RSS2.0
2007/4/26掲載
 
TEPOREウィークリー・アンケート「社会人1年生だったころ」

  社会人1年生だったころ


新社会人が誕生してもうすぐ1ヶ月。TEPORE会員の皆さまは「社会人1年生」だったころ、どんな思いを抱いていたのでしょうか?現在、社会人1年生の皆さまと、共通する部分があるかもしれませんね。思わず赤面したり、胸が熱くなったりするエピソードのご紹介もあります。

社会人1年生だったころイメージ
調査概要
調査方法 インターネットリサーチ
調査期間 2007年4月5日(木)〜4月8日(日)
対象者 TEPORE会員
有効回答者数 20,958人(男性11,562人・女性9,396人)
今回の「社会人1年生だったころ」に関する調査では、
2007年4月5日(木)〜4月8日(日)の間に、
20,958人の方から回答をいただきました。
今回のアンケートは、「学校を卒業して、はじめて社会に出られたとき」のことについてお聞きしました。
Q1.あなたは社会に出て働いた経験がありますか?
1位・ある=96.0%、2位・ない=3.7%、その他=0.3%
(回答数=20,958人)
社会人1年生だったころイメージアンケートにお答えいただいたTEPORE会員の皆さまの96%が、社会に出て働いた経験があるという回答でした。

■他にもこんなご意見がありました

  • 15歳で働きながら定時制高校に行きました (50代・女性)
  • 第二次世界大戦の場合の学徒動員 (70歳以上・男性)
  • 正社員としてはないです。非常勤、アルバイトのみです (40代・女性)
  • 自営業専従者 (50代・男性)
Q2.はじめて働いたときの「思い」とは、どんなものでしたか?
1位 期待に胸が膨らんでいた 48.8%
2位 やる気に満ちあふれていた 45.6%
3位 仕事への重責を感じていた 23.8%
4位 これで生活の糧を得られると思った 19.9%
5位 資格や能力を活かしたいと思った 14.8%
6位 友だちをつくろうと思った 14.7%
7位 使命感に燃えていた 12.7%
8位 手に職をつけたいと思った 11.7%
9位 社会に出るのが怖いと思った 9.9%
10位 夢を実現できて、うれしかった 9.3%
(回答数=20,176人)※複数回答
はじめて働いたときの「思い」の1位は「期待に胸が膨らんでいた」(48.8%)、2位は「やる気に満ちあふれていた」(45.6%)でした。
年代別でみると「使命感に燃えていた」は年代が高いほど多く、「資格や能力を活かしたいと思った」は年代が若いほど多いという傾向がありました。「社会の担い手としての使命」を感じていた世代から、「個人の能力を活かしたい」という世代へ、価値観の変化が表れているようですね。

■他にもこんなご意見がありました

  • 敗戦直後に紡績業界に入り、日本復興の原動力になろうという意気込みがあった (70歳以上・男性)
  • 「学生には嫁はやれぬ」と言われ、やむなく就職した (60代・男性)
  • 同期に負けたくない (29歳以下・女性)
  • ヒールの靴が痛くて、これから大丈夫かな?と思った (40代・女性)
  • やっと試験から解放された (60代・男性)
  • 働くことで精一杯で、考える暇もなかった (30代・女性)
Q3.はじめて手にした収入だからこその使い道は何でしたか?
1位 親にプレゼントを贈った 44.5%
2位 預貯金をはじめた 37.9%
3位 趣味など自分の好きなことに使った 24.5%
4位 仕事で必要な物を買った 18.1%
5位 友人との交際費に使った 12.0%
6位 覚えていない 11.7%
7位 親以外の家族、親戚にプレゼントを贈った 5.5%
8位 恋人にプレゼントを贈った 2.8%
9位 お世話になった人(知人・先輩・恩師など)にプレゼントを贈った 2.4%
9位 借金を返した 2.4%
(回答数=20,176人)※複数回答
社会人1年生だったころイメージTEPORE会員の皆さまの「はじめて手にした収入だからこその使い道」の1位は、年代・性別を問わず「親にプレゼントを贈った」(44.5%)でした。大人になった第一歩に、これまで育ててもらった感謝をこめて親に何かを贈りたいという気持ちは、昔も今も変わらないようです。

■他にもこんなご意見がありました

  • 亡くなった祖父が好きだったあんまんを、仏壇に供えた (30代・女性)
  • 全額で通勤用のバイクを買った (29歳以下・男性)
  • 封を切らずに親に渡して、その中から小遣いをもらった (60代・男性)
  • 背広が1着しかなかったので、予備の背広を買った (50代・男性)
  • 職場の人々に感謝の贈り物をした (40代・男性)
Q4.あなたが社会人1年生だったころ、はじめて社会の厳しさを感じた出来事や、失敗談、思い出に残るエピソードがあれば、当時の職業と共に教えてください
  • 郵便集配をしていました。今から50年前、当時はまだ仕事ものんびりしたところがあり、配達に伺った家のおばあさんに温泉旅館の予約の手紙を書いて欲しいと頼まれ、書いてあげたところ、それからは何度も頼まれるようになりました。今ではとても考えられないことです (70歳以上・男性)
  • 社会人1年目、はじめて寝坊した日に上司が意外にも気遣いを示してくれた。コンビニでおにぎりを買って来てくれて、「時間がなくて朝食をとってないだろうから、食べな」と言われた。「もう寝坊はするものか」と思いながら食べたあの日のおにぎりは、今でも忘れない (29歳以下・男性)
  • 小学校の教員になって、初日にいきなり授業をすることになった。トイレの場所も聞かずに授業をはじめてしまったため、休み時間に大あわて、かつ迷子になって、子どもたちに職員室まで連れて帰ってもらいました (29歳以下・女性)
  • 営業の仕事をしていたが、営業先で緊張のあまり、出前に来ていた人に名刺を出してしまい大笑いされた。おかげでその会社との取引がうまくいった (40代・男性)
  • 上司あてに英語で電話がかかってきたが、語学に自信がなかったため、思わず電話を切ってしまった (50代・女性)
  • システムエンジニアをやってました。残業することが多かったのですが、「私も少しは役に立てているのかも」というおごりがありました。離れて住んでいる父に電話で「残業でいつも帰りが遅い」と自慢げに言うと、父から「仕事ができない証拠だよ。残業しているのは自慢にならないよ」と言われて、自分の甘さに気づきました (29歳以下・女性)
  • パティシエになりたくて頑張っていた1年目、先輩がつくったケーキを、つまずいた拍子に放り投げてしまったら、自分の頭に落ちてきた。すごく申し訳ない気持ちでいっぱいだったけど、先輩は大笑いしていつまでも語り継いでくれました (30代・女性)
  • 支店長を「先生」と呼んでしまった (40代・女性)
  • 言葉遣いが悪く、再三注意を受けた。今、新人の言葉遣いや執務態度に文句を言っている自分がおかしい (60代・男性)
  • 昭和30年代初頭、東北育ちの人間が広島県に赴任したので、現地の方言に慣れるまで、言葉の問題ではよく失敗した。今なら、どこの方言もテレビで知ることができるが、まだテレビが普及していない当時は、言葉の問題は大変だった (70歳以上・男性)
  • コンピューターソフトウェア関連の仕事で、私が担当した部分があまりにも不具合が多く、私自身の能力では収拾をつけることができず、先輩に丸ごとつくり直してもらったことがあります。あのときは先輩に迷惑をかけてしまったことと、自分の数週間分の作業がすべて削除されてしまったことで、かなり落ち込みました (30代・男性)
豆知識 あなたは何タイプの新入社員?

財団法人 社会経済生産性本部「職業のあり方研究会」によって命名された平成18年度の新卒新入社員のタイプは「デイトレーダー型」。その特徴は「細かい損得勘定で銘柄(会社)の物色を継続し、安定株主になりにくい。売り手市場だっただけに、早期転職が予想される」だとか。
新入社員タイプは、昭和48年度から平成14年度まで30年間にわたり、坂川山輝夫氏(現代コミュニケーション・センター所長)が命名し、平成15年度からは上記研究会がその役割を引き継いでいます。ここでは、思わず納得(?)してしまいそうなタイプの例をご紹介しましょう。

入社年度別新入社員タイプ代表例
年度 タイプ 特 徴
昭和49
(1974)
年度
ムーミン型 人畜無害でおとなしいが、大人か子どもか得体知れず。
55
(1980)
コインロッカー型 小じんまりと画一的で、外見も反応もすべて同じ。
57
(1982)
瞬間湯沸かし器型 新式と旧式の2種類存在し、反応・熱意が正反対。
60
(1985)
使い捨てカイロ型 揉まないと熱くならず、扱い方もむずかしい。
63
(1988)
養殖ハマチ型 過保護で栄養分は高いが、魚らしくピチピチしていない。
平成4
(1992)
年度
バーコード型 読み取り機(上司)次第で、迅速・正確・詳細な処理も可能に。
7
(1995)
4コママンガ型 理解に時間がかからず、傑作もある一方で、市場にあふれているので安く調達できる。
12
(2000)
栄養補助食品型 ビタミンやミネラル(語学力やパソコン活用能力)を豊富に含み、企業の体力増強に役立ちそうだが、直射日光(叱責)に弱く、賞味期限(試用期間)内に効果(ヤル気)が薄れることあり。
15
(2003)
カメラ付ケータイ型 その場で瞬時に情報を取り込み、発信するセンスや処理能力を持ち、機能も豊富だが、経験や知識がなかなか蓄積されない。また、中高年者にとって使いこなしきれない側面もある。
16
(2004)
ネットオークション型 ネット上で取引がはじまり、良いものには人気が殺到し、さっさと売れる一方で、PR不足による売れ残りも多数。一方で、ブランド名やアピールに釣られて高値で落札したものの、入手後にアテが外れることもある。
17
(2005)
発光ダイオード型 電流を通す(=ちゃんと指導する)と、きれいに光る(=いい仕事をする)が、決して熱くはならない(=冷めている)。
18
(2006)
ブログ型 表面は従順だが、さまざまな思いを内に秘め、ときにインターネット上の日記を通じて、大胆に自己主張する。繊細な感受性とブログ的なネットワーク力にすぐれるが、ともすれば、パソコンに向かって語るだけの行為に止まる傾向もある。
19
(2007)
デイトレーダー型 景気の回復で久々の大量採用だったが、氷河期前とは異なり、細かい損得勘定で銘柄(会社)の物色を継続し、安定株主になりにくい。売り手市場だっただけに、早期転職が予想される。ネットを駆使した横のつながりで情報交換が活発だが、情報に踊らされない慎重さも必要。

出典:タイプ命名等は、現代コミュニケーション・センター所長 坂川山輝夫氏による。平成15年度から(財)社会経済生産性本部が引き継ぎ命名。

※なお、35年間分の新卒新入社員のタイプのすべて見てみたい、という方は、こちらからどうぞ。
http://activity.jpc-sed.or.jp/detail/lrw/activity000805.html

Q5.あなたの身近にいる社会人1年生に期待することや、メッセージがあればお書きください
  • 社会人1年生だったころイメージどうせ先輩には差をつけられている。唯一先輩と対等になれるのは、時間を守ること。遅刻などはもってのほか (70歳以上・男性)
  • 指示待ちでなく、自主的に考え、問題を解決しようとする姿勢が必要だと思います (50代・男性)
  • 目標を持って…とよく言いますが、きっと漠然としている人も少なくないと思います。夢や目標はさまざまな出会いから生まれてくると思うので、気負うことなく、まわりをよく見ながら、自分を見つめていくと良いかと思います (30代・女性)
  • 健康管理のできていない人がいますが、自分に厳しく、健康管理をして、コツコツと地道に頑張ってください (50代・男性)
  • 知ったかぶりをせず、わからないことは素直にどしどし先輩たちに聞いて学んで欲しい。質問できるのは1年生の特権だから (29歳以下・女性)
  • 最初に与えられる業務は単純で魅力がなくても、これをきちんと遂行する気持が将来の自分に役立つので、決して軽視しないこと (60代・男性)
  • 良いことばかり起こるとは限りませんが、何があってもムダということはないです。あなたの人生の糧に必ずなっています (40代・女性)
今回の「社会人1年生」についてのアンケートはいかがでしたか?

今やすっかりベテランのTEPORE会員の皆さまも、「社会人1年生のころ」は、さまざまな悪戦苦闘があったようですね。今にして思えば笑い話にできることも、その当時は大変だったのでしょう。現在、社会人1年生やこれから社会人になろうとしている皆さまも、今回のアンケートにあるエピソードや、メッセージを参考にして頑張ってください。

次回のアンケート結果公開は5月10日(木)。「大人の食学〜主食を考える〜」についての結果を発表します。お楽しみに!

ご意見・ご感想

あなたの声を聞かせてください


※リサーチ結果の転載、引用、お問合せにつきましては、こちらよりご連絡ください。
アンケートに答える→