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翻訳の仕事もなさっている佐光紀子さん。自然素材を使った家事を実践するきっかけとなったのは、8年ほど前、アメリカの環境活動家の方の著書『天使は清しき家に舞いおりる』という本の翻訳を依頼されたこと。
「当時はまだ、重曹やお酢を使う家事は一般的ではなかったので、誤訳をしてはいけないと、内容を実際に実験しながら訳していったんです。
最初に試したのが重曹です。油汚れにいいと書いてあったので、ガスレンジで試してみたら簡単にきれいになって。本には、素材を混ぜるなどの方法もいろいろ紹介されていたのですが、自分の生活に取り入れたのは、重曹やお酢といった、シンプルで簡単に続けられるものだけなんです。試してみて、簡単だったり安全だったりとメリットがないと続きませんからね。」
お友達には、面倒くさがりの佐光さんが8年も続けているのだから、よほど簡単なのねと言われるそうです。
「普通の洗剤はトイレ用、お風呂用など用途が決まっていて、いろいろ揃えなければなりません。でも自然素材だと、重曹、お酢、セッケンくらいで、それをどこにでも使える。重曹にクレンザーの効果があるとわかったら、シールのはがし跡に使ってみよう。それがうまくいったら、レンジのこびりつきに、お風呂場の汚れにも使ってみようと、いろいろ試していくのも面白いし、思った通り汚れを上手に落とせたらすごくうれしい気分になります。」
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