宗像伸子の食べてナットク!元気ごはん
第08回 スタミナを強化する野菜は?2008年05月29日
 
男性 ::: 質問
もっとスタミナをつけるには、何を食べれば良いでしょうか?
::: 答え
新陳代謝を活発にして、疲労回復を助ける『グリーンアスパラガス』でパワーをつけましょう。

みずみずしい色とほろ苦さが魅力のグリーンアスパラガス。
グリーンアスパラガスは、たんぱく質、ビタミン、ミネラルを含み、さらにアミノ酸の一種であるアスパラギン酸を持つのが大きな特徴です。
このアスパラギン酸には、細胞を活性化させて新陳代謝を促し、疲労回復を助ける作用があるので、スタミナの強化につながります。
市販されている滋養強壮剤などにも配合されていることが多く、これらを飲むと力がわいてきて疲れが解消される理由の一つは、アスパラギン酸のおかげなのです。

また、グリーンアスパラガスにはグルタチオン(GSH)という成分も多く含まれています。
グルタチオンは強い抗酸化作用を持っていて、体内の細胞の酸化を抑え、神経細胞の機能を高める働きがあるので、老化と深くかかわる物質として注目されています。グルタチオンは人の体内でも生成されますが、加齢とともに作られにくくなってしまうので、老化防止のためにも積極的に摂りたい成分です。

グリーンアスパラガスはさっとゆでて調理することが多いと思いますが、ビタミンCは水に溶けやすい性質があります。じかに焼いたり、揚げ物にしたりするほうが、ビタミンCの流出を防いで栄養を無駄なく摂取することができますよ。
例えば、グリーンアスパラガスのシャキッとした食感を生かして赤ピーマンと一緒にさっと油で炒めると、彩りの良い炒め物になりますし、油と一緒に摂ることで緑黄色野菜に多く含まれるカロテンの吸収率がぐんとアップします。

 
効果的な食材

グリーンアスパラガス グリーンアスパラガス
代謝を高め、疲労を回復させる作用のあるアスパラギン酸というアミノ酸を豊富に含むのが特徴。
栽培法の違いにより、グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスがありますが、グリーンアスパラガスのほうが、カロテン、ビタミンCの含有量は圧倒的に優れています。
赤ピーマン 赤ピーマン
とうがらしの仲間で、熟成するにつれて色素成分のカプサンチンが増えて赤い色に変わります。未熟の緑ピーマンに比べ、完熟の赤ピーマンのカロテン含有量は2倍以上です。
 
TEPOREレシピ
TEPOREからオススメ食材を使った元気ごはんレシピを紹介します
アスパラガスとイカの炒め物
アスパラガスとイカの炒め物
アスパラとイカの歯応えが楽しめます。
シャキッとしたグリーンアスパラガスとプリッとしたイカの食感が楽しい、
緑と白の彩りがさわやかな中華風の炒め物です。
やわらか豚肉のトマト煮弁当
やわらか豚肉のトマト煮弁当
時間がたってもやわらか〜い。
冷めてもおいしいので、お弁当にもピッタリなおかずです。
パイナップルと肉を一緒に調理すると肉が柔らかく仕上がります。
アスパラガスの辛味噌和え
アスパラガスの辛味噌和え
ピリッと辛い味噌の味に、はしがすすみます。
コチュジャン+味噌のマイルドな辛さがあとをひきます。
もう一品欲しいときなど、手早く作れるのでオススメです。
豚巻きアスパラの姿揚げ
豚巻きアスパラの姿揚げ
丸ごと揚げて、おもてなしに使える一品に。
相性の良い豚肉で巻いて丸ごと揚げれば、見た目も豪華。
POINT揚げることでビタミンCの流出を防ぎます。
宗像伸子プロフィール
(有)ヘルスプランニング・ムナカタ主宰。
女子栄養短期大学専攻科卒・管理栄養士。山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務。
帝国クリニック栄養コンサルタントや三井住友銀行大手町健康開発センター栄養コンサルタントなども務める。正しい食生活のあり方を中心に講演を行い、各方面で活躍中。
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