| |
 |
日記

平安の昔から、男女問わず多くの人が書き記してきた「日記」。最近は、紙に書くのではなく、ネット上のブログに書く日記も人気のようですね。TEPORE会員の皆さまは、どんな方法で、どんなことを日記に綴っているのでしょうか?また、古い日記を読み返したくなるのはどんなときなのでしょうか?
|
|
 |
 |
| 調査方法 |
インターネットリサーチ |
| 調査期間 |
2007年7月5日(木)〜7月8日(日) |
| 対象者 |
TEPORE会員 |
| 有効回答者数 |
30,429人(男性16,444人・女性13,985人) |
|
今回の「日記」に関する調査では、
2007年7月5日(木)〜7月8日(日)の間に、
30,429人の方から回答をいただきました。 |
|
 |
| 1位 |
以前は書いていたが、最近は書いていない |
38.0% |
| 2位 |
日記を書いたことはない |
30.3% |
| 3位 |
思いついたときだけ書いている |
13.9% |
| 4位 |
毎日書いている |
9.6% |
| 5位 |
2〜3日に1度書いている |
4.4% |
| 6位 |
週に1度程度書いている |
1.8% |
|
|
1位は「以前は書いていたが、最近は書いていない」(38.0%)でした。日記を書いたことはあっても、継続して書き続けているという方は意外に少ないようです。以下、「日記を書いたことはない」(30.3%)が2位、「思いついたときだけ書いている」(13.9%)が3位の順となっています。
男女別の1位では、男性の「日記を書いたことがない」(41.4%)に対して、女性は「以前は書いていたが、最近は書いていない」(44.9%)となっており、男性よりも女性のほうに日記の経験者は多いようです。
|
■他にもこんなご意見がありました
- 小学校の夏休みの宿題以来、書いていない (40代・男性)
- 旅行に行ったときだけ (30代・女性)
- 年のはじめに2週間くらい書いて終わったことが、50年間に7〜8回ある (50代・女性)
- 印象に残ることがあったときだけ書く。年に3〜4日か (70歳以上・男性)
- メモ程度のことは毎日書いている (60代・女性)
|
 |
 日本に残る自筆の日記として最古のものは、藤原道長の『御堂関白記』[長徳4年(998年)から治安元年(1021年)まで記述]だといわれています。この日記には、その日にあった出来事のほか、毎日の吉凶や禁忌、宮中行事や儀式の準備の方法などが詳細に綴られています。伝統を重んじる当時の貴族社会では、年中行事をしっかりと実施することが非常に重要だとされていたので、日記を書くことは貴族にとって、これらの知識を子孫に伝えるための重要な義務でもあったようです。
|
 |
| 1位 |
半年以内 |
18.1% |
| 2位 |
1年〜2年未満 |
13.5% |
| 3位 |
3年〜5年未満 |
12.4% |
| 4位 |
半年〜1年未満 |
12.2% |
| 5位 |
5年〜10年未満 |
12.1% |
| 6位 |
2年〜3年未満 |
11.9% |
| 7位 |
10年〜20年未満 |
8.5% |
| 8位 |
20年〜30年未満 |
4.0% |
| 9位 |
書き始めたばかり |
2.5% |
| 10位 |
30年〜40年未満 |
2.2% |
|
|
1位は「半年以内」(18.1%)、2位は「1年〜2年未満」(13.5%)、3位は「3年〜5年未満」(12.4%)と、比較的短い期間が上位を占めました。
年代別でも、ほとんどの年代で「半年以内」が1位でしたが、60代では「5年〜10年未満」(15.9%)、70歳以上では「10年〜20年未満」(18.3%)が1位と、年代が高いほど長く日記を続けている方が多いという結果になりました。
また、60歳以上で長く日記を続けている方は、その日記を50代から書き始めているケースが多いという傾向も見られました。ゆっくりした時間が持てるようになったときに、日々の出来事を記録に残しておきたいという気持ちが強くなるのでしょうか。
■他にもこんなご意見がありました
- これから書こうと思っている (30代・女性)
- 10代のころから途切れ途切れに書いてはいるが、書いたものがどこへ行ったのかわからない (50代・男性)
- 中学生から27〜29歳くらいまで (30代・女性)
- 現役で仕事していたときは毎日。35年間 (70歳以上・男性)
- ホントに思いついたときしか書いてないので、続いているとは言いがたい (29歳以下・男性)
|
 |
| 1位 |
日記帳・ノートなど |
35.1% |
| 2位 |
メモ用紙・手帳など |
22.3% |
| 3位 |
インターネットにある自分のブログ |
12.7% |
| 4位 |
その他 |
10.7% |
| 5位 |
SNSサイトなどにある日記ページや掲示板 |
9.7% |
| 6位 |
自分のWebサイトにある日記ページや掲示板 |
6.4% |
| 7位 |
携帯電話・電子手帳など |
2.5% |
| 8位 |
携帯サイトにある日記ページや掲示板 |
0.4% |
| 9位 |
画用紙・スケッチブックなど |
0.1% |
| 9位 |
ハガキ・便せんなど |
0.1% |
|
|
1位は「日記帳・ノートなど」(35.1%)、2位は「メモ用紙・手帳など」(22.3%)と、紙に手書きで書いている人のほうが多いという結果です。
また、どの年代も共通して1位は「日記帳・ノートなど」でしたが、若い年代ほどインターネットを利用しているという回答が多くなっています。しかも、インターネットの中でも、29歳以下では「SNSサイトなどにある日記ページや掲示板」、30〜59歳では「インターネットにある自分のブログ」、60歳以上では「自分のWebサイトにある日記ページや掲示板」と、年代によって利用しているネット上の日記にも違いが見られました。
■他にもこんなご意見がありました
- 家計簿の余白に (60代・女性)
- パソコンの日記ソフト (40代・男性)
- カレンダー (30代・男性)
- はじめはノート、ここ10数年はPC (50代・男性)
- アルバムに写真や入場券など、記念になるものを (70歳以上男性)
|
 |
| 1位 |
文章だけの日記 |
83.5% |
| 2位 |
写真が中心の日記 |
6.5% |
| 3位 |
絵・イラストが中心の日記 |
1.4% |
| 4位 |
ポエム(詩)ふうの日記 |
0.4% |
| 5位 |
他の人との交換日記 |
0.2% |
| 5位 |
俳句や短歌で表現した日記 |
0.2% |
| 7位 |
ビデオ映像が中心の日記 |
0.1% |
| 7位 |
音声・音楽が中心の日記 |
0.1% |
|
|
「文章だけの日記」が83.5%で1位と圧倒的でした。これは、年代別・男女別で見ても共通しています。写真を撮ったり、絵を描いたりするよりも、文章だけで記録するほうが手軽だし、いつでもどこでもすぐにできるからなのかもしれません。書いているうちに1日を振り返ったり、考えをまとめたりすることができるのも、文章ならではの特徴と言えるでしょう。
■他にもこんなご意見がありました
- 文章に多少のイラスト (60代・女性)
- 数字とグラフの表 (50代・男性)
- 文章・新聞の切り抜き (50代・女性)
- 韓国語の勉強をしているので、韓国語で書いている (40代・女性)
- 箇条書きのメモふう (60代・男性)
|
 |
| 1位 |
日々の記録として |
52.8% |
| 2位 |
うれしかったり、悲しかったりした感動を残すため |
12.6% |
| 3位 |
自分の考えを整理するため |
9.0% |
| 4位 |
とくに目的は無い |
5.8% |
| 5位 |
コミュニケーションのため |
4.5% |
| 6位 |
ストレス解消のため |
2.5% |
| 7位 |
1日を締めくくるため |
1.7% |
| 8位 |
ただの習慣 |
1.6% |
| 9位 |
ポジティブな気分になるため |
1.5% |
| 9位 |
脳の活性化のため |
1.5% |
|
|
日記を書く動機の1位は「日々の記録として」(52.8%)、2位は「うれしかったり、悲しかったりした感動を残すため」(12.6%)でした。過ぎ去ってしまえば、やがて忘れてしまう日々の出来事やそのときの思いを、きちんとかたちにして残しておきたいと考えている方が多いようですね。
■他にもこんなご意見がありました
- 情報発信 (50代・男性)
- 夢を忘れないため (30代・女性)
- 書く行為が好きなので、文字・文章を綴りたくなる (50代・女性)
- 主人の不審な行動を記録しておくため (40代・女性)
- 子どもが大きくなったときに、どういうふうに成長をしてきたかを見せてあげたいから (29歳以下・女性)
- 生きている証拠に (50代・男性)
|
 |
| 全体 |
| 1位 |
その日にあった出来事をいろいろ |
70.5% |
| 2位 |
子どもの成長など、記録として残したいこと |
6.6% |
| 3位 |
特に傾向はないと思う |
5.4% |
| 4位 |
趣味のこと |
3.5% |
| 5位 |
悔しかったり、悲しかったりしたこと |
3.2% |
| 6位 |
恋愛のこと |
2.9% |
| 7位 |
うれしかったこと |
2.5% |
| 8位 |
その日食べたものについて |
1.5% |
| 9位 |
失敗談 |
0.5% |
| 10位 |
ダイエット日記 |
0.3% |
|
|
日記に書いている内容では、「その日にあった出来事をいろいろ」(70.5%)が突出して1位でした。やはり、日常の記録として日記を書いている方が圧倒的に多いことを裏付ける結果となっています。日々の何気ない出来事の中にも、喜びや驚きなど、さまざまな感情が含まれていそうです。
|
 |
| 男女別ランキング |
| [男性] |
|
[女性] |
| 1位 |
その日にあった出来事をいろいろ |
74.7% |
|
1位 |
その日にあった出来事をいろいろ |
67.1% |
| 2位 |
特に傾向はないと思う |
6.7% |
|
2位 |
子どもの成長など、記録として残したいこと |
10.6% |
| 3位 |
趣味のこと |
4.8% |
|
3位 |
特に傾向はないと思う |
4.3% |
| 4位 |
その他 |
3.6% |
|
4位 |
悔しかったり、悲しかったりしたこと |
4.0% |
| 5位 |
うれしかったこと |
2.3% |
|
5位 |
恋愛のこと |
3.9% |
|
|
2位以下では、男性は「趣味のこと」や「うれしかったこと」が上位にランクインしているのに対して、女性は「悔しかったり、悲しかったりしたこと」や「恋愛のこと」と答えた方が多く、日記の内容には男女による違いも見られました。もしかしたら女性は、悲しい気持ちや切ない感情を日記に書くことで、昇華させているのではないでしょうか。
■他にもこんなご意見がありました
- 昆虫の飼育を通じて、家族や人間の関わりを綴っている (40代・男性)
- 夢の内容 (30代・男性)
- 自分への応援 (29歳以下・女性)
- 母の介護について (40代・女性)
- 世の中の動きと未来予想 (50代・男性)
- 人にアドバイスを受けたことなど (40代・女性)
|
 |
| 1位 |
昔のことを思い出したいとき |
23.8% |
| 2位 |
あまり読み返すことはない |
23.1% |
| 3位 |
大掃除などで、たまたま日記を見つけたとき |
18.5% |
| 4位 |
自分自身を見つめ直したいとき |
12.7% |
| 5位 |
暇なとき |
11.8% |
| 6位 |
落ち込んでいる自分を奮い立たせたいとき |
3.7% |
| 7位 |
人生の節目を迎えるとき |
3.3% |
|
|
1位は「昔のことを思い出したいとき」(23.8%)でした。記憶が曖昧になってしまいがちな過去の出来事も、日記に書き残しておけば、正確に思い出すことができますね。2位は「あまり読み返すことはない」(23.1%)、3位は「大掃除などで、たまたま日記を見つけたとき」(18.5%)という結果となっています。どうやら、読み返すためではなく、書くこと自体に日記の意味があると感じている方が多いようです。
男女別では、女性の1位が「大掃除などで、たまたま日記を見つけたとき」(24.9%)なのに対して、男性の1位は「あまり読み返すことはない」(27.1%)でした。過去を振り返るよりも、今を大切にしたいのが男性のホンネ?
■他にもこんなご意見がありました
- 夢など、ずっと思っていたことが叶ったとき (50代・男性)
- 毎年、年末に1年の反省をする (70歳以上・男性)
- 恥ずかしいので捨てた (40代・女性)
- 同じような状況に陥ったときの打開策を探すとき (40代・男性)
- 笑いたいとき (30代・女性)
|
 |
 |
- 現在は書いていないが、昔、寮にいたときに日記を書いていました。その最初のページに『この日記は個人のプライバシーに関することを書いているので盗み読みをしてはいけない』と書いていましたが、同室の者は全員このことを知っていたので、全員が盗み読みをしていたようです (70歳以上・男性)

- これまでの日記は、主にその日の出来事や食べた物などが中心でしたが、ひと月ほど前から『嬉しい、楽しい、幸せ、感謝』と感じた出来事のみを日記に書くようにしました。もちろん、毎日楽しいことばかりではありませんが、あえてプラス思考にすることにより、毎日が楽しく感じるようになりました (30代・女性)

- 年とともに親父に顔が似てくるように、まったく違っていた筆跡までが、いつの間にか親父そっくりに変化していることを発見して、しばし生前の親父との思い出に浸った (60代・男性)

- 小学生のころの日記に『家出の計画』らしきものが書かれていたが、家出の際に持っていく物リストに「鍋(大、小各1)、シーツ2枚、水取りゾウさん5個…」などと、やたら家庭的な物をびっしり記入していた (40歳・女性)

- 長男、次男ともに、生まれたときから1歳までの子育てをかなり詳しく書いていました。義妹や姪から子育ての相談を受けたときには、そのノートを見直してずいぶん助言できたと思います。将来、息子たちのお嫁さんに、このノートを渡してやりたいと思っています (50代・女性)

- SNSで育児日記を書いていると、ママ友だちが増えました。ふつうに専業主婦していると、ご近所くらいしか交流がないけれど、SNSだと遠くの友だちとも近況を伝え合うことができて、でうれしいです (30代・女性)

- 病気で入院する前に、自分のものを整理していて昔の日記を見つけ、読んだ。18歳から20歳くらいまでの自分が、どれほど希望に満ちあふれていたかを思い出し、「頑張れよ」と今の自分を励ましてくれているように思えた (50代・男性)

- 娘(現在高2)が小学4年のときに、夫と私の3人で交換日記をしていました。4コママンガなども書いてあり、今でもときどき読み返して家族で大笑いしています (30代・女性)

- 去年の今ごろ何をしていただろうと思って、読み返すことが多い。昔悩んでいたことも、今思えばたいしたことじゃないから、今の悩みもたいしたことないのだろうと思える (29歳以下・女性)

- 高校のとき、人に見られたら恥ずかしいと思い、すべて暗号で日記を書いていた。今読み返すと、自分でもほとんど解読できません… (30代・男性)
 |
|
 |
|
 |
 日常の出来事を記録に残しておけるのはもちろんのこと、気持ちや考えを整理できたり、インターネットなどを通じて公開することでコミュニケーションの輪が広がったりと、「日記」にはさまざまな役割や効果があるようです。「三日坊主で終ってしまいそうだから日記は書かない」という方もいらっしゃいましたが、あまり気負い過ぎずに、書きたいことがあるときだけ書いてみてはいかがでしょうか?ふとしたときに読み返してみると、懐かしい記憶がよみがえるかもしれません。
次回は、「大人の食学 〜夏バテを食学する〜」についてのアンケート結果を発表します。お楽しみに! |
|
|