
NHK「世界一周!地球に触れるエコ大紀行」の主題歌を歌っていらっしゃいますが、このような壮大なエコロジー番組のテーマソングを、
どのようにイメージを膨らませて作られていったのでしょうか?
奥:私は元々弾き語りがベースで、どちらかというと、生活や身近なことなどをテーマにしています。それで、地球や環境とはほど遠い気がして、お話をいただいたときには「私でいいんですか?」という感じでした。でも、「自分のこととして(エコロジーを)みんなに身近に感じてもらえるような曲を作ってもらいたいので、奥さんにお願いしたい」とNHKの方がおっしゃられて、「ああ、なるほど!」と思ったんです。
そこから、最初に"種"というイメージが浮かびました。"種"って手のひらに乗るようなすごく小さなものだけど、すべての始まりのような気がするなって。「この種は手のひらじゃ生きていけない」という歌詞にしたのですが、種ってただそこにあるだけじゃなくて、土や水や光があって初めて、花を咲かせることができますよね。それで、人間は、花が咲くような場所に種を置いてあげなければいけないんだって思いました。さらに、これって、人間も同じだとも感じたんです。それで、自分が輝ける場所を探していかなきゃいけないということを、種と人間の両方にかけました。自然と人間が共存できる場所を探していきたいというテーマにしたいなと。
今回の曲はいつもと違ってオーケストラ風のアレンジですよね。完成したものをご自身で聴いてみていかがでしたか??
奥:曲を作るときにアレンジをイメージしながら作っていて、アレンジャーの方とも相談しながら進めていったので、ある程度は想像していたのですが、思っていた以上にスケールが大きなものになりました。
最近、地球温暖化やCO2などの現状を事実としてご覧になって、奥さんご自身、率直にエコについてどう感じていらっしゃいますか。
奥:うーん・・・。前からそうだったはずなのに、最近確かに「エコ、エコ」って盛んに話題になっていますよね。正直に言って、「なんで今更エコなんだろう」と思っている方も結構多いんじゃないかなって気もしています。でも、それってすごく人間っぽいなとも思うんです。人がやっていないと、自分もやろうってなかなか思えないことってありますから。
でも、逆に言えば、みんながやっていればやるという面もあると思います。たとえば、エコバッグを周りのみんなが使っていたら、自分も使ってみようと思ったり。
環境問題については、今はもう他人事じゃない危機的状況だから、毎日のようにニュースになっているということですよね。ただ、まだ実感しにくいっていうところもどこかにあります・・・。
奥さんご自身の生活の中では、何かエコを意識したことをされていますか。
奥:たとえば、ペットボトルの分別をやっています。大きなバケツにためてからスーパーの入口に持っていくんですが、ものすごくたまるんです。
それを見たときに、リサイクル以前に、ペットボトルは買わない方がいいんじゃないかって思うようになりました。そうやって自分の目で見ると、すごくわかってきますね。
この歌を作られて、奥さんご自身の意識も変わりましたか。
奥:そうですね。番組を通して、自然が壊れつつあることを自分の目で見て、身近に感じるようになりました。それで、エコバッグに限らず、なるべくゴミが出ないものを買おうとか、しっかり分別したりとか。ちょっとしたことなんですが、生活がとても変わってきたと思います。
奥:そうですよね。目に見えるから、「これだけやったぞ!」って思うし。自己満足の部分もあるかもしれませんが、目で見る楽しみのような側面があっても良いかなとも思います。
前に話していただいたことと重なる部分もあるかもしれませんが、ふとした瞬間に「私、エコしてる!」と感じることってありますか。
それがちょっと嬉しく感じられることとか。
奥:シャンプー・リンスや洗剤は、詰め替え用のものを使っているんですが、詰め替え用を買えば入っていたボトルを無駄にしなくてすみますよね。しかも、詰め替え用のパックってとっても小さく捨てられるので、そういう嬉しさというのもありますね。
よくユーズド(中古)ものを購入されているということを、ライブなどでもおっしゃっていますが、それもある意味エコですよね。
奥:そうですね。もう歴史は長いですよ。中学の頃からリサイクルショップが大好きで、古着や家具などはよく古いものを購入しています。あまりみんなと同じじゃないものが好きなんです。それに安いし。今も古着屋さんにはよく行きます。
奥:ネットでももちろん買いますよ。自分で売ったりすることもあります。前、サイン会のときに「奥華子さんからキーボード買いました」って言われたこともありました。さすがにビックリしました。(笑)
いま路上ライブで使っていらっしゃるものは、ほとんどユーズドものなんですか?
奥:私が使っているキーボードはもう売っていないので、同じ型がオークションに出るたびに買っています。いま5台以上同じものを持ってますよ。使えるものを最後まで使うというのはいいですよね。
今回の歌を聴いた方々に感じてほしいことってどんなことですか?
奥:「きれいな種があったから見せようと思って君に持っていったら、輝きを失っていた」という歌詞があるのですが、人間もいろいろな場面で、良かれと思ってやったことがそうじゃなかったりすることって結構あると思うんです。それで、自分が輝ける場所ってどこかなって、この歌を作って私自身も思うようになって。
以前は、ライブハウスに出ていましたが、そのときはあまり人が増えなかったのに、路上ライブに出るようになって聴いてくださる方がとても増えました。だから、私にとっては路上ライブは輝ける場所なんだと思うんです。
聴いてくださった方々ご自身が、そういうことに気づくというか、感じてくださるといいなって思います。
7thシングル「明日咲く花」リリース日限定で作った奥さんの名刺、だそうです。これはかなりの貴重品!?
メジャーデビュー前と比べて、ご自身が変わったと思うようなことってありますか。
奥:7月27日でデビュー4年目に入って、変わったことと変わっていないことがあります。「たくさんの人に聴いていただきたい」という気持ちはずっと変わりません。「奥華子の歌を聴いてもらいたい、知ってもらいたい」という思いがすべての力になっています。変わったのは、CDを出すことを待っていてくださる人が増えるほどパワーも大きくなって、以前より「頑張らなくちゃ」という気持ちが強くなった点ですね。
あとは、変わってきたことというよりも、分かってきたという感じなのですが、宣伝などで全国に自分の名前を知ってくださる方々ができたとしても、最後はやっぱり人と人とのつながりなんだということを強く感じるようになりました。
以前は、デビューしたらお店にも(CDが)並ぶし、ラジオやテレビに出られるし、って単純に考えていたんです。でも、本当はそんな簡単なものじゃなくて、そこには人の心とか気持ちがあって、それが実は一番力があるっていうことが見えてきたんです。ああ、自分は幸せだなって思っています。
奥:以前、ライブで「奥華子のどこが好きですか」というアンケートをとったら、1位が声で、2位が人柄だったんです。曲ってその人そのものがあらわれるものだと思うので、そこに共感してくれていることが大事だし、「うれしいな、ありがたいな」って思いました。もちろん、声がいいねって言ってもらえることもとても嬉しかったです。
奥:回収率、高いですよ。後日、郵送やFAXで送ってくださる方の分もあわせると、とても高いです。普通は30%くらいってよく聞くんですけど、50%以上なんです。本当にありがたいです!
ツアーでいろいろ回られていて、印象深い土地ってどこですか。
奥:うーん・・。どこも印象深いのですが、北海道は特に印象に残っていますね。私のライブって割と静かなんです。ファンの方は、最後の一音が消えるまで拍手しないで聴いてくださるような。私が緊張するから、その緊張感が移ってるのかな。(笑)開演前も誰も話していないってこともあるんですよ。私がステージに出ていってもシーンとしていたり。 でも、北海道は開演前からにぎやかだったんです。しかも、ステージに出た途端に大拍手!ビックリしました(笑)、そして嬉しかったです。それで、印象深いですね。
最後に、テポーレの読者の皆さんにメッセージをいただけますか。
奥:暑いですから、夏バテしないようにしてくださいね!私は料理は得意ではないのですが、最近、家で食事をするようにしています。オススメの簡単なメニューをご紹介しますね。麺が好きなので、パスタに市販のソースをかけて食べたりしているんですが、ごはんを炒めてパスタ用の明太子ソースをかけるとすごく美味しいんですよ。夏バテで食欲のない方もぜひ試してみてください。ちなみに、私は料理は電気でしています。
電磁調理器を使ってるんですよ!ホントに。(笑)
電磁調理器ですか!ありがとうございます!(笑)今日はいろいろなお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
プレゼントのご応募は締め切らせていただきました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
※発送をもって発表にかえさせていただきます。
※8月下旬頃発送予定です。
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