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シリーズ連載2 身近な食材で、体を中から温める
寒さを乗り切るためには、体の中から温まるような食習慣を心がけるのも大事。
効果的な食材の取り入れ方と、余り野菜で作る簡単入浴剤をご紹介!

体を温める食材といえば、やっぱり「しょうが」。
毎日取り入れて、体をポカポカに。

しょうが湯 薬味や風味づけとして、ふだん何気なく使っているしょうがには、じつは冷え症改善に役立つ効果がいっぱい。「体を温める」と同時に「余分な水分を出す」というすぐれた働きもあり、冷え症を根本から改善する食材としても注目されています。 1パック買うと使いきれなくて困りがちな食材でもありますが、この冬はいろんな料理に使いまわして、ポカポカで元気いっぱいになりましょう!
今回のナビゲーター

雑誌『オレンジページ』で生活特集を担当する編集者。「最近は冷え症の人が急増中。『冷え対策』は一年を通じてのテーマになってきました。体が冷えると健康面でもいいことなし。日ごろから体の中から温める工夫を習慣づけたいですね」。

冬のティータイムの定番にしたい、しょうが湯。同じく体を温める効果の高い黒砂糖と組み合わせて、ポカポカ度をアップさせましょう。作り方は簡単!
1.茶こしにしょうがのすりおろしを入れ、黒砂糖1かけを入れた湯のみにのせてお湯を注ぎます。
2.茶こしのしょうがを、スプーンでギュッと押して、汁を絞って入れます。よく混ぜていただきます。
しょうが入りみそ汁 しょうが入りみそ汁
毎日のみそ汁にもしょうがパワーをプラス。1人分、1かけ(親指大くらい)のしょうがをすりおろして加えるだけですが、ピリッと味がひきしまっておいしいうえに、驚くほど体が温まります。
しょうがご飯 しょうがご飯
ご飯を炊くときに、米1合に対してしょうがのせん切り1〜2かけ分を加えるだけ。水加減も普通でOKです。しょうがのいい香りがふわ〜っと広がります。
しょうが、ねぎ入りいり卵 しょうが、ねぎ入りいり卵
溶き卵に塩、こしょうと万能ねぎの小口切りを加えます。ごま油でしょうがのせん切りを炒め、香りが立ったら、卵液を流し入れます。ごま油、万能ねぎ、卵も、すべて体を温める効果のある食材です。
しょうが入り納豆 しょうが入り納豆
しょうゆや添付のたれを混ぜた納豆に、しょうがのすりおろしをのせて。辛子とはひと味違う、新鮮な風味が楽しめます。
このほかにも、炒めものやカレーに加えたり、冷ややっこや刺し身の薬味にしたり。定番料理に気軽に加えてみましょう!
ちなみに、しょうがはすりおろしたものがいちばん成分が抽出されやすく、ポカポカ効果が高まるといわれています。

しょうがが余って困ったときには、料理にすぐに使えるよう、下ごしらえをしてから冷凍を!
せん切りの場合はトレーに広げ、水分を少しとばしてから冷凍するのが、いたみにくくておすすめ。すりおろしはラップではさみ、平らにして冷凍。使うときは、必要量だけ手で折って。下ごしらえがめんどうなときは皮をむいてラップで包み、まるごと冷凍しておきましょう。凍ったまますりおろせば、汁ものや煮ものなどに活躍します。
下ごしらえをしてから冷凍

捨てるだけ……の野菜の葉や皮などを利用して。
体にやさしい入浴剤を作ろう!

昔ながらのおばあちゃんの知恵に、野菜など身近な素材で作る入浴剤があります。あらためて試してみると、これが意外とポッカポカ。しかも特別なものを用意しなくてもいいどころか、今まで捨てていたような部分も有効活用できて、エコな魅力も! 毎日の料理で余ってしまった野菜も、ぜひいっしょにお風呂に連れていってみてください。
肩こりをやわらげる効果もあり
大根の葉 大根の葉
大根1本分の葉を洗ってからハンガーなどにつるし、昼は天日干し、夜は屋内で乾燥させます。約1週間してほぼ乾けばOKですが、乾燥させればさせるほど、効果が出ます。乾燥した葉を粗めに切って、ガーゼなどに包み、湯ぶねに入れるだけ。古くから漢方薬としても重宝され、代謝を促進して血行をよくする効果があります。葉を切らずにそのまま肩にのせて温めても。
疲労を回復、温まって、元気もりもり
にんにく・みかんの皮 にんにく・みかんの皮
みかんの皮3個分をざるなどに並べ、室内の日の当たるところで約1週間乾燥させます。にんにく1かけを薄く切ります。にんにくとみかんの皮を、それぞれガーゼなどに包んで湯ぶねへ。にんにくを包んだガーゼは、止水栓についたチェーンなどにとめてお湯の中に沈めておくと、においが気になりません。にんにくは体を温めると同時に、疲労回復に効果があります。みかんの皮も、血行をよくして体を温めます。
ねぎのにおいが神経を休めてリラックス
ねぎ・ゆず ねぎ・ゆず
ねぎの青い部分3本分を長さ約5cmに切り、さらに縦4つに切ります。ガーゼなどに包んで湯ぶねに入れ、湯の中でガーゼごとよくもみます。ゆず1個は横半分に切ってそのまま湯ぶねへ。鍋料理などで絞ったあとの皮でもOKです。ねぎは体を温めるうえ、においの成分が神経を静める効果が、ゆずは果皮や果実の油分が湯に溶けて皮膚を刺激し、体を温めます。
体の血のめぐりがよくなって、発汗作用バツグン
しょうが しょうが
ポカポカ食材・しょうがはお風呂に入れても効果大! 1個を皮ごとすりおろし、ガーゼなどに包んで湯ぶねに入れ、お湯の中でよくもみます。すりおろしたときに出た汁も忘れずに入れて。しょうがのにおいや辛みには、血液の循環をよくする効果があるので、体が温まり、発汗を促します。
ぴりぴりと皮膚を刺激して、体の外側から血行を促進
赤唐辛子 赤唐辛子
赤唐辛子3本は粗く輪切りにします。ガーゼに種ごと包んで湯ぶねに入れ、ガーゼをお湯の中で振ります。直接手でもむと手がぴりぴりするので注意。肌の弱い人は、まず1〜2本から始めて、様子をみて増やすようにしましょう。
どれもよく温まりますが、その効果には個人差があり、適量にも差があります。今回ご紹介した量はあくまでも目安なので、肌が弱い人は、少量から始めて、様子をみてください。湯ぶねの大きさによっても適量は変わるので、いろいろ試して自分にぴったりの量を見つけましょう。 古ストッキングや野菜ネットに入れてお風呂へ!
入浴剤を入れるものは、市販のお茶用パックや野菜が入っていたネット、伝線したストッキングでもOK。入浴剤は、あらかじめお風呂に入れてから湯をはるようにします。
古ストッキングや野菜ネットに入れてお風呂へ!
鈴木のあったか上手へもう一歩!ハーブで作る、ぽかぽかインソール
ぽかぽかインソール 特有の辛味成分が肌を刺激し、体を温める効果のある唐辛子。触れているだけでも保温効果が得られるので、唐辛子を靴の中に入れておくと、足が冷えないといわれているほどです(そのまま入れると刺激が強すぎるので、布などで包む必要がありますが……)。
そこで今回は、唐辛子のなかでもいちばん辛みが強いといわれる南米産のカイエンペッパーと、殺菌・消臭効果のあるラベンダーで作る、ルームシューズ用のインソールの作り方をご紹介します。足裏が温まると、体が少しずつポカポカと温まってきますよ。冷え症の人やしもやけになりやすい人にとくにおすすめです。天然のおだやかな香りもいい感じ!
基本の材料(1足分)
カイエンペッパー……6本
コットン生地(10cm四方のもの)……4枚
ラベンダー(ドライ)……小さじ1
コットン……適宜
※カイエンペッパーは粉末ではなく、ホール状のものを使用。赤唐辛子でも代用できます。
1 カイエンペッパーは粗みじんに切る。ルームシューズを厚紙に置いて、足先の形を写して型紙を作り、縫いしろ5mmをプラスして、生地を型紙に合わせてカットする。 2 生地2枚を外表に重ね、口の部分を3cm残して5mm内側を縫う。コットンで、カットしたカイエンペッパー(種ごと)とラベンダーを包んで入れ、平らにならして口を縫い閉じる。ルームシューズの足先に、両面テープで接着する。
まだまだあるある!エコトピックス2
CO2削減 エコレシピ「鮭の湯豆腐 たっぷりネギだれ」
体を内側から温める働きがあるねぎをたっぷり使った、なぎら健壱さんのレシピ。加熱時間を短縮できる、鍋料理の野菜の切り方は一見の価値あり!
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美肌レシピ-キレイ☆レシピ
「冷え性撃退! からだの中からポッカポカ!」

しょうがやねぎ以外にも、血行を促進し、体を温める食材はいろいろ。この季節、とくに積極的にとりたい食材とその効果、簡単レシピを紹介します。
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プロフィール

編集者・鈴木
雑誌『オレンジページ』の生活特集担当編集者。家事のことから健康ネタまで、生活まわりと名がつけば、何でも記事に仕立てる仕事人。それだけに豊富な雑学の持ち主でもある。そして、本人もかなりの寒がり。風邪をひかないよう、毎年あれこれ試しているそう。

次回は3月5日更新
春のお部屋、快適化宣言1
効果的に使えてる?
空気清浄器
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