いまから50年前の誠にお恥ずかしい失敗です。入社式の場所を間違えたのに気づかず、他社の入社式会場に入ってしまったことでした。もちろん、間違いに気がついたときは、入社する会社の式典は終わっていました。人事部でじっくり油を絞られたのは言うまでもなく、長く前代未聞の珍事として、人の噂にさらされました。
高校卒業後、2年間会社勤めをして学費を貯めて、大学へ進学したのです。幸いにも受験したところはすべて合格したのですが、貯めたお金を使うのが惜しくて、入学時納付金の安かった偏差値の低い学校に入学してしまいました。その後、卒業して社会人になってから、「つまらないことにケチらないで、別の大学しておけばよかった…」と悔やみました。
この歳(73歳)になって、孫の入学式に行ったこと。まわりはみんな若いお母さん、お父さん。親を差し置いてとんでもない出しゃばりをしでかし、後悔はするし、孫にはヒヤカサレ…。
パートタイマーとして働き始めて2日目、事故で電車が全線ストップしてしまいました。あわよくば休もうと思って、「他の路線での行きかたがわからないんです」と電話したら、冷静に乗り換えを指示され、社会の厳しさを知りました。
子どもの入園式のとき、名札をつけて登園させるのを忘れてしまいました。お手紙の「持ち物」の中に書いていなかったので、まったく気がつきませんでした。お母さん友だちの数人は「お手紙に書いてなかったから大丈夫だよ。うちは念のためにつけてきただけ」と言っていたので安心していると、結局、名札がないのはうちの子だけでした。かえって目立って、名前をすぐ覚えてもらえました。
失敗談はありません。いま振り返ると、どの出発もいろいろな方に応援していただいていたのだと思い、心が熱くなります。
忘れもしない娘の小学校入学式の日。クラス分け後の教室で、先生からの注意事項も聞き、いざ入場の準備で整列。私もドキドキして「トイレは?」とか「お腹痛くない?」「気分は?」と娘に声をかけて、先に会場に行き、娘が入場してくるのを待ちました。しかし、娘のクラスが入場してきても見当たらず(背が小さいので一番前にいたはず)、親としては「気分でも悪くなったのかしら」と心配していたら、みんな着席して、校長先生の話を聞いている最中に、花道をひとり、肩に風切って登場。あとで聞いたら、トイレに行っていたそう。体は小さかったが、態度はでかかった(笑)
中学に入学するときに病気で2週間出遅れてしまい、集合写真に入れなかったうえ、すでにクラブも適当に割り振られていたり、学級委員に任命されていたりしました。
中学の入学式で受付に行ったら、名簿のどこにも私の名前がありません。たくさんの先生が集まってきて大騒動。結局、女子生徒の名簿に名前が記載されていることがわかり、ひと安心でしたが、私のクラスのみ、男子生徒数が多くなり、クラスメートから1年間非難されるがままでした。女っぽい名前を付つけた親をうらんでいます。
定年後のことを考えずに定年になり、途方にくれたことを思い出す。