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私たちが園芸をやったからって、自然環境はよくはならないですよね。でも、大いに園芸を楽しんでほしいんです。たとえば、絶滅に瀕している植物の事を知るより、自分が大切に育てている花が枯れてしまう方がショックです。生命は取り返しがつかないと実感できる。それを経験したら、見たことのない植物の命にまで思いを馳せることができるのではないかと。
私の場合、カブト虫などの昆虫を手の上で死なせてしまった体験があるので、今、カブト虫を育てる環境として里山や雑木林の管理まで広がっているわけです。園芸は、そういう大きなものを見るための小さな窓として、とても大切。それこそが園芸の役割だと思います。ですから、好きなものを育てて欲しい。枯れてしまったら悲しいけれど、だからこそ、自然界という大きなものにまで思いを馳せることができるのですから。
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