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Vol.10 食事の後片づけ
料理をするのはいいけど、後片づけは面倒で嫌い。そんな理由で、自炊を敬遠してしまいがちなあなたに、後片づけを楽にするコツをご紹介。さらにエコ家事的な、後片づけグッズや洗剤の選び方、使い方などもアドバイスします。
洗い物を減らすコツは、たとえ小さな調理道具でも洗わないで済む手順を考えることです。例えば包丁。野菜を切ってから油分の多い肉などを切れば、洗う回数は1回。また、計量スプーンでも、始めに塩や砂糖などの顆粒(粉)の調味料を計り、次にしょう油などの液体調味料を計れば、途中で洗わずに使い回せます。また1つの鍋でいくつかの材料をゆでるときも、あくの出るものをあとにするなど、手順しだいで鍋を洗うのは1回で済みます。例えば豚しゃぶサラダ。先ににんじんやもやし、キャベツなどをそれぞれシャキシャキ感が残るようにゆで、あとからあくの出る豚肉をゆでます。こういった小さな積み重ねが、面倒な洗い物を減らすコツです。
料理を作り終わったとき、シンクの中が鍋やフライパンで山積みなんて経験ありませんか?なるべく1つの鍋で調理する工夫をしましょう。例えば若者に人気のナポリタン。深めのフライパンでパスタをゆで、ゆで上がったパスタを盛り付け用の皿にいったん取っておきます。あいたフライパンに油をひきベーコンやピーマン、たまねぎなどをいため、さきほどのパスタもフライパンに戻し、トマトソースで味付けすれば出来上がり!これで、洗う手間は一度だけですね。
また葉野菜などは手でちぎったり、キッチンばさみで刻んだりすれば、包丁やまな板を汚さずに済みますし、匂いが残りやすい肉や魚を切るときに、まな板の代わりに牛乳パックを開いたものを使えば、さっと水洗いしてそのまま資源ゴミへ。賢い使い回しや、代用品の利用でエコ家事を実践してみましょう。
大皿1枚に作った料理をすべて盛り付けてしまえば、見た目はちょっとおしゃれなカフェ気分。なにより、お皿1枚で済んでしまうので洗い物が格段に少なくなります。また、お皿に残ったソースなども最後にパンでぬぐって食べれば、汚れを落とす手間を減らせます。ちょっと行儀が悪いようでも家でひとりの食事のときには、残さずおいしく食べられて洗い物も楽になるなんて、一石二鳥!?
リメイククッキング
アレンジしやすい料理を、まとめて作り置きしておくのもオススメです。例えば、ハンバーグを少し多めに作って焼いておき、一度に食べない分を保存します。それを、細かく刻んでトマトケチャップとコンソメスープを加えて煮込めば簡単ミートソースに。崩して卵で包むように焼けば、ミートオムレツに。食材を使い回して無駄なく使える、リメイククッキングは、料理のバリエーションを広げ、エネルギーと時間の無駄を省くエコ家事的調理術です。調理器具や食器、油ものとそうでないものを重ねてしまうと、全部が油ギトギトということになり洗い物の手間が倍増してしまいます。シンクの中で重ならないように、左右に分けておきましょう。
汚れの強い油ものは、キッチンスクレーパーやスパチュラなどのヘラで汚れをかき集め、新聞紙やボロ布でさっとふいてから洗えば、洗剤や水の節約になります。ヘラの代わりに、使用済みのプリペイドカードや牛乳パックを手ごろな大きさに切ったものでも代用することができます。お皿に残ったソースや汁気もふき取ってから洗いましょう。汚れを落とすのがグンと楽になるのと同時に、排水の汚染も抑えられるので、とってもエコロジー。
汚れの軽いものは洗剤を使わなくてもアクリル100%の毛糸を使って編んだ「アクリルたわし」で洗えば、十分汚れを落とすことができます。グラスは洗剤で洗うよりピカピカになるし、すすぎもさっと水に流すだけでOK。
もうひとつ洗剤を使わない方法として、めんのゆで汁や米のとぎ汁を使うという方法があります。小麦粉には油を吸着する効果、米ぬかには油を緩みやすくする効果があるので、軽い油汚れなら十分落とすことができます。 アクリルたわし キッチンスクレーパーとスパチュラ蛇口はこまめに締めて
水道の蛇口を開きっぱなしていると1分間に12リットルもの水が流れ出ます。食器洗いのとき、水の流しっぱなしはやめて洗いおけを活用しましょう。ため洗いすることで食器全体に水がいきわたり、少ない水量でキレイに洗い上げることができます。
台所用洗剤などには、薄めて使う目安がパッケージに記載されています。泡立ちと洗浄力は必ずしも比例せず、濃ければよく落ちるというものではありません。濃いままの洗剤を使うと、すすぎにも多くの水が必要になり手荒れも心配です。できるだけ環境に配慮した植物成分の洗剤を選び、高濃度タイプなら、目安にしたがって薄めて使いましょう。
キッチンのスペースに余裕があるならば、食洗機を備えるのも良いでしょう。最近ではひとり暮らしでも使えるコンパクトタイプの製品もあり、洗い物の手間を省き、節水、洗剤の使用量を減らすことなどを考えると、オススメです。
地球に優しい後片づけ
河川への汚れの原因の1位は家庭排水です。例えばみそ汁1杯を排水口に流した場合、その水を魚が住める水質に戻すためには浴槽約4.3杯分(約1,300L)ものキレイな水が必要だといわれています。何度も水で研ぐ必要がない「無洗米」は、家事を楽にするだけでなく、水資源の節約にもなるエコアイテム。後片づけを楽にする工夫は、自分だけでなく地球に優しいエコ家事につながるのです。
地球に優しい食器の洗い方
洗剤も水も最小限で済む、賢い洗い方をレクチャー。 http://www.tepore.com/co2diet/ecokaji2/20061016/index.htm くらしのラボ 食洗機の紹介 食洗機を使って、上手に節水。 http://www.tepco-switch.com/life/labo/select/06_dishwash/index-j.html 「エコ家事」は東京電力の登録商標です。
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