2006/08/31掲載

今回のアンケート結果は「あなたの家庭の地震対策」

調査対象者

調査方法 インターネットリサーチ
調査期間 2006年8月10日(木)〜8月13日(日)
対象者 TEPORE会員
有効回答者数 4448人(男性2602人・女性1846人)

今回の「あなたの家庭の地震対策」に関する調査では、2006年8月10日〜8月13日の間に、4448人の方から回答をいただきました。

地震に対する備え、「している」が半数以上。

Q.あなたは地震に対して、普段から何か備えていることはありますか。
あなたは地震に対して、普段から何か備えていることはありますか。

地震に対しての備えでは、「備えている」が52.8%、「備えていない」が47.2%となりました。

大地震対策をしない理由については、『大地震経験あり』の方は「必要だとは思っているが用意する機会がない」が最も高い割合となりました。一方、『大地震経験なし』では、 「必要だと思っているが具体的に何を用意すれば良いかわからない」が最も高い割合となりました。

Q.震災対策をしない理由はなんですか。
震災対策をしない理由はなんですか。
 

震災対策をしない理由として、他にもこんなご意見がありました

・手に取るんですけどね、なんでも高いんですよ!で、思わず戻しちゃうんです・・・。(30代・女性/大地震経験あり)
・賃貸住宅に住んでいるので限度がある(50代・男性/大地震経験あり)
・趣味の中高年登山の道具などがそのまま準備になっていると思っているから。(50代・男性/大地震経験なし)
・夫が非協力的だから。(40代・女性/大地震経験なし)
・貯蔵する場所がない(40代・男性/大地震経験なし)

多くの人が「非常持ち出し用グッズ」を用意!

Q.実際に、地震対策として何をしていますか。
1位 非常持ち出し用グッズを用意している 1580人 67.3%
2位 常備灯を置く 1323人 56.3%
3位 窓のカーテンを閉めて寝る 1170人 49.8%
4位 消火器を用意している 1132人 48.2%
5位 小さな地震でもすぐにテレビやラジオで情報収集する 1091人 46.5%
6位 タンスや棚に支え棒や転倒防止シートなどをつけている 1076人 45.8%
7位 テレビを固定している、もしくはテレビを低いところに置いている 920人 39.2%
8位 常にお風呂に水をはっている 811人 34.5%
9位 耐震自動消火装置付きの暖房器具を使う 638人 27.2%
10位 就寝前にやかんやポットに水を入れておく 596人 25.4%
11位 耐震性の高い家に住んでいる、もしくは家に耐震性を上げる補強工事をした 512人 21.8%
12位 就寝場所の近くに靴やスリッパを置いている 497人 21.2%
13位 食器棚の扉が開かないようにロック機能をつけている 441人 18.8%
14位 ベランダに置いている植木鉢などが落下しない様に整理している 365人 15.5%
15位 耐震家具(家具自体に耐震の工夫が施されているもの)を使っている 293人 12.5%
16位 就寝時にドアを開けておく 277人 11.8%
17位 窓などにガラス飛散防止のシートを貼っている 233人 9.9%
18位 照明の吊るしヒモを短くしたり、補助ヒモをつけるなどしている 205人 8.7%
19位 ブロック塀や石垣、屋根瓦などを補強してある 81人 3.4%
※複数回答

実際にしている地震対策は、「非常持ち出し用グッズを用意している」が1位、以下、「常備灯を置く」が2位、「窓のカーテンを閉めて寝る」が3位と続きました。

また、左の「19項目」全てに対応している方が1名。平均の対策数は5〜6個でした。


他にもこんなご意見がありました

・電池不要で携帯電話充電機能付きのラジオ・ライト(40代・男性/大地震経験あり)
・家具は作り付けにした(50代・女性/大地震経験あり)
・避難出来る場所を近くに持っている(50代・女性/大地震経験あり)
・家中あちこちに非常用の笛をつるしている(家が崩れて閉じ込められたときに合図するため)(40代・女性/大地震経験なし)
・食器棚の扉のガラスに収納物が直接当たりにくいようにガ−ドをつけている(50代・男性/大地震経験なし)
・2階からの避難梯子を備えている(70代以上・男性/大地震経験なし)
・ペットを連れ出す準備(かごなど) (30代・女性/大地震経験なし)
・ソーラ発電で昼間の停電時でも電力の確保(60代・男性/大地震経験なし)

懐中電灯・非常用食料品・非常用飲料水もほとんどの方が常備!

Q.どのような非常持ち出し用震災グッズを持っていますか。
1位 懐中電灯 1424人 90.1%
2位 非常用食料品 1309人 82.8%
3位 非常用飲料水 1303人 82.5%
4位 携帯用ラジオ 1166人 73.8%
5位 軍手、厚手のゴム手袋 965人 61.1%
6位 家庭常備薬、救急道具 879人 55.6%
7位 ビニールシート 622人 39.4%
8位 ろうそく 599人 37.9%
9位 衣料(防寒具、下着) 553人 35.0%
10位 現金、預金通帳、印鑑、証書類など 472人 29.9%
11位 充電器 380人 24.1%
11位 トイレットペーパー 380人 24.1%
13位 寝袋、毛布 345人 21.8%
14位 314人 19.9%
15位 簡易トイレ 303人 19.2%
16位 水バケツ、三角消化バケツ 301人 19.1%
17位 ヘルメット 278人 17.6%
18位 防災頭巾 230人 14.6%
19位 ハンマーやバールなどの工具類 215人 13.6%
20位 水の要らないシャンプー 123人 7.8%
21位 テント 103人 6.5%
22位 浄水器 74人 4.7%
※複数回答

非常持ち出し用震災対策グッズの中身は、「懐中電灯」が最も多く、以下、「非常用食料品」、「非常用飲料水」と続きました。

左のグッズを最も多く揃えていたのは「22個」という方が1名。平均の対策数は7〜8個でした。

大きな地震を経験されたことがある方とない方を比べてみても、いずれも大きな差はありませんでしたが、 もっとも差が出たのが「現金、預金通帳、印鑑、証書など」。『大地震経験なし』の方の28.9%に対し、 『大地震経験あり』の方は37.9%という結果になりました。

生活に必要なものをあげればきりがありませんが、考えられるものを用意すると大変な荷物に。「非常用グッズは一つにまとめると重たくなりいざという時持ち運べなくならないよう家族の人数分に分けて準備しています。(50代・女性)」という貴重なご意見もいただきました。


他にもこんなご意見がありました

・紙で出来た下着(50代・男性/大地震経験あり)
・写真数枚(50代・女性/大地震経験あり)
・ロープ,マッチ,ライター 等(60代・男性/大地震経験あり)
・ラップ、生理用品(30代・女性/大地震経験あり)
・携帯コンロ(60代・男性/大地震経験あり)
・配布用のポケットティッシュをまとめた袋(40代・男性/大地震経験あり)
・紙おむつ(50代・女性/大地震経験あり)
・ペット用品(40代・女性/大地震経験あり)
・エマージェンシーブランケット(40代・女性/大地震経験なし)
・預金などの預け先のメモ(他の家族がどこに預けているのかをまったく知らないので)(50代・女性/大地震経験なし)

大地震経験者には甘いものが人気。

Q.非常用食料品として用意しているものは何ですか。
1位 クラッカーや乾パン 971人 74.2%
2位 缶詰のおかず 722人 55.2%
3位 ごはんのパック 543人 41.5%
4位 パンの缶詰 459人 35.1%
5位 チョコレート 337人 25.7%
6位 キャンデー 304人 23.2%
7位 梅干し 218人 16.7%
8位 粉ミルク 28人 2.1%
※複数回答

▼大地震の経験がある方

1位 クラッカーや乾パン 106人 74.6%
2位 缶詰のおかず 73人 51.4%
3位 ごはんのパック 48人 33.8%
4位 キャンデー 47人 33.1%
5位 チョコレート 46人 32.4%
6位 パンの缶詰 41人 28.9%
7位 梅干し 29人 20.4%
8位 粉ミルク 1人 0.7%
※複数回答

▼大地震の経験がない方

1位 クラッカーや乾パン 865人 74.1%
2位 缶詰のおかず 649人 55.6%
3位 ごはんのパック 495人 42.4%
4位 パンの缶詰 418人 35.8%
5位 チョコレート 291人 24.9%
6位 キャンデー 257人 22.0%
7位 梅干し 189人 16.2%
8位 粉ミルク 27人 2.3%
※複数回答

非常用食料品「クラッカーや乾パン」を用意している方が最も多く見られました。以下、「缶詰のおかず」、「ごはんのパック」と続きます。

大地震の経験がある方とない方で比較すると、 『大地震経験なし』では「缶詰のおかず」「パンの缶詰」「ごはんのパック」を用意している方が『大地震経験あり』の方を大きく上回りました。
一方、「チョコレート」、「キャンディー」、「梅干」は、『大地震経験あり』の方が『大地震経験なし』の方を上回りました。


他にもこんなご意見がありました

・水で戻せる野菜、海草(50代・男性/大地震経験あり)
・ウィダーinゼリーのような携帯食(40代・男性/大地震経験あり)
・調味料 塩、砂糖、胡椒、蜂蜜(50代・男性/大地震経験あり)
・レトルトパック(60代・男性/大地震経験あり)
・カロリーメイト(40代・男性/大地震経験あり)
・アメリカ製非常時3日間キット(30代女性・大地震経験なし)
・乾燥おにぎり(50代・女性/大地震経験なし)
・登山用の乾燥食品(40代・女性/大地震経験なし)
・水戻しの餅とごはん(30代・女性/大地震経験なし)

「こんな体験をした!」・・・考えさせられる声ばかりです

■地震の音は
・新潟地震の時、鉄骨がミシミシと啼き,どきどきした記憶が在ります。(60代・男性)
・阪神大震災 地震の前にゴーと言う地鳴りがした(50代・男性)
・北海道南西沖地震のときに船で函館にいたが、地鳴りを初めて聞いた。最初は、タグボートがそばを通っていったのかと思った。(40代・男性)
■あわてて外に出ない!
・実際に関西大震災にあいましたので、その記憶を元にとにかくあわてず、揺れが治まるまでは、我慢してその後速やかに安全な場所に避難する事にしています。(特に寝室や子供の部屋には、嵩の高い箪笥や安定の良くない棚などは置かない様に心掛けています。)(30代・男性)
・屋根瓦が落ちやすい。(60代・男性)
・道路の亀裂やマンホールの飛び出しがあった。(40代・男性)
・あわてて外に出ると、道路の亀裂や穴に落ちて危険だと分かった。(40代・女性)
■履物でガラスによる怪我を防ぐ!
・ガラスでけがをする人が多い。(履物をはく) (30代・女性)
・足元にガラスの破片や食器の残骸が落ちているので、必ずスリッパを近くに用意しておく。(30代・女性)
・昭和53年の宮城沖地震のときに中腰で踏ん張るのがやっとで、逃げることも出来なかった。が、その時うまく外に逃げた人が素足だったので硝子を踏んで大怪我をした。それ以来は寝床と玄関に安全靴を常備している。(40代・男性)
■電話は・・・
・携帯電話は、緊急の時や地震の時、全く通話ができなくてあせりました。それからは、携帯の通話以外の地震専用ダイヤルなどを調べ、対策を打っていくように心掛けました。(20代・男性)
・携帯電話は役に立たなくなるので、無理に連絡にこだわらず、先ずは各自が生き延びることを心掛ける。(40代・男性)
・携帯電話は風呂に入る以外は常に携帯していないと、地震時に散乱したものの中ですぐに探せない。(40代・男性)
■火事もこわい!
・【阪神淡路大震災】で、家が全焼してしまいました!(50代・女性)
■大事なことは?いろいろあるけどやっぱり助け合い
・普段から近所とのコミュニケーションを取ること(30代・男性)
・阪神大震災の時、直後に電気はストップしましたが水はしばらく出ていました。そんな時は水を貯めておいたほうがいいです。冬でしたので暖をとるというか、電力復旧後、自動販売機で温かい飲み物が飲めた時は身も心もほっとしました。いくつかの小銭はお財布に使い切らずに残しています。公衆電話にも使えますし。あと、一番大事なのがご近所の付き合いです。助け合いの重要性、ものすごく感じました!(30代・女性)
■辛かったトイレ無しの生活
・宮城県沖地震を経験していますので、その経験を活かそうと思っております。一番辛かったのは、トイレが一ヶ月使えなかった事です。紙の下着も100枚リュックに入れてます。(50代・男性)
■子供のケアも・・・
・小さい子どもはすごくびっくりして動揺する。(30代・女性)
・子供達が恐怖で動けなくなった。(30代・男性)
・子どもは少し大きめの地震が来ると立っていられない。(30代・女性)
・体震車に乗ったのですが、大地震だと、自分が移動するどころか静止も出来ない。捕まる所がなければ自分の身が危ない。ましてや、子供なんか守れないことが解った。(30代・女性)
■ペットだって大変
・阪神大震災の時行方不明になったペットを沢山見た。家の猫たちには迷子札を付けている。(50代・女性)
・飼っている猫が水平に飛んできた。(30代・男性)
■訓練が大事!
・新潟に旅行中、震度5の地震に遭遇。こどもたちが、すごい速さでテーブルの下にもぐり、親は唖然。学校の避難訓練の成果を実感しました。(40代・女性)
・火を消したりドアを開けたりしろと言われていたが、実際の地震の際は動けなかった。日頃の訓練がいかに大切か解った。(50代・男性)
・生まれたのは静岡県。小さな頃から東海大地震に備えて防災訓練をさせられていました。そんな私が親元を離れ神戸で一人暮らしを始めてから、阪神大震災に遭いました。まさか神戸で地震に遭うとは思ってもいませんでした。それでも、小さな頃から体に染み付いた防災訓練のおかげで、一人でも落ち着いて行動ができました。地震はいつどこで起きるか本当に予測できないので、日頃から地震に対する知識をもっていることが大事だと思います。(30代・女性)
■外出していたら・・・?
・去年の夏、関東地方で起こった地震で長時間電車が止まったので、普段から歩けるように道を確認しておきたいと思いました。(40代・女性)
・外出先だったので帰宅が出来ず困った。連絡もとれず、交通機関の復きゅうが何時間後かわからないままうろうろしてしまった。あせって、あちこち動き回らない方が無難だということを感じました。(50代・女性)
・携帯電話がすぐには通じない事がわかった。また、地震が起こったとき、外出していれば、震源地がどこか、交通機関はどうなっているかなどの、情報が入手困難なことがわかった。どこに行けば、情報が入手しやすいか気をつけるようになった。(40代・女性)
■大地震を経験して・・・
・地震発生時より、後の生活に必要なライフラインの復旧までを凌ぐためには水(飲料・下水を含む)の確保が重要。阪神淡路大震災のような場合、家具や照明器具のことなどの対策を講じることが難しいと思う。火の気を失くして就寝することと、発生時はふとんを被って落下物や飛来物からの衝撃を和らげ、揺れが収まったらスリッパを履いて家の中を移動する。また枕元には懐中電灯など照明器具を置いておく。もし浴槽が一杯でないときは、すぐに水を出す。またやかんや鍋に水を貯める。携帯用の簡易コンロは保有しておく。(60代・男性)
・阪神大震災です。その時は目に見える被害は無いと思いましたが、何年もしてから壁紙のずれやクラックなどがみえてきてそのときは小さい傷が年と共に大きくなってきていることを知りました。(50代・女性)
・あっという間に環境が変わったので、それ以来、いつどうなっても後悔しなくていいように、精一杯毎日の生活を大切にしようと思った。(40代・女性)
・地震時より地震数日後の生活の確保が大事だと思う。私はできれば早い時期に安全地帯に避難してしばらく生活することを考えたい。(40代・男性)
・物は買わないこと。最後にいるのはお金です。阪神淡路を経験して。(50代・男性)
・主人がいびきをかいて寝ていた。この人はあてにならない!(30代・女性)
・幸い今のところはまだ大きな地震には遭遇していませんが、お風呂にゆったり入れなくなりました。入浴中に地震がきたら・・・って思うと、裸で外に出るわけにもいきませんし、気分的に落ち着きませんね。(30代・女性)


※実際にご記入いただいたとおりの表記で掲載させていただきました。

※アンケート結果や解説等は、掲載当時のものです。