっとだけ炊くのがあまり得意ではない炊飯器くん。でも、ごはんは炊飯器で炊くものとお思いでしょうが、2人分や、ダイエット中だから少しだけというときも電子レンジが大活躍。ごはんを作る時間もエネルギーもムダなし!
■1カップの米でごはんを炊く
電子レンジ時間 17分
【材料】 2人分
米 1カップ(200ml)
水 1.3カップ(260ml)
【作り方】
1) 大きめの耐熱ガラスのボウルに、洗った米を入れ、水を注ぎ、端を開けてフタをする。
2) ターンテーブルの中央にボウルをおく。
3) 電子レンジ600Wで5分(500W6分)加熱。
沸とうしてきたら、弱(150〜200W)に切りかえて12分加熱。
4) とり出して、10分間蒸らしてでき上がり。
  電子レンジの電磁波は、お米に含まれる水分にも働きかけ、中からも加熱。ですから、お米をといで、すぐに加熱を始めてもふっくら炊けます。
1. お米をといだらすぐに炊飯開始
3. お米の外と中から効率よく加熱
4. 炊きあがったら、後は10分蒸らしてできあがり!
残りものもすてきにドライ
パセリなどをついつい冷蔵庫の中でひからびさせてしまったことは誰でもあるでしょう。そうなる一歩手前で、スパゲティやスープを引き立てるパセリのフレークを作ってみませんか。
■パセリフレーク
【材料】
パセリ(葉のみ) 3本分
【作り方】
1) 耐熱ボウルにパセリを入れて、ふんわりとラップをかける。
電子レンジ600W1分加熱。
2) とり出して、ふきんにつつんでキュッと絞って水分をとる。
3) 耐熱皿の端に2のパセリを並べる。
電子レンジ600W1分〜2分加熱。
4) 指でさわってシャリッとしたら、ポリ袋に移して細かくくだきそのまま冷凍。
1ヶ月は冷凍保存できます。
3. 重ならないようお皿に並べます
4. シャリッとなったら手で揉むようにくだきます
いかがでしたか。電子レンジは、時間も材料もエネルギーもセーブできる優れものですよね。みなさんも電子レンジの基本ルールやエコ技をマスターして、ムダのないお料理を楽しんでくださいね。

さて、次回は、かしこい冷凍保存の方法。村上流、手間をかけずに食品を長持ちさせるコツを伝授していただきます。調理に電子レンジも活用すれば、食品をムダなく使えて、しかも省エネルギーという、とてもエコ家事なお話です。どうぞ、ご期待ください。
村上 祥子
料理研究家・管理栄養士、福岡県生まれ。合理的なアイデアによる手早い調理法と豊富なレシピには定評がある。電子レンジクッキングの草分け的存在であり、食材を賢く保存するフリージングの「いろは」も主婦向け情報誌などで好評。関連著書も多数。

村上祥子さんの公式サイト「空飛ぶ料理研究家 村上祥子のホームページ」は
こちら→http://www.murakami-s.com/
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