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2007/4/12掲載
 
TEPOREウィークリー・アンケート「手紙」

  手紙


FAX、メール、携帯電話…etc。便利なコミュニケーション手段がよりどりみどりの現代で、今もなお「手紙」にこだわり続ける方もたくさんいらっしゃいます。他のツールには代えられない「手紙」ならではの魅力があるからではないでしょうか? 今回のアンケートでは、TEPORE会員の皆さまの「手紙」へのこだわりや、思い出に残っている「手紙」のエピソードをご紹介。もう一度、「手紙」の良さを再認識してみましょう。

手紙イメージ
調査概要
調査方法 インターネットリサーチ
調査期間 2007年3月22日(木)〜3月25日(日)
対象者 TEPORE会員
有効回答者数 17,506人(男性9,443人・女性8,063人)
今回の「手紙」に関する調査では、
2007年3月22日(木)〜3月25日(日)の間に、
17,506人の方から回答をいただきました。
Q1.あなたは最近、手紙を書いていますか?
グラフ 1位は「ほとんど書かない」(42.1%)、2位は「まったく書かない」(34.2%)と、TEPORE会員の皆さまの8割近くが、手紙をあまり書かないという結果でした。やはり、電話やメールのほうが便利で使いやすいという方が多いようですね。
「頻繁に書いている」という回答は、全体のわずか1.4%で最下位でしたが、年代別でみると、70歳以上が1位(5.1%)と最も多く、2位は29歳以下(2.1%)、3位は60歳代(1.6%)でした。メールの利用が広く浸透していそうな若い年代で、あえて手紙で気持ちを伝えたいという意見が比較的多かったのは、意外でした。もしかしたら、ほかの世代が忘れてしまった手紙の魅力を、若い世代が新たに発見しているのかもしれませんね。
1位 ほとんど書かない 42.1%
2位 まったく書かない 34.2%
3位 ときどき書いている 21.7%
4位 頻繁に書いている 1.4%
(回答数=17,506)

■他にもこんなご意見がありました

  • 手紙をいただくと、お返事として書く (30代・女性)
  • 昔はよく書いたが、結婚してから書かなくなった  (29歳以下・男性)
  • 仕事ではよく書きますが、個人ではほとんどメールですませてし まっています (40代・男性)
  • 年賀状だけ書く (50代・女性)
Q2.あなたが手紙を書くときに、とくにこだわりたいことは何ですか?
1位 必ず手書きにする 62.3%
2位 ボールペンで書く 24.7%
3位 便せんと封筒をおそろいにする 24.4%
4位 横書きの便せんを使う 23.3%
5位 切手のデザイン 20.0%
6位 便せんや封筒の素材にこだわる(和紙など) 17.6%
7位 縦型の封筒を使う 14.2%
8位 必ずパソコン(ワープロ)で打つ 12.6%
9位 縦書きの便せんを使う 11.7%
10位 イラストの入った便せんを使う 9.6%
(回答数=11,405)※複数回答
手紙イメージ TEPORE会員の皆さまが手紙を書くときに、とくにこだわりたいことの1位は「必ず手書きにする」(62.3%)でした。心のこもった手紙を届けたい、という気持ちが強く感じられますね。
年代別でみると、便せんは60歳以上では縦書き、59歳以下では横書きが人気で、封筒は50歳以上では縦型、49歳以下では横型が人気と、年代によって、こだわりに大きく違いがありました。

■他にもこんなご意見がありました

  • 押し花を入れることもある (50代・男性)
  • 手づくりの消しゴムはんこの絵を押す (29歳以下・女性)
  • 名は必ず筆で書く。本文をワープロで打った場合も、相手の名前と署名は筆で書く (70歳以上・男性)
  • 特別な時や、特別な人には匂い袋を同封する (60代・男性)
  • とびきりきれいな字で書く (50代・女性)
豆知識-1 自分で切手のデザインを考えられるとしたら?

切手イメージ自分だけのオリジナル切手が作れるとしたら、どんな図柄にしたいですか?
ちょっとしたイラストを描いてみたり、家族やペットの写真を使ってみたり。実はこれ、郵便局の「フレーム切手」というサービスを利用すると実際にできるのです。
世界中探しても手に入らない、あなただけが持っているオリジナルの切手を貼った手紙。送るのも、もらうのも、うれしい気持ちになりそうですね。
郵便局「オリジナル切手」サービス
http://www.post.japanpost.jp/whats_new/2006/topics/picture_stamp/kitte_tsuhan3.html

Q3.あなたは、手紙についてどう思いますか?
1位 書くのはあまり好きではないが、もらうのは好き 47.2%
2位 書くのも、もらうのも好き 29.2%
3位 どちらとも言えない 14.4%
4位 書くのも、もらうのもあまり好きではない 8.2%
5位 書くのは好きだが、もらうのはあまり好きではない 0.5%
(回答数=17,506)
1位は「書くのはあまり好きではないが、もらうのが好き」(47.2%)、2位は「書くのももらうのも好き」(29.2%)でした。 年代、性別を問わず、手紙をもらうのが好きな方が8割近くを占めました。やはり、手紙は「もらって」うれしいもの。書くのは苦手とおっしゃる方も、一念発起して自分で書いてみれば、きっと受け取った方は大喜びしますよ。 また、70歳以上では、「書くのも、もらうのも好き」が1位(42.0%)と、手紙を書く楽しさも実感されている方がたくさんいらっしゃいました。

■他にもこんなご意見がありました

  • 書くのも、もらうのも好き♪なんですが、切手を買って出すのが苦手で、出しそびれてしまいます (30代・女性)
  • そのときの状況による (70歳以上・男性)
  • 書くまでが面倒だが、書き始めてしまえば楽しいし、好き。もらうのは大好き! (29歳以下・女性
  • もらうと書かなきゃならなくなるので、苦手 (30代・男性)
  • 昔は好きだったが、今は書くのが面倒くさい (40代・女性)
Q4.手紙の良いところは何だと思いますか?
1位 相手のぬくもりを感じる 65.2%
2位 何度でも読み返せる 45.3%
3位 もらうと、ありがたい気持ちになる 44.3%
4位 開封するときに、期待感が持てる 38.0%
5位 いつまでも手元に残しておける 37.6%
6位 手書きだと、筆跡などその人ならではの個性が出せる 34.8%
7位 書き手の気持ちを伝えやすい 22.6%
8位 便せんや封筒を選ぶ楽しみがある 22.4%
9位 相手からの返事を待つ時間が楽しい 14.9%
10位 文字数を気にせず、長い文章が書ける 8.4%
(回答数=17,506)※複数回答
手紙イメージ手紙の良いところの1位は「相手のぬくもりを感じる」(65.2%)、2位は「何度でも読み返せる」(45.3%)、3位は「もらうとありがたい気持ちになる」(44.3%)でした。 年代別、性別に関わらず「相手のぬくもりを感じる」という回答が最も多く寄せられました。書いている人の姿が目に浮かび、ペンのきしみ、紙の音まで聞こえそうな、つまり、書き手の肌のぬくもりが伝わるからなんでしょうね。

■他にもこんなご意見がありました

  • 季節のあいさつや言葉を選んで、日本語をあらためて勉強できます (50代・女性)
  • メールなどに比べ、感情移入がしやすい。また特別な感じがするので、よく内容を吟味する (29歳以下・男性)
  • 手づくり感が親しみを感じる (50代・女性)
  • 本人の字体だからこそ、真意が伝わる (60代・男性)
  • 自分のために、わざわざ時間を割いてくれたという事実がうれしい (30代・男性)
Q5.手紙の良くないところは何だと思いますか?
1位 字が下手だから恥ずかしい 48.9%
2位 文章を書くのが苦手 33.6%
3位 字がうまい人からの手紙に返事を書くのがプレッシャー 24.6%
4位 文章を書くのが面倒 24.5%
5位 返事を書かなくてはならない気がする 22.9%
6位 書き方のマナーがわからない 22.1%
7位 配達されるのに時間がかかる 16.8%
8位 ポストに投函するのが面倒 14.8%
9位 封筒・便せん・切手代がかかる 12.8%
10位 保存するのにかさばる 12.7%
(回答数=17,506)※複数回答
手紙の良くないところは、「字が下手だから恥ずかしい」が1位(48.9%)、「文章を書くのが苦手」が2位(33.6%)でした。これはすべての年代、性別でも共通して上位にランクインしていました。 また年代別では、39歳以下の若い年代から「書き方のマナーがわからない」という意見が多く寄せられました。 TEPORE会員の皆さまは、相手に失礼がないように、文字や文章をうまく書かなくてはならない、というプレッシャーで、手紙を敬遠されている方が多いようですね。最低限のマナーは必要かもしれませんが、あまり堅苦しく考えずに、書きたいことをそのまま書けば、かえって個性が出て好評ということもありそうですが。

■他にもこんなご意見がありました

  • 返事が来ないと寂しい… (40代・女性)
  • メールと違って、間違えたり、読み返して気に入らない部分を直そうしたりとすると、何度も書き直すことになるので時間がかかる (50代・男性)
  • もらった手紙を捨てるのに勇気がいる (70歳以上・女性)
  • いつまでも相手の手元に残っていて恥ずかしい (30代・男性)
  • 相手に確実に届いたか、確信が持てない (29歳以下・女性)
  • メールよりも文章に気負ってしまう (50代・女性)
もしあなたが今、手紙を書くとしたら、誰に、どんな手紙を書きたいです か?

TEPORE会員の皆さまが手紙を書きたい相手は、「しばらく会っていない友人」が最も多く、次いで「母親」「妻」でした。
また、書きたい内容は「感謝」や「近況報告」という回答が多く寄せられました。


○友人に
手紙イメージ
  • 老後の人生、何か一緒にやろうか (60代・男性)
  • 遠く(県外)に住む友だちに、近況報告や「近いうちに会いたいね」とか。ふだん会うことができないからこそ、手書きで思いを伝えたい (29歳以下・女性)
  • 「まだ生きてるぞ」 (70歳以上・男性)

○母に
  • 今年結婚するので、いわゆる「花嫁の手紙」。感謝の気持ちをつづりたいけれど、書きながら泣いてしまいそうです (30代・女性)
  • 91歳まで大きな病気もしないでこれた秘けつ、今までの人生で印象に残った出来事などを聞いてみたい (50代・女性)

○父に
  • 1月に脳幹出血で倒れた父に1ヶ月付き添いました。私が千葉に帰るときは涙が止まらなかった父も、現在はリハビリを頑張っているので、応援と励ましの手紙を書きたいです (30代・女性)

○妻に
  • 日ごろ、口ではなかなか言えないが、「感謝しているよ」という内容 (70歳以上・男性)

○夫に
  • 結婚して18年、下の子どもが手を離れ、最近また2人で出かける機会が増えてきたので、ここらで改めて感謝と、まだ先は長いぞ!と口ではちょっと恥ずかしいようなことを手紙にしたいな (40代・女性)

○息子のお嫁さんに
  • 10ヶ月になる孫娘の初節句に遊びに行ったとき、久しぶりだからと好きなように孫と遊ばせてくれた彼女の心使いにお礼を (60代・女性)

○もうすぐ生まれてくる子どもに
  • パパとママは、とっても楽しみにしてるよ (30代・男性)

○過去の自分に
  • もっとしっかり働いて、貯金しておいたほうが良いよ (30代・女性)

Q7.あなたの思い出に残る手紙や、もらってうれしかった手紙など、 手紙にまつわるエピソードがあれば教えてください
  • 7歳の娘は、そのときの思いをすぐ手紙にして渡してくれます。先日は「このたびは、育ててくれて、ありがとうございます。」という手紙をもらいました。私への感謝が何となく(?!)伝わりました (30代・女性)
  • 15歳で家を出た息子が、20歳になったあるとき、私が書いた手紙を1枚も捨てることなく大事にとってあると教えてくれました。もらったときはもちろん、しばらくして読み返しているとのこと。ちょっぴりうれしかった… (40代・女性)
  • へたくそな字の母からの手紙が忘れられない (50代・男性)
  • ふと机の中を整理していると、小学生時代に未来の自分宛てに書いた手紙を見つけました。授業で書いたものだと思いますが、そこには将来の夢や理想像などが書かれていました。夢を叶えられなくて、申し訳ない気持ちになりましたが、なつかしい気分になり、子どものころに少し戻れた気分になって嬉しかったです。ちなみに将来の夢とは「ライオンを素手で倒せるスーパー格闘家になりたい!」でした (29歳以下・男性)
  • 母の書きかけの手紙。亡くなってしまった母の日記の中に、転勤でなかなか帰って来ない私宛てに、投函する前の手紙が何通かあり、何も親孝行をしてあげられなかった自分に反省して、その手紙を形見にしています (40代・男性)
  • 3年前、風船についた保育園児からの手紙がわが家に届き、今でもまれにですが、手紙のやり取りをしています。はじめはひらがなだけの手紙でしたが、徐々に小さい字で、漢字も書けるようになってきて、子どもの成長の早さを感じます (30代・女性)
  • 学校を休みがちだった時期に、予定表やプリントを持って来てくれる友だちが、毎回手紙を添えてくれていたことが、うれしくて、忘れられません (29歳以下・女性)
  • 留学を許してくれなかった父が、出発当日、玄関に置いていてくれた手紙。今でも宝物です (30代・女性)
  • ずっと昔、会ってすぐ好きになった人に手紙を出したところ、翌日、彼からの手紙を受け取った。お互い同じ日に手紙を書いて出したことがわかり、とても感激した (60代・女性)
  • 下の娘を妊娠中に「みんな待ってるから早く出ておいでね」とお腹の子宛てに、上の娘からお手紙をもらった。いつの間にこんなことするようになったのかと、びっくりしてうれしかった (30代・女性)
  • 3歳のころ、単身赴任していた父から、ひらがなだけで書かれた手紙をもらったとき。ふだんは恐い恐い父だったのに、とてやさしくユーモラスな内容でした (50代・女性)
  • 6歳の孫に手紙を書いています。相手はやっとひらがな、カタカナの読み書きが出来できるようになり、絵入りの返事をくれるようになりました。きれいな字を教えるために、とびきりきれいな筆文字で書いています (50代・男性)
  • 亡くなった母と同じ世代になった今、母の手紙を読んで、胸がいっぱいになりました。いつまでも残しておける手紙は、本当に良いものです (70歳以上・女性)
  • 46年ぶりに届いた、小学校時代の同級生からの便りで、童心に戻れたものです。今でも季節ごとに便りが来ますし、ときどき、お会いして一緒に温泉に行きます (60代・男性)
  • 元妻とつき合っていたころ、手紙を書いて渡したときに、恥ずかしいから、読んだら捨ててくれと言ったら、ほんとに捨てられていた。照れ隠しで言ったつもりだったのですが… (40代・男性)
豆知識-2 ポストはなぜ赤い?

ポストイメージ日本ではじめて郵便ポストが設置されたのは、明治4(1871)年のこと。当時のポストは木製で東京、大阪、京都と、それを結ぶ東海道の宿場にだけ設置されていたそうです。
翌、明治5(1872)年に郵便制度の全国への拡大に伴い、新しいポストがつくられました。ただし、色は黒。当時はまだ街灯などが充分に整備されていなかったので、黒いポストでは夜間は見えにくいと不評でした。このため、明治34(1901)年に、目立つ赤色に変えられたのだそうです。
現在では、速達用の青いポストや、国際郵便用の黄色いポスト、一部の都市では、景観を損なわないように、グレーやネイビーブルー(紺色)のポストなども設置されています。

今回の「手紙」についてのアンケートはいかがでしたか?

TEPORE会員の皆さまも、残念ながら手紙を書く機会はどんどん減っているようですが、それでも「手紙をもらうとうれしい」「手紙だからこそ伝わるものがある」と感じていらっしゃる方が、たくさんいらっしゃいました。
あまり気負わずに、ふだんの言葉で、久しぶりに連絡を取ってみたい友だちや、身近すぎて感謝の心が伝えにくい大切な人に、手紙を綴ってみましょう。その手紙が、忘れられない大切な手紙の1つになるかもしれませんよ。

次回は、「空き巣対策」についてのアンケート結果を発表します。お楽しみに!

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