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エコ家事情報にうるさい雑誌の編集者が、じつは自分も やっている、おすすめのアイディアを毎月2回お届け! 気づいたときにはあなたもエコ家事達人!
シリーズ連載1 同時調理でスピードアップ
一つの鍋、フライパン、グリルで何品か同時に調理すれば、洗いものが減るうえに、 加熱時間も短縮できる! 朝、昼、晩のごはん作りに使えるワザをご紹介します。
オレンジページCooking『毎日楽うま! 夏おかず』を担当。忙しい毎日でもごはんは手作り派なので、スピード調理はおてのもの。
忙しい毎日のごはんは、パパッと手早く作りたいもの。特に夏の暑い日は、短時間で調理できるとうれしいですよね。時間や手間をかけないために、私がいつも気をつけているのが、調理法をまとめること。すなわち「同時調理」。調理の際に、ほかにゆでるものは? いっしょに焼けるものは? と考えるんです。まとめて加熱すると、鍋でゆでる場合は、あらためて湯を沸かす時間を短縮することができ、湯も無駄になりません。またフライパンやグリルで焼く場合なら、同時に何品も作ることができて、手間も半分以下に。調理時間がぐーんとスピードアップする「同時調理」。これからの季節におすすめですよ。
鍋に湯を沸かしたら、1種類だけゆでるなんてもったいない! 徹底的に使いまわしましょう。それぞれの食材のゆで時間を考え、時間差で鍋に入れるのがポイント。食材が少量のときや、先に引き上げたい場合は、万能こし器を使うと便利です。 たとえば、ポテトサラダを作るときは、じゃがいものほかにも下ゆでする材料がありますよね。そんなときは他の材料もいっしょにゆでてしまいましょう。マカロニサラダ、かぼちゃサラダなども同様に作ることができます。 また、パスタを作るときはたっぷりの湯を沸かしますが、その湯をちょっと拝借。先に野菜を万能こし器に入れてゆで、引き上げます。続けてパスタをゆでれば、一皿だけになりがちなパスタメニューに野菜のサブメニューをプラスすることができます。鍋の口径が広い場合は、同時にゆでても。 ちなみに、1種類だけ、しかも少量の食材をゆでるときには、電子レンジを使うと手間いらずで経済的。たとえば卵サンドに使うゆで卵も、1個だけなら電子レンジが便利です。ココットなど耐熱の器に卵を割り入れ、黄身の真ん中に箸で穴をあけ、水をふり、ラップをかけて30〜40秒加熱。フォークでつぶして調味すればOKです。
フライパンは口径が広いのが魅力。それを生かさない手はありません。汁けの出ないものであれば、2〜3種類はいっしょに焼くことができます。私のおすすめは、ミニホットドッグ。パンを焼くときはオーブントースター、という思い込みを捨て、フライパンでソーセージを焼く隣で、パンやキャベツも焼いてしまいます。おべんとうのおかずを作るときにも、この方法は大活躍。フライパンにおかずを並べていっしょに焼けば、忙しい朝のおべんとう作りもぐんとスピードアップします。どのメニューもふたをして弱火で熱し、ときどき様子をみながら焼くのがポイント。素材によって加熱時間が違うので、火が通ったものから順に取り出しましょう。
グリルは、魚を焼くだけでなくおつまみを作るのにもぴったり。同時に3〜4品、あっという間にできるんです。しかも油を使わないからとってもヘルシー! 汁けのあるものや、バター焼きなどにするものはアルミカップやアルミホイルにのせて焼きましょう。思ったよりもすぐに火が通るので、焦がさないように、こまめに様子をみるのがポイントです。フライパン同様、おべんとうのおかず作りにもおすすめです。
時間がないときに私がよく作るのが、冷蔵庫にあるものを加えていっしょ炊き上げる、炊飯器メニュー。なかでもおすすめは、「炊き込みご飯+蒸し鶏」です。炊飯器にといだ米と分量どおりの水、酒と塩各少々を加え(今回は残っていた桜えびもプラス)、鶏もも肉1枚、ねぎの青い部分、またはしょうがの皮をのせ、いっしょに炊き上げます。ご飯はうまみを吸い、鶏肉はふっくら。鶏肉を取り出し、ごはんには枝豆を加えて。鶏肉は食べやすく切り、野菜を添えて、エスニック風のたれをかければ、2品同時にでき上がり!
エコスタイルエッセンス「電子レンジ」 エネルギーの上手な使い方がわかるコーナー。野菜の下ごしらえというと、鍋でゆでるかたが多いと思いますが、じつは電子レンジの得意分野。手間もかからず、おまけにエネルギーの節約にもなるんです。
編集者・宮川 雑誌『オレンジページCooking』を担当。入社以来、料理ページひと筋のベテラン編集者。スピード調理や電子レンジクッキングなど、手早く、おいしくできる料理テーマを数多く手がける。自らも実践し、さまざまなアイディアを誌面に反映させている。