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99年夏、ラオのルアンパバンを訪ねた。 古い寺が点在し、その色使いは独特だ。町全体が世界遺産に指定されているが、当時一般旅行者が入国を許されて間もなく、日本語のガイドブックもなかった。
鮮烈な赤が印象的な寺。
ある日、ラオの伝統的な紙漉を復活させたというギャラリーを訪ね、オーナーであるタイ出身のドイツ人Oと会った。Oはルアンパバンを訪れた時、即座にイタリアの家を引き払い移住することを決めたという。ラオ紙を使って照明や小物を作って販売する他、メコンの水草を加工した伝統食カイペンをカリフォルニアや香港に輸出も始めた。ルアンパバンの情報発信基地として、次には郷土料理の教室も作ろうと計画中だ。
Oの作品。折り畳むことができるので、旅のおみやげにも便利。中に照明をいれると 模様が浮き上がる。
Royal Palace Museum
ラオでは、これにビーフンが入った麺(ベトナムのフォーをイメージしてくれればいいです)を朝によく食べます。実際には、麺のボールの他にお皿いっぱいのさまざまなハーブがついてきて、客はそれを好きなだけ入れて食べるのです。ルアンパバンのウォータークレスは特に有名。ハーブ好きな私はどっさり麺にのせて食べ、朝から至福を味わったのですが…。実はその後、半日腹痛で起き上がれなくなってしまったのです。屋台大好き、生野菜でも生肉でもどこででも食べてしまう鉄の胃袋を持つはずの私としたことが、これは初めての経験。でも午後からはまた復活しておいしいものを探して歩いたのは言うまでもありません。