
噛むかむクッキングでは「噛む」回数を増やす食材や調理の工夫などをシリーズでお伝えしていきます。
2008年03月27日
最終回 薄味・和食のススメ

4月から新生活、新学期を迎える方やご家族も多いことと思います。
なにかと慌ただしい季節ですが、そんなときこそ、ゆっくりと時間をかけて家庭で食事を楽しんでいただきたいですね。
食材ではそろそろたけのこや山うど、ふきといった山菜が出回ってきます。
独特のほろ苦さが、春の訪れを感じさせてくれる春の山菜には抗酸化力の高いポリフェノール群がたくさん含まれています。
山菜には冬の間に体内にたまった老廃物や脂肪を排出する作用があると考えられ、しかも食物繊維が豊富。シャキシャキした歯触りが、自然に噛む回数を増やしてくれます。
素材の味を楽しむために、薄味に仕上げることをオススメします。
なにかと慌ただしい季節ですが、そんなときこそ、ゆっくりと時間をかけて家庭で食事を楽しんでいただきたいですね。
食材ではそろそろたけのこや山うど、ふきといった山菜が出回ってきます。
独特のほろ苦さが、春の訪れを感じさせてくれる春の山菜には抗酸化力の高いポリフェノール群がたくさん含まれています。
山菜には冬の間に体内にたまった老廃物や脂肪を排出する作用があると考えられ、しかも食物繊維が豊富。シャキシャキした歯触りが、自然に噛む回数を増やしてくれます。
素材の味を楽しむために、薄味に仕上げることをオススメします。
薄味・和食のススメ
近年、海外では和食がブームになっています。ヘルシーで繊細なところが人気の秘密だとか。実は、噛むかむクッキングとしても和食は食材、調理法からいってもたいへんオススメなのです。
中でも薄い味付けにすると素材の微妙な味の違いを脳が確かめようとするために、よく噛み、その結果、だ液も自然にたくさん出ます。
さらに和食には「口中調味」といって、ご飯食の基本的な食べ方があります。
主食のご飯と味のついたおかずを口の中で調合して食べるということなのですが、味をコントロールしながら素材の味を確認して飲み込みます。意外に思われるかもしれませんが、これは世界に誇るべき優れた食文化です。和食ブームとともに、「口中調味」を世界へ発信できたら素晴らしいですね。
実は、噛むかむクッキングは今回で最終回となります。今までの噛むかむポイントを総合したオススメオリジナルレシピを2品ご紹介しましょう。
薄味でおいしく調理するコツは、だしをきちんととってうま味をきかせ、味付けを控えめにすること。 濃い味付けに慣れてしまっている場合は、だんだんと時間をかけて薄味にしてください。うっかり油断をすると、すぐに濃い味付けに戻ってしまいますよ。
それでは、TEPOREレシピから、薄味の和食料理を紹介しましょう。
中でも薄い味付けにすると素材の微妙な味の違いを脳が確かめようとするために、よく噛み、その結果、だ液も自然にたくさん出ます。
さらに和食には「口中調味」といって、ご飯食の基本的な食べ方があります。
主食のご飯と味のついたおかずを口の中で調合して食べるということなのですが、味をコントロールしながら素材の味を確認して飲み込みます。意外に思われるかもしれませんが、これは世界に誇るべき優れた食文化です。和食ブームとともに、「口中調味」を世界へ発信できたら素晴らしいですね。
実は、噛むかむクッキングは今回で最終回となります。今までの噛むかむポイントを総合したオススメオリジナルレシピを2品ご紹介しましょう。
薄味でおいしく調理するコツは、だしをきちんととってうま味をきかせ、味付けを控えめにすること。 濃い味付けに慣れてしまっている場合は、だんだんと時間をかけて薄味にしてください。うっかり油断をすると、すぐに濃い味付けに戻ってしまいますよ。
それでは、TEPOREレシピから、薄味の和食料理を紹介しましょう。
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噛む食育
現代っ子の食生活は『ニワトリ症候群』と言われているそうですが、ご存じですか?
(コ)独りで食べる“孤食”、(ケ)朝食を食べない“欠食”、(コ)家族がそれぞれ、ばらばらなものを食べる“個食”、(コ)好きなものばかりを食べる“固定食”と、頭文字をとって「コケコッコー」というわけで、ニワトリ症候群です。
ニワトリ症候群の子どもは好き嫌いも多いようです。インスタント食品やファーストフードの濃い味付けや軟らかいものが大好きです。そのうえ食べ方も、おかず、おかず、おかずと、一皿ずつ片付けてから、次の味へ移る傾向があります。これでは口中調味ができません。だから食べ方についても、大人が十分気を付けてあげる必要があると思います。
また、味覚の訓練も大切です。子どものころから薄味に慣れていれば、濃い味を好まなくなります。薄味に慣れると、素材の味がわかり、その結果、いろいろな食材の味を楽しめるようになります。
微妙な味の違いを楽しむため自然に噛む回数も増え、だ液もたくさん出ます。消化を助け、さらに脳を活性化させます。
あわせて、家族そろって、会話を楽しみながら食卓を囲んだり、時には素敵な音楽の流れる中で食事をしたりするなど工夫も忘れないでいただきたいと思います。
簡単なようで、現代の核家族社会では案外難しくなってきているようですから。
『噛むかむクッキング』は今回をもって終了いたします。
ご愛読ありがとうございました。
(コ)独りで食べる“孤食”、(ケ)朝食を食べない“欠食”、(コ)家族がそれぞれ、ばらばらなものを食べる“個食”、(コ)好きなものばかりを食べる“固定食”と、頭文字をとって「コケコッコー」というわけで、ニワトリ症候群です。
ニワトリ症候群の子どもは好き嫌いも多いようです。インスタント食品やファーストフードの濃い味付けや軟らかいものが大好きです。そのうえ食べ方も、おかず、おかず、おかずと、一皿ずつ片付けてから、次の味へ移る傾向があります。これでは口中調味ができません。だから食べ方についても、大人が十分気を付けてあげる必要があると思います。
また、味覚の訓練も大切です。子どものころから薄味に慣れていれば、濃い味を好まなくなります。薄味に慣れると、素材の味がわかり、その結果、いろいろな食材の味を楽しめるようになります。
微妙な味の違いを楽しむため自然に噛む回数も増え、だ液もたくさん出ます。消化を助け、さらに脳を活性化させます。
あわせて、家族そろって、会話を楽しみながら食卓を囲んだり、時には素敵な音楽の流れる中で食事をしたりするなど工夫も忘れないでいただきたいと思います。
簡単なようで、現代の核家族社会では案外難しくなってきているようですから。
『噛むかむクッキング』は今回をもって終了いたします。
ご愛読ありがとうございました。
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歯学博士・料理研究家。千葉市「高浜デンタルクリニック」院長。本業のかたわら、身近な食材を使って自然に噛む回数が増える料理「噛むかむクッキング」を提唱。テレビ、雑誌など多方面で活躍。夫は写真家で文化功労者の田沼武能氏。二男の母。著書に「噛むかむクッキング」(グラフ社)、「ホーム・デンティスト」(ちくま新書)など。 田沼敦子公式サイト http://www.tanuma-atsuko.com/ |







