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シリーズ連載1 効率よく部屋と体を温めるコツ
暖房に頼りがちになるこの季節。ちょっとした工夫を取り入れて、部屋も体も効率的に
温めましょう。暖房費の節約はもちろん、風邪予防にもつながるアイディアです。

扇風機を併用して

上にたまった暖かい空気をかき
混ぜると、暖房の効率UP!

寒さがますます厳しくなる季節。暖房で部屋を暖めても、顔がポッポッするだけで、足もとはいつまでたっても冷え冷えしている……、そんなこと、ありませんか? じつは、暖かい空気は比重が軽いので上のほうに、冷たい空気は下のほうにたまる特性が。効果的に部屋を暖めるには、この特性を踏まえた工夫をプラスするのが大切です。
エアコンを使っているなら送風口を下に向けるのが大前提。また、扇風機を併用して部屋の空気をかき混ぜ、上にたまった暖かい空気を下へ送るのもおすすめです。このとき、扇風機はチェストの上など高い位置に置くと、より効果的。また、カーテンをきちんとしめる、ラグを厚手のものにする、といった工夫をプラスするだけでも、冷気がカットでき、暖房費の節約にもつながりますよ。

今回のナビゲーター

雑誌『オレンジページ』で生活特集を担当する編集者。「最近は冷え症の人が急増中。『冷え対策』は一年を通じてのテーマになってきました。体が冷えると健康面でもいいことなし。日ごろから体の中から温める工夫を習慣づけたいですね」。

それでも肌寒さを感じるようなら、暖房を強める前に、ひざ掛けを。ふくらはぎは意外と冷えを感じやすい部分なので、前面だけでなく、ふくらはぎのほうまで回してガードしたほうが断然暖かさを感じられます。 やみくもに暖房の設定温度を上げるのではなく、暮らし方を見直して、効果的に部屋と体を温めたいですね。

ぬれたタオルをファンヒーターのそばにつるして

暖房が強すぎると、部屋が乾燥しやすく、ウィルスの増殖や風邪をまねく原因にもなります。設定温度は20℃までを目安にし、加湿器を併用しましょう。加湿器はできるだけ高いところに置き、比重の重い蒸気が高いところから下に落ちるようにすると、部屋全体がうるおいます。室内に洗濯物を干したり、ぬれたタオルをファンヒーターのそばにつるして、湿度を高めるのも効果的です(着火の危険性もあるので、干す位置には充分注意してください!)。

ひざ掛け

習慣づけたい! お風呂上がりのポカポカを持続させるコツ。

足先の冷え防止 足先の冷え防止
体を拭くときは足の指の間も忘れずに! 水けが残ったままにしておくと、気化熱によって体の熱を奪われ、冷えの原因になってしまいます。また、脱衣所が冷え冷えとするようなら、小さなヒーターなどを置いて、入浴前から暖めておくのも効果的。浴室との温度差を少なくすることで、体が急激に冷えるのを防ぐことができます。
寒い季節、体をしんから温めるのに欠かせないのがお風呂。上がったあともポカポカ感を持続させるためのアイディアを紹介します。まずは、冷え症で足先の血行が悪くなっている人にもおすすめの「シャワーマッサージ」。
1. 入浴して湯ぶねでゆっくり温まったあと、我慢できるぎりぎり(45℃くらい)の熱めのシャワーを、つま先にだけ集中的に20〜30秒当てます。足の甲には当たらないように注意。
2. 次に冷水を、やはりつま先にだけ、5〜10秒ほどかけます。これを計4〜5回繰り返し、最後は湯で終わります。
湯と水の温度差が刺激となり、自律神経が鍛えられ、血行を促進します。2〜3週間続けると、一日じゅう効果を感じられるようになる人も。毎日のお風呂タイムの習慣にしたいですよね。

入浴前は換気扇を止め、バスタブのふたを開けて、浴室の温度を上げておきましょう。蒸気で寒さを感じにくくなるうえ、心臓や血管に過度の負担がかかるのを防ぐことができます。最近増えている給湯式の場合は、お湯をためるとき最後だけシャワーで給湯しても浴室が暖まります。 洗髪中も、足先の冷え防止に、お湯をはった洗面器に足を入れながら。ちょっとしたことですが、全身が温まり、お風呂上がりもポカポカ。ボクもおすすめのアイディアです。

寝るときは首まわりを温めると全身ホカホカ。
風邪予防にもつながります。

夜が更けるにつれて寒さが増す寝室。つい暖房や電気毛布に頼ってしまいがちですが、その前にひと工夫。首まわりを温めてみてください。寒い戸外でマフラーを巻くと寒さがしのぎやすくなるように、首のあたりを温めるだけで、全身の温かさが違ってきます。
枕の首が当たる部分から、背中のあたりにかけて、厚手のバスタオルを四つ折りにして敷き、肩のあたりから入る冷気をシャットアウト。枕とふとんの間にすきまができてしまうときは、クッションなどを両肩のあたりに置き、掛けぶとんでカバーして調整するのも○。子どもならぬいぐるみを置くだけでも首まわりの冷えの予防になります。
首まわりを温める
扇風機を併用して また、寝る前には温かいドリンクを。ホットミルクなら、のどの粘膜をやさしく保護するビタミンAが豊富に含まれているため、風邪予防にもなります。リラックス効果もあり、熟睡しやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。 太ももの内側を温める
腰やおしり、太ももなど、骨盤まわりの冷えが気になる人は、太ももの内側を温めてみて。小さな湯たんぽをタオルに巻いて寝ると、下半身がポカポカしてきますよ。
鈴木のあったか上手へもう一歩!「手と足で握手」で血行改善!
ふだん、あまりさわることのない足指の間。ここを刺激すると血行改善に効果がある、ってご存じでしたか? 足と反対側の手とで握手する感覚で、足の指の間に手の指を入れ、ギュッギュッと握るのがポイントです。こうすることで冷えがちな足先の血液循環がよくなり、ポカポカに。冷え症対策にもってこいです。お風呂上がりなどにテレビを見ながら……など、ちょっとした合間に、あなたも続けてみては? 手と足で握手
まだまだあるある!エコトピックス1
暮らしのラボ「快適住まいの暖房術」
体感温度を上げるためのポイントのほか、最近増えている高気密住宅でも空気を汚さず暖められる電気暖房器具の魅力など、家ごとホットな空間にするための知恵がいっぱい。
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エコスタイルエッセンス「エアコン」
暖房の設定温度、1℃下げたら、電気代はどれくらいおトク? CO2はどれくらい削減できる? 暖房を使うことが多くなるこれからの季節に覚えておきたいポイント集!
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プロフィール

編集者・鈴木
雑誌『オレンジページ』の生活特集担当編集者。家事のことから健康ネタまで、生活まわりと名がつけば、何でも記事に仕立てる仕事人。それだけに豊富な雑学の持ち主でもある。そして、本人もかなりの寒がり。風邪をひかないよう、毎年あれこれ試しているそう。

次回は2月19日更新
冬を温かく乗り切る
暮らしの知恵2
身近な食材で、
体を中から温める
「エコ家事」は東京電力の登録商標です。
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