噛むかむクッキング
プリンやハンバーガーなど軟らかい食べ物が好まれ、私たちの「噛む」回数は昔の人に比べずいぶん減っています。「噛む」なんて、呼吸をすることと同じくらいに当たり前で、改めて考えたことがないかもしれません。
よく噛むと歯を丈夫にするばかりか体にもいいことがたくさんあります。テポーレレシピでは「噛む」ことを意識して、食を考えていきます。
ナビゲーター・田沼敦子 田沼敦子
歯学博士・料理研究家。千葉市「高浜デンタルクリニック」院長。本業のかたわら、身近な食材を使って自然に噛む回数が増える料理「噛むかむクッキング」を提唱。テレビ、雑誌など多方面で活躍。夫は写真家で文化功労者の田沼武能氏。二男の母。著書に「噛むかむクッキング」(グラフ社)、「ホーム・デンティスト」(ちくま新書)など。
田沼敦子公式サイト http://www.tanuma-atsuko.com/
2008年03月27日
  • 4月から新生活、新学期を迎える方やご家族も多いことと思います。 なにかと慌ただしい季節ですが、そんなときこそ、ゆっくりと時間をかけて家庭で食事を楽しんでいただきたいですね。 食材ではそろそろたけのこや山うど、ふきといった山菜が出回ってきます。 独特のほろ苦さが、春の訪れを感じさせてくれる春の山菜には抗酸化力の高いポリフェノール群がたくさん含まれています。 山菜には冬の間に体内にたまった老廃物や脂...
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    2008年03月21日
  • 今年の春分の日は3月20日。お彼岸といえば、ぼたもちですね。 もち米を小豆あんでくるんだ、この素朴な和菓子は、春、牡丹(ぼたん)の季節に食べるものを“ぼたもち”、秋の萩(はぎ)の季節に食べるものを“おはぎ”と、同じものですが呼び方が変わります。ぼたもちに使うもち米は、粘りけがあるため、ふつうのご飯より飲み込むまでに噛む回数が多くかかります。また、こしあんよりも粒あんのぼたもちを選べば噛みごたえが...
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    2008年03月13日
  • 3月13日は3が1を挟んでいるところから、“サンドイッチ・デー”です。 18世紀のイギリスでカード好きのサンドイッチ伯爵が遊びながらつまめるように工夫したのがはじまりと伝えられています。今では朝ごはんにランチタイムにと、時間のないときはとても便利なサンドイッチですが、うっかりするとあまり噛まずに飲み込んでしまいがちです。 噛みごたえを上げるには、パンをトーストして表面をカリッとさせてみましょう。...
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    2008年03月06日
  • 3月8日はミツバチの日。ミツバチといえば、甘~いはちみつですね。はちみつは、白砂糖に比べて甘さは2倍あるのに、カロリーは低めという健康食品として注目されています。 最近は、はちみつの専門店などもあり、珍しい種類のはちみつも手に入りやすくなりました。天然のはちみつには、ビタミンとミネラルが豊富に含まれているので、疲労回復や殺菌などの効用があります。果糖やブドウ糖も多く含まれていますか...
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    2008年02月28日
  • もうすぐ、おひな祭り。ひな人形を飾り、ひなあられや白酒などをお供えして、女の子の健やかな成長を願う伝統行事ですね。 この日にちらしずしとはまぐりのうしお汁を作られるご家庭も多いのではないでしょうか。 ちらしずしには、えびやれんこん、干ししいたけなど噛みごたえのある食材がたくさん使われています。それぞれの具を少しだけ大きめに切ってみると、噛む回数はさらに増えますよ。それから、うしお汁。はまぐりは噛...
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    2008年02月21日
  • 毎月21日は「漬物の日」。お漬物も、噛む回数が多い食材です。 お漬物をバリバリ食べられるお年寄りは「歯が丈夫」ということでうらやましがられていますね。 厚生労働省と日本歯科医師会では “80歳で20本の歯を保とう”という『8020運動』を推進しています。 というのも、大臼歯1本を失うと噛む効率は50%くらいまで落ちてしまうからです。 歯が弱くなって噛めなくなると、よく噛まないまま飲み込んだり、何...
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    2008年02月14日
  • 今日はバレンタインデー。女性が男性にチョコレートをプレゼントして好意を表す習慣は、日本ではすっかり定着しています。 歯科医の立場から言うと、口の中は虫歯になる原因が少ないほうがいいので、一枚のチョコレートを何回にも分けて食べるより、1回で食べるほうが虫歯になりにくいのです。いずれにしても食べた後は必ず歯磨きをしてくださいね。 さて本題に入りましょう。 前回までは、根菜類や乾物など噛む回数を増やす...
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    2008年02月07日
  • 先日2月3日の節分、皆さんは豆まきの大豆や恵方巻き(太巻きずし)を食べましたか?どちらも「噛む」ためにはとてもオススメなものです。 特に恵方巻きのようにひと口では食べきれない「かぶりつく」ものは、どのくらいの口を開け、どのくらいの力で噛み切るかを脳にインプットさせる、とても大切な経験になりますよ。 軟らかくても噛み切りにくい素材 (乾物・油揚げ・こんにゃく) 噛む回数を増やす食材、前回は繊維質の...
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    2008年01月31日
  • お母さんたちから「子どもが噛まずに丸飲みをしてしまうのですが…」と質問を受けることがあります。その理由は2つ。 単に噛む習慣がなくなっているのと、軟らかい食ベ物が多くなり噛まなくても飲み込めてしまうからですね。 これは子どもだけに言えることではありません。 どうすればよく噛んで食べるようになるの? よく噛んで食べるには、まず噛みごたえのある食材を選びましょう。 次に切り方や加熱したりするなど調理...
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    2008年01月24日
  • 私は歯科医になって30年、毎日歯の治療に携わっています。歯科医の仕事というのは、結局「噛む」という人間の機能が正しく働くようにお手伝いすることなのです。 ところが今好まれている食べ物はたくさん噛まなくても食べられる、プリンやハンバーガーなど。さらに飲み物をとりながら食事をする「流し食べ」の人も増えています。これは若い人だけの話ではなく、中高年の人でも生活の中から「噛む」回数がどんどん減ってきてい...
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