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海外引越マニュアル



6.海外での健康維持のための事前対策のポイント

海外引越後は、食生活の違いやストレスなどにより病気に掛かりやすくなります。また、現地で流行している感染症が発病する可能性もあります。従って、予防接種や健康診断など引越前に自分や家族の健康を守るための事前準備を十分にしておく必要があります。

【予防接種】

多くの国では入国に際し特定の病気に対する予防摂取を義務付けています。そのため事前に必要な予防接種の種類を確認し、家族全員で摂取を受けるようにしましょう。予防接種のなかには、数週間おきに何度も注射するものもありますので、それぞれの接種回数・間隔などを調べて、スケジュールを組んでおくと良いでしょう。自分がどの予防接種を受けたかどうかを正確に把握するためには予防接種証明書が必要となります。予防接種証明書を保存していない場合には医師に相談しましょう。
さらに子どもを現地校や国際学校に入れようとすると、予防接種証明書の提出を求められる場合があります。定型様式はないので、渡航前にかかりつけの医師に英語で書いてもらうよう依頼しましょう。英文健康診断書の予防接種欄をコピーして提出してもよいはずです。

【健康診断】

渡航前には必ず健康診断を受けておくようにしましょう。国によっては健康診断書がビザ申請や子供の入学手続きに必要になることもあります。その場合、在日大使館(領事館)ごとに指定病院が決まっていることがあるので注意が必要です。
また、できれば主治医に英文での診断書作成を依頼し、アレルギーや既往症歴、家族の病歴(とくに遺伝性の病気)なども書いてもらえれば、赴任地でホームドクターなどへの説明がらくになります。治療中の病気についても、やはり主治医に英文で「病状経過診断書」(発症から出国直前までの病状経過、検査データ、治療法や投薬の記録など)を書いてもらい、携行するようにしましょう。

【常備薬】

常備薬はある程度持参しましょう。風邪薬や便秘薬、消毒薬や解熱剤など普段日本で使い慣れた薬があればいざという時安心できます。

【母子手帳】

子どもがいる場合には、胎児のときからの生育歴を記した母子手帳は必携書類です。とくに予防接種の記録、アレルギーや既往症歴(母親がメモしておく)は、赴任地で治療を受ける際に重要となります。ただし日本語で書かれた母子手帳をそのまま携行しても現地の医者は読むことができませんので、適切な診療を受けるためにはあらかじめ英文に翻訳したものを携行すると良いでしょう。

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