宗像伸子の食べてナットク!元気ごはん
第07回 卵はコレステロール値が高くなる?2008年05月22日
 
男性 ::: 質問
卵を食べるとコレステロール値が高くなるというのは本当ですか?
::: 答え
心配御無用!『卵(鶏卵)』は毎日食べたい栄養満点の食品です。

和洋中どんな料理にも合う卵。多くの方に好まれる食品の一つだと思います。
一時期、「卵を食べるとコレステロール値が上がる」と敬遠されることがありましたが、一概にそうとは言えません。それは、コレステロールは健康の敵ではなく、生命維持のためになくてはならないものだからです。
卵黄に含まれているレシチンという成分には、細胞の中からコレステロールを取り除く酵素の作用を助け、血管壁にこびりついたコレステロールを除去して血管の若さを保ち、動脈硬化を防ぐ効果があります。

しかし、体に良いといっても食べすぎは良くありません。食事から摂る1日のコレステロール適正量は、成人男性で750mg未満、成人女性で600mg未満と言われています。卵1個には約200〜250mgのコレステロールが含まれていますので、コレステロール値の正常な成人であれば、1日1〜2個程度ならば、健康を損なう心配はありません。
※ふだんからコレステロール値の高い方、アレルギーがある方などは摂取に制限がありますので、医師の指示に従ってください。

卵は、人が体内で合成することのできない必須アミノ酸9種類をバランスよく含んだ理想的な食品です。食物繊維やビタミンC以外は、栄養的にもほぼパーフェクト。
こんなに栄養満点で、料理のバリエーションが豊富、さらに価格もリーズナブルなうれしい食品を使わない手はありません。
たとえば、朝食に卵を1個食べるようにすると、無理なく毎日食べる習慣をつけることができると思います。和食ならば納豆や青菜のおひたしとの組み合わせ、洋食ならば野菜と一緒にオムレツなどにすると、卵に不足している食物繊維やビタミンCも補えて、栄養バランスが良くなり、ハツラツとした朝をスタートできるでしょう。

 
効果的な食材

卵(鶏卵) 卵(鶏卵)
良質なたんぱく質、脂質、カルシウム、ミネラル、ビタミンA、B1、B2、D、Eなどをバランスよく豊富に含んだ、とても栄養価が高い食品です。
納豆 納豆
グルタミン酸による独自の旨みがあり、良質のたんぱく質、ビタミンB2、食物繊維が豊富。大豆加工製品の中では約90%とトップの消化率。納豆のネバネバの中に血栓を溶かす酵素ナットウキナーゼを含みます。
 
TEPOREレシピ
TEPOREからオススメ食材を使った元気ごはんレシピを紹介します
トマトとエシャロットの卵炒め
トマトとエシャロットの卵炒め
エシャロットの香りが食欲をそそります。
ビタミンCが豊富なトマトと組み合わせた洋風の炒めものです。
ジューシーなトマトがおいしい一品。
豚肉とごぼうの玉子とじ
豚肉とごぼうの玉子とじ
豚肉の旨みとごぼうの香りが調和した逸品。
食物繊維たっぷりのごぼうを卵でとじて。
栄養バランスも理想的です。
ふんわりかに玉
ふんわりかに玉
みんなが好きな中華の定番。
かにの旨みがつまったふわふわの卵にトロけるあんがほっとする味。
POINTかにはコレステロール値を下げるタウリンを豊富に含んでいます。
五色卵
五色卵
野菜たっぷりのボリュームある卵焼き。
卵焼鍋で作る、彩りがきれいな厚焼き卵です。
にんじん、いんげんでビタミンCも補充できます。
宗像伸子プロフィール
(有)ヘルスプランニング・ムナカタ主宰。
女子栄養短期大学専攻科卒・管理栄養士。山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務。
帝国クリニック栄養コンサルタントや三井住友銀行大手町健康開発センター栄養コンサルタントなども務める。正しい食生活のあり方を中心に講演を行い、各方面で活躍中。
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