エコ家事情報にうるさい雑誌の編集者が、じつは自分も
やっている、おすすめのアイディアを毎月2回お届け!
気づいたときにはあなたもエコ家事達人!

シリーズ連載2 調理がぐんとラクに。手作り冷凍食品

ソースやおかずを冷凍しておけば、忙しい日のごはん作りがラクになること間違いなし!
材料を無駄にせず、調理スピードがアップするワザをご紹介します。

今回のナビゲーター

オレンジページCooking『毎日楽うま! 夏おかず』を担当。冷凍ワザを上手に取り入れ、忙しい毎日でも手作りごはんを実践している。

多めに作ったソースや残ったおかずは、ほんの少し
アレンジすれば、立派なおかずに変身します。

夏の暑い日や、忙しい日のごはんは、パパッと手早く準備したいもの。下ごしらえを一から始めるとどうしても時間がかかってしまいますが、ある程度調理したものがあれば、ごはん作りがぐんとラクになります。そこでおすすめしたいのが「手作り冷凍食品」。トマトソース、ホワイトソースなどのソース類や、ハンバーグ、から揚げなどのおかずを冷凍しておきましょう。ソースはパスタやグラタンに、おかずは、上手に解凍すればそのままはもちろん、ほんの少しのアレンジで残りものとは思えない豪華なおかずに変身! 今回は、私が自信を持っておすすめする、とっておきの冷凍ワザをご紹介します。

ソースは多めに作って冷凍→アレンジして幅広いメニューに

トマトソース、ホワイトソース、ミートソースなどの洋風のソースは、一度にたくさん作ったほうが味もよく、そのつど煮込む手間も省けて便利。これを冷凍しておくと、さまざまな料理にアレンジできます。 冷凍方法は簡単! トマトソースやミートソースなどは、一度に使いきれる100〜200gずつフリージングバッグに入れ、平らにして冷凍庫へ。ホワイトソースはメニューによって使う分量がまちまちなので、製氷皿に流し入れて冷凍するか、フリージングバッグに入れて薄〜くならして冷凍し、使うときに手で割って使います。 トマトソースはポークソテーやチキンソテーにかけるだけで豪華な一品に。ミートソースは、パスタだけでなく、肉そぼろの代わりに使って野菜と炒めると、ボリューム感のあるおかずになります。ホワイトソースは、グラタンだけでなく、カレーやビーフストロガノフなどの煮込み料理に最後にポンと加えればこくがアップ。どれもおいしさの目安は2〜3週間です。

製氷皿に入れて冷凍庫に入れ、凍ったら取り出しす 製氷皿に入れて冷凍庫に入れ、凍ったら取り出してキューブの状態のものをフリージングバッグに入れ、再び冷凍しておきます。
ホワイトソースのキューブを熱してベーコンを加え、ゆでたてのパスタにからめればカルボナーラに ビーフストロガノフのこく出しなら、4人分で4〜6個入れて
ホワイトソースのキューブを熱してベーコンを加え、ゆでたてのパスタにからめればカルボナーラに。2人分で3〜4個くらいが適量です。ビーフストロガノフのこく出しなら、4人分で4〜6個入れて。
残ったハンバーグは冷凍→別のおかずに変身させて

ハンバーグ、とんカツ、から揚げなどの人気のおかずは、作りすぎて余ることが多いもの。そんなときは、味が落ちないうちにすぐ冷凍! ハンバーグ、とんカツは1個ずつラップで包んでからフリージングバッグに入れ、から揚げはそのままフリージングバッグに重ならないように入れて冷凍しましょう。2〜3週間はおいしくいただけます。 温めなおしてそのまま食べてもいいのですが、できたてのおいしさにはかなわないので、別のおかずにアレンジするのがおすすめ。ハンバーグは一口大に切ってトマトソースと合わせてトマト煮に。とんカツはみそだれをからめて、みそカツどんぶりに。から揚げは玉ねぎ、セロリ、ピーマンと合わせて南蛮漬け風にするなど、さまざまなアレンジメニューを楽しむことができます。

ハンバーグは焼いてから冷凍するハンバーグは焼いてから冷凍したほうが、においがつきにくく、すぐ料理に使えます。冷凍・解凍が早くなるように薄めに形作るのがコツ。
ハンバーグを使って、沖縄風の炒めもの「チャンプルー」ハンバーグを使って、沖縄風の炒めもの「チャンプルー」に。一口大に切ったハンバーグをにら、もやしなどの野菜といっしょに炒め合わせ、砂糖としょうゆで調味します。
ちょっとだけ使う薬味類は、冷凍で常備がおすすめ

毎日のように使うにんにく、しょうが。どれも一度にたくさん使うものではないので、使いきれずに冷蔵庫に入れておいたら、そのまま忘れてしまった、ということも多いのでは。そんな無駄をなくすために、余ったものは即冷凍してしまいましょう。経済的にはもちろん、「ほんの少しだけあればいいのに」なんてときに大助かりします。にんにく、しょうがは、すぐ使えるようにまとめてすりおろす、またはフードプロセッサーでみじん切りにします。フリージングバッグに入れて、薄く平らに入れて冷凍。こうしておくと、使うときに手で必要な量だけパキッと折って使えます。

にんにく、しょうがは、すぐ使えるようにまとめてすりおろす フリージングバッグに入れて、薄く平らに入れて冷凍
厚さ2〜3mmにしておくと、簡単にパキッと折ることができます。残りはすぐに冷凍庫へ。おいしさの目安は3週間です。

にんにくはバターと混ぜ合わせ、「にんにくバター」にして冷凍するのもおすすめ。練ったバターににんにくのみじん切り、またはすりおろしを加えて混ぜ、ラップに包んで平らにし、冷凍します。あつあつのパスタやご飯にからめたり、ムニエルにのせたり、鶏肉の間にはさんで焼くなど、使いみちはいろいろ。ハーブを混ぜて「ハーブバター」、たらこを混ぜて「たらこバター」なども冷凍して常備しておけば、ささっとおしゃれなメニューができますよ。

宮川のクッキング上手へもう一歩!捨ててしまうのはもったいない、しょうがの皮もねぎの青い部分も、迷わず冷凍

ふだんは捨ててしまう、しょうがの皮やねぎの青い部分。肉の臭み消しや香りづけに重宝するので、ゆで豚や角煮、蒸し鶏などの調理には欠かせません。いざ使いたいとき冷蔵庫にない場合も多いので、私は迷わず冷凍しています。食材も無駄なく使えて、しかも料理がおいしくなるから、これはまさにエコでクッキング上手!

フリージングバッグにねぎの青い部分もしょうがもまとめて入れて冷凍庫へ フリージングバッグにねぎの青い部分もしょうがもまとめて入れて冷凍庫へ。調理するときも凍ったまま使います。
まだまだあるある!クッキングトピックス2

エコ家事入門「フリージングのエコ技」(村上祥子)
料理研究家の村上祥子さんに学ぶ、手間なしクッキングのコーナー。食材を無駄なく使いきるための冷凍保存方法を紹介しています。時間も食材もエネルギーも無駄にしない村上さんのアイディアは、今すぐ参考になることばかり。

ページをみる
プロフィール

編集者・宮川
雑誌『オレンジページCooking』を担当。入社以来、料理ページひと筋のベテラン編集者。スピード調理や電子レンジクッキングなど、手早く、おいしくできる料理テーマを数多く手がける。自らも実践し、さまざまなアイディアを誌面に反映させている。

次回は8月7日更新   夏を快適に過ごすアイディア1  涼しく眠るコツ
ページの先頭に戻る 『使える!エコ家事』一覧に戻る