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TEPORE会員の方からのご質問
更年期障害のイライラやのぼせを和らげる食材はありますか?
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大豆イソフラボンが豊富な『大豆』がオススメです。
更年期にさしかかると、のぼせや冷え、イライラ、頭痛、不眠など、さまざまな不快な症状が起こる場合があります。症状の出方に差はありますが、人によってふだんの生活に支障をきたすほど重い場合もあるので、軽く考えてはいけませんね。
更年期障害の予防・改善には、バランスの良い食事を摂ることやストレスをため込み過ぎないことはもちろんですが、大豆イソフラボンが豊富な『大豆』を積極的に摂ることもオススメです。
更年期とは、女性の場合、閉経前後の10年くらいの期間を指します。この時期は、卵巣から分泌される女性ホルモンのエストロゲンが減少しますが、脳は、今までどおりエストロゲンを分泌するように指令を出し続けます。その結果自律神経のバランスが崩れて、更年期障害を引き起こすのです。また、エストロゲンには、骨からカルシウムが溶け出すのを抑える働きもあるため、エストロゲンが減少する更年期には、骨粗しょう症にも注意が必要です。
大豆に多く含まれるポリフェノールの一種の大豆イソフラボンは、エストロゲンとよく似た構造を持っています。そのため、減少したエストロゲンの働きを補って更年期障害を緩和する効果やカルシウムの流出を防ぐ効果があります。
最近では、便利で使いやすいゆで大豆が市販されていますが、味の良さを優先するなら、生からゆでるのがオススメ。まとめてゆでて小分けに冷凍しておけば、いつでもおいしくいただけます。
ただ、大豆は食物繊維も豊富に含まれているので、消化に時間がかかり、胃腸の弱い方には負担が大きいですね。そんな方にオススメしたいのが『納豆』です。
納豆は、大豆を納豆菌で発酵させているので、大豆の栄養を受け継ぎつつ、納豆菌の働きによって大豆より消化吸収されやすい形になっています。
そのうえ、納豆菌によって作られるナットウキナーゼという酵素には、強い血栓溶解作用や、がん予防の効果もあるんですよ。
大豆「畑の肉」と呼ばれるほど、良質の植物性たんぱく質を豊富に含みます。カルシウム、マグネシウム、鉄、ビタミンEのほか、血中のコレステロールを減らしたり、中性脂肪の燃焼を促したりする大豆サポニンも豊富です。
納豆納豆は、納豆菌の発酵作用でたんぱく質が分解されてアミノ酸になっているため、たんぱく質の吸収率が大豆よりも高くなります。また、骨の形成に役立つビタミンKも豊富です。

![]() (有)ヘルスプランニング・ムナカタ主宰。 女子栄養短期大学専攻科卒・管理栄養士。山王病院、半蔵門病院栄養部に長年勤務。 帝国クリニック栄養コンサルタントや三井住友銀行大手町健康開発センター栄養コンサルタントなども務める。正しい食生活のあり方を中心に講演を行い、各方面で活躍中。 |
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