宗像伸子の食べてナットク!元気ごはん
第22回 胃もたれを解消する食材は?2008年09月04日
 
男性 ::: 質問
食べた物が胃の中にいつまでも残っている感じがします。胃もたれを解消する食材を教えてください。
::: 答え
胃の調子を整えるには『キャベツ』がオススメです。

食べ過ぎや飲み過ぎ、ストレスなどの影響がストレートに出やすい、胃のトラブル。
今回は胃の調子を整える効果のある「キャベツ」についてお話ししましょう。

キャベツは一年中手に入りやすく、調理のバリエーションも広いので、食べる機会が多い野菜の一つではないでしょうか。
キャベツにはビタミンUという特殊な成分が含まれていて、このビタミンが胃の調子を整える救世主なのです。
ビタミンUの「U」は、unlcer:潰瘍(かいよう)の頭文字を取ったもので、胃かいようや十二指腸かいようの修復や、胃酸過多による胸のむかつきなど、胃のトラブルを解消する効果があることがわかっています。
ビタミンUと言うと、聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれません。
ビタミンUの別名は「キャベジン」。皆さん、この名前なら聞いたことがあるのではないでしょうか。
その名の通り、キャベツの中から発見されたことから、この名前がつけられました。市販の胃腸薬の成分に用いられていることでも知られています。

キャベツは丸ごと購入すると、なかなか一度には使い切れないですよね。そこで、キャベツを新鮮に長く保存できる方法をご紹介しましょう。
キャベツは芯の部分から傷むので、まず芯を包丁で切り抜きます。そこに、水でしめらせたキッチンペーパーなどを詰めてから、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存してください。キッチンペーパーが乾かないように、1日置き程度で取り替えれば、より長持ちします。

もう一つ、胃の調子を整える野菜でオススメしたいのが、モロヘイヤです。
モロヘイヤを刻むと特有の粘りが出ますね。この粘りのもとは「ムチン」と言う成分で、胃の粘膜を保護してたんぱく質の消化を促し、胃炎や胃かいようを予防する働きがあります。
以前ご紹介したオクラや山いもなどのネバネバ野菜にも共通して含まれています。

 
効果的な食材

キャベツ キャベツ
淡色野菜の中ではビタミンCの含有量が比較的多く、特に外側の葉や芯の部分に集中しているので、スープに入れるなどして丸ごと使うのが堅実です。
ビタミンC、Uともに水溶性で熱にも弱いので、水にさらしすぎたり、加熱しすぎたりしないよう注意しましょう。

モロヘイヤ モロヘイヤ
ビタミン、ミネラル、カルシウムなどの含有量は、緑黄色野菜の中でもトップクラス。カルシウムの含有率は、ほうれん草の約5倍にもなります。
 
TEPOREレシピ
TEPOREからオススメ食材を使った元気ごはんレシピを紹介します
ふわふわ和風ロールキャベツ 完熟トマト仕立て
ふわふわ和風ロールキャベツ 完熟トマト仕立て
ふんわり食感のはんぺんを包んだ和総菜。
中身はお肉ではなく、はんぺん。
あおさのりの香りが和を感じさせます。
キャベツと豆もやしの甘酢漬け
キャベツと豆もやしの甘酢漬け
付け合わせにぴったりのさっぱりとした味わい。
シャキシャキとした歯応えが楽しい
野菜がたっぷり取れるスピードレシピです。
キャベツのツナマヨ蒸し
キャベツのツナマヨ蒸し
ご飯がすすむ味わいです。
王道のツナマヨネーズ味はみんなに大好評。
バターを使うことで、さらにコクと深みが増します。
モロヘイヤの粒マスタードあえ
モロヘイヤの粒マスタードあえ
ネバネバパワーの簡単モロヘイヤおひたし。
栄養たっぷりなモロヘイヤと香ばしく焼いた油揚げに和風のだしがよく合います。
POINT油揚げの代わりに豚肉を使ってもおいしくいただけます。
宗像伸子プロフィール
(有)ヘルスプランニング・ムナカタ主宰。
女子栄養短期大学専攻科卒・管理栄養士。山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務。
帝国クリニック栄養コンサルタントや三井住友銀行大手町健康開発センター栄養コンサルタントなども務める。正しい食生活のあり方を中心に講演を行い、各方面で活躍中。
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