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Vol.11 住まいの衣替え
空高くさわやかな季節。でも日が暮れるのも早くなり、急な寒さにぶるっと震える日も出てきました。そこで、夏の間活躍してくれたアイテムの片づけ方や家電製品のお手入れ方法、暖かく冬を過ごすためのお部屋の準備をアドバイスします。
簾(すだれ)・葦簀(よしず)の片づけ方
夏の間、強い日差しを遮ってくれた簾や葦簀はほこりで汚れているので、しっかり手入れをしてからしまうのが長く使うためのコツ。多少の日焼けや退色があっても、内部からのカビ汚れや、糸が極端に緩んで型崩れを起こしていなければ次のシーズンも十分使えます。ただし素材によって手入れ方法が違うので注意が必要です。天津葦(てんしんよし)などの素材は、水にぬれると糸が緩んで型崩れすることがありますから、糸を避けるように目の流れに沿ってぬれたぞうきんで優しくふいてください。ハギや竹素材は水で丸洗いすることができるので、浴室掃除用などのブラシで目に沿って水洗いします。 表面汚れを落としたら、どちらも1〜2時間日に当て、さらに3〜4時間陰干しをします。湿気が残っているとカビの発生につながるので、完全に乾かしてから新聞紙と一緒にクルクル巻いて、湿気の少ない場所に保管しましょう。 茣蓙(ござ)の片づけ方
茣蓙はいぐさで織られているものなら、畳と同じ方法でお手入れできます。バケツ1杯の水に大さじ2の酢を入れた中でぞうきんを固く絞り、目に沿ってふけば汚れが取れ、カビ防止にもなります。汚れを落としたあとは、これも簾や葦簀と同じように完全に乾かしてから、新聞紙と一緒に巻いて湿気の少ない場所に保管しましょう。
夏用寝具の片づけ方
タオルケットや綿毛布の主な汚れ原因は汗や皮脂などの水溶性汚れ。シミになりやすいので必ず洗濯をしてから片づけましょう。バスタブで残り湯を使って全体を踏み洗いしてみましょう。その後洗濯機に移してすすぎと脱水をすれば節水になります。首の当たる部分などに汚れが目立つ場合は、あらかじめつまみ洗いをしておけば汚れ落ちもぐんと良くなります。 夏布団で内綿が合成繊維ならば同じように家庭で洗えるものがあります。一度ラベル表示を確認してみましょう。 また、こうした“大物”は乾きが遅いのが難点です。対角線に折って三角形になるように干すと、水滴が頂点に集まり水切れが良くなって、乾きが早くなります。 枕のお手入れ
枕も汗をたっぷり吸っているのでお手入れを忘れずに。枕カバーはまめに洗い、枕本体は干して手入れをしましょう。ポリエステル綿やそばがら素材のものは日干しが向いていますが羽毛や低反発ウレタン素材は陰干しが適しています。またパイプ素材は洗濯も可能です。ラベル表示の注意書きに従ってください。
夏用カーテンを洗濯する
夏用カーテンを洗う場合にもお風呂の残り湯を使った踏み洗いがオススメ。50リットルの残り湯に対して使用目安の半分量の洗剤と、重曹を1/2カップ程度(湯のみで半分くらい)を加えて洗えば、洗剤を節約しながら重曹の消臭効果でカーテンに付いたにおいも落とすことができます。白いレースのカーテンには、水5〜6リットルに対し酢カップ1/2と塩大さじ1を加え、半日ほど漬け込んでからすすげば洗剤を使わなくても真っ白キレイに。脱水後、そのままカーテンレールにつるせば乾いてしまいます。
押入れやクローゼットは、湿気がこもりやすく、カビにとっては居心地がいい環境です。天気の良い日は掃除日和。大切な衣類や布団を守るために、収納スペースの徹底掃除をしましょう。
収納スペースの基本掃除
まず、収納スペースの中に入っていたものをすべて出し、掃除機でほこりを取り除きます。コーナーにはほこりがたまりやすいので重点的に。ほこりが取れたら、固く絞ったぞうきん、乾いたぞうきんの順でふき掃除をし、十分に中を乾燥させます。このとき、扇風機で風を送り込むと手早く乾かすことができます。仕上げにエタノールをスプレーしておけばカビ防止に効果的です。 スノコを活用して湿気をカット
このとき、スノコの下に新聞紙を敷き、スノコと壁の透き間に新聞紙を筒状に丸めたものを差し込んでおけば、新聞紙が湿気を吸い取ってくれるので、さらに除湿効果アップ! 新聞紙を敷いて除湿&防虫対策
押入れや衣類をしまう引き出しの中に新聞紙を敷いておくと、衣類に付く虫が新聞紙のインクのにおいを嫌うため、防虫効果が期待できます。湿気を吸うとインク落ちの可能性があるので、新聞紙の上には、ワイシャツを買ったときに台紙代わりに挟まれている薄いハトロン紙を重ねて敷いておくことをオススメします。新聞紙を触ってシトッと感じたら取り替えサイン。吸った湿気が衣類に移らないよう、新聞紙を取り替えるようにしましょう。 防虫剤もエコロジーなものを
防虫剤を使う場合には、化学薬品で作られたものではなく、くすのきから作られている防虫アイテムがオススメ。くすのきは昔から「しょうのうの木」として知られてきました。その油脂の香りには強い防虫効果があり、同時にハッカのような香りで気分をすっきりさせる鎮静作用もあります。環境にも身体にも優しくて安心な自然のチカラで虫を撃退しましょう。
扇風機を分解掃除
扇風機を隅々までキレイにするには、洗いやすいパーツに分解してしまうのがオススメ。扇風機のコンセントを抜き、羽カバーと羽を外してお風呂場へ。重曹水をスポンジにスプレーしてこすり洗いをすればキレイになります。羽カバーの網目は使い古しの歯ブラシを使えば、細かい部分まで簡単に落とせます。見落としがちなのが、ほこりがたまりやすい吸い込み口やモーター付近。モーターカバーの取り外しができるのであれば外して、ふき掃除をしておきましょう。 扇風機は出しっぱなしに!
扇風機はメンテナンスが終わっても、片づけないでそのまま出しておいてください。夏のものと思われがちですが、冬にも扇風機を上に向けて回せば、室内の上部にたまった温かい空気が足もとに下りてきます。室温を一定にすることによって快適に過ごせ、省エネにもなります。 エアコンフィルターの掃除
ゴミ袋に水と中性洗剤を規定量より薄めに入れ、そこに取り外したプレフィルターを浸して振り洗いすれば大抵の汚れは落ちます。仕上げに水で洗い流し、陰干しして十分乾かしてからエアコンへ戻しましょう。 空気清浄機も、商品によって構造はさまざまですが、水洗いできるフィルターがありますので、取扱説明書に従ってお手入れしてください。 ※エアコンや空気清浄機内部の洗浄は高い専門知識が必要です。フィルター以外の掃除は専門家に相談しましょう。 ホットカーペットのダニを退治
まず、陰干しで十分乾燥させ、ホットカーペットを空運転しダニを駆除します。ダニは50度以上が20分間続くと死滅するといわれています。ダニ駆除機能付きの商品もありますので、取扱説明書に従って使用してください。そのあと掃除機で縦・横に「十字がけ」。2方向から吸い込むことで、繊維にからまったほこりやダニの死がいも取りやすくなります。ゆっくり丁寧にかけるのが理想的、1平方メートルあたり20秒ぐらいが目安です。 厚手のカーテンに取り替える
冬に備えて厚手のカーテンと取り替えましょう。厚手のカーテンは、生地の織り目が空気の層を作り、部屋の熱は逃がさず外の冷気は中に入りにくくするため防寒効果があります。レースカーテンとの二重使いにすれば、さらに保温性はアップします。また冬場のカーテンを暖色系にすると、交感神経を活性化し体温が高くなるともいわれています。
防虫剤のにおい取り
冬服に衣替えしたとき気になるのが防虫剤のにおい。衣類に風を通しにおいを取りましょう。急いでいるときにオススメなのが、衣類の上にぬるま湯でぬらしたタオルを当て、その上からアイロンをかける方法です。蒸気と熱がにおいを気化させてタオルに移し同時にしわも取れてまさに一石二鳥です。
冬布団を出したら
空気が乾燥している朝10時から昼の2時ぐらいの間に干して、ふっくらさせましょう。綿布団は、日当たりの良い場所で片面1時間半ずつ干します。羽毛や羊毛は直射日光に当てると素材を痛めてしまうので風通しの良い場所で陰干しするといいでしょう。布団たたきなどで必要以上に強くたたくと、綿や羽の繊維がつぶれてしまい、弾力性がなくなり保温力まで低下してしまいます。表面のほこりを軽く払う程度にしましょう。こたつ布団やカバーなども、使う前には一度干しておきましょう。
使える!エコ家事 電気製品まわりの大掃除
省エネ効果も期待できる電化製品のお掃除をご紹介! http://www.tepore.com/co2diet/ecokaji2/20061204/index.htm くらしのラボ 快適すまいの暖房術 快適生活をおくるための暖房術をご紹介! http://www.tepco-switch.com/life/labo/comfortable/vol6/index-j.html 「エコ家事」は東京電力の登録商標です。
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