CO2削減
エコ家事入門
カリスマ料理研究家佐光紀子の
なるほど!手間なしクッキング
アメリカのサイトから、おばあちゃんの知恵を収集。
アメリカでは自然素材を使ったハウスキーピングはけっこう普通感覚だとか。
「日本も、おばあちゃんの知恵袋的なものが伝承されていたのだと思いますが、戦争でそれが切れてしまったのではと思います。アメリカは、そういう大きな社会変化を体験していないので文化の断絶がないようで、昔からのものを使っている人も多いんです。ですから、インターネットを使ってアメリカのサイトを見てみると、いろいろな情報がいっぱいあります。
特に大学の生協では、高校を卒業して親元を離れ、寮生活をしている学生のためのサイトで、パイプが詰まったらどうするかなど、様々な情報を提供しています。そういうところに、重曹などの自然素材が登場しています。エコだからというよりも、高校出たての子供たちでもできる簡単な家事の方法のひとつとなっているんです。」
アメリカでは重曹は広い用途に使われているとか。まずは、重曹でお掃除というのを試してみてもよさそうです。
「重曹は油汚れにおすすめです。カレーを作った鍋とか、さわりたくないガスレンジのベタベタなどに重曹をふりかけ、布やキッチンペーパーで拭き取るだけでいい。あとはセッケンをつけて洗うだけ。そうそう、茶しぶも重曹できれいに落ちます。素手で汚れ落としができるというのも重要ですよね。」
ナチュラル家事は、省エネ家事。
いまや、フロアの掃除は電気掃除機でというのが常識と思っていたら、佐光さんは昔ながらのホウキでお掃除。
「私のように掃除機をかけるのがイヤだと思っていらっしゃる方、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。掃除中の排気も気になるし、掃除機をかけ終わったら、そこで作業を完了したいのに、さらに掃除機を片付けなければならないなんて。それで、なんとかならないかと思ってホウキで掃いてみたら、なんだ、これでいいじゃないって。」
ジャスミンティーの茶ガラをまいてホウキではけば、香りもいいし、と佐光さん。
「洗濯物も、洗い終わったら干す前にたたんで重ねていく。そうすると、洗濯物の自重でシワが伸びるので、干した後のアイロン掛けの量がぐっと減るんです。たたんだ洗濯物を干すのなら、子供たちもラクだから手伝ってくれますし。」
ホウキなら、どこにでも掛けておけるし、ちょっと床を掃いてとお子さんにも頼みやすい。洗濯ものをたたんでおけば、お子さんが干してくれる。佐光さん流ナチュラル家事は、主婦の労力の省エネにもなりそうですね。
次回は、こうした簡単、安全、主婦がラクなナチュラル家事の具体的な方法を、お洗濯、お掃除と2回に分けてご紹介します。
佐光 紀子
アメリカのナチュラル家事に関心が強く、日本に自然素材を使ったクリーニングやランドリーを紹介。主な著書に「ナチュラル・クリーニング」「ナチュラル・ランドリー」(以上ブロンズ新社)、「毎日楽ちんナチュラル家事」(光文社)など。また、働く母親たちとホームページを作り、おしゃれで無理せずできるスタイリッシュ・エコ情報などを発信中。

佐光紀子さんの公式サイト「Katoko's Natural Life 」は
こちら→http://www.katoko.com/
佐光紀子さんからのプレゼント
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