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2008/05/15掲載

TEPORE ウイークリーアンケート

TEPOREウィークリー・アンケート「紫外線」

5月は、紫外線の量が急激に増えてくる時期です。紫外線は、お肌のしみやそばかす、しわの原因となりますから、美容に気を使う女性にとっては大敵!また、最近では皮膚がんなどとの関連も指摘されることから、女性はもちろん、男性の方にとっても、紫外線対策は見過ごせなくなってきています。TEPORE会員の皆さまは、果たしてどのような紫外線対策をされているのでしょうか?正しい紫外線対策方法や紫外線の有害性などについて、皮膚科の先生にもお話をうかがいました。

テーマイメージ 調査概要
調査方法 インターネットリサーチ
調査期間 2008年4月10日(木)〜4月13日(日)
対象者 TEPORE会員
有効回答者数 50,756人(男性27,515人・女性23,241人)
今回の「紫外線」に関する調査では、2008年4月10日(木)〜4月13日(日)の間に、50,756人の方から回答をいただきました。
Q1 あなたは、紫外線が気になりますか?
1位・気にはなるが特に何もやっていない	(43.5%)、2位・気になるので紫外線対策をしている(35.3%)、3位・気にならない(20.9%)、4位・その他(0.3%)(回答数=50,756人)
解説
「紫外線が気になる」という方は、全体で約79%にも上るのに、その中で「何らかの紫外線対策をしている」という方は、35.3%と半数にも達しませんでした。
男女別で見ると、「紫外線対策をしている」とお答えいただいた方が、女性では65.4%と半数を超えているにもかかわらず、男性では、わずか9.8%でした。また、年代別で見ると、若い人ほど紫外線対策をしている方が多くなる傾向がありました。どうやら、若い女性ほど、お肌の美白や美容を気にする方が多いようです。
男女別ランキング 男性
1位
気にはなるが
特に何もやっていない 53.3%
2位
気にならない 36.5%
3位
気になるので
紫外線対策をしている 9.8%
(回答数=27,515人)
女性
1位
気になるので
紫外線対策をしている 65.4%
2位
気にはなるが
特に何もやっていない 31.9%
3位
気にならない 2.4%
(回答数=23,241人)

年代別ランキング 《39歳以下》 《40〜59歳以下》
1位
気になるので
紫外線対策をしている 42.1%
2位
気にはなるが
特に何もやっていない 40.5%
3位
気にならない 17.2%
(回答数=18,791人)
1位
気にはなるが
特に何もやっていない 44.7%
2位
気になるので
紫外線対策をしている 32.9%
3位
気にならない 22.2%
(回答数=25,381人)
《60歳以上》
1位
気にはなるが
特に何もやっていない 47.7%
2位
気にならない 26.5%
3位
気になるので
紫外線対策をしている 25.2%
(回答数=6,584人)

他にもこんなご意見がありました
  • 本人は気にしていないが、妻がうるさい (70歳以上・男性)
  • 出かけてから、日焼け止めを忘れたことを反省する繰り返し (40代・女性)
  • 日光アレルギーなので、帽子と手袋が手放せない (30代・女性)
  • 気にはなるが、時間のあるときや思い出したときにしかしない (29歳以下・女性)
  • むしろ、もっと浴びたい (30代・男性)
  • 海水浴などレジャーのときのみ対策をする (30代・女性)
  • 目だけ気にしている (29歳以下・男性)
Q2 あなたが特に紫外線を気にするのは、どの月ですか?
1位
8月 78.5%
2位
7月 76.6%
3位
9月 60.5%
4位
5月 58.5%
5位
6月 56.5%
6位
4月 32.4%
7位
10月 29.3%
8位
3月 14.3%
9位
特に時期は意識していない 9.8%
10位
11月 7.8%
(回答数=40,162人)※複数回答
解説
特に紫外線が気になるのは、7〜8月にかけてという意見が上位を占めました。やはり、日差しが強い真夏の時期に、もっとも紫外線を気にされる方が多いようです。さらに、5〜9月までの5か月間は、紫外線を気にしていると答えた方が50%以上いらっしゃることから、初夏から秋口にかけての長い期間、紫外線の影響があるという認識が定着しつつあるようです。
他にもこんなご意見がありました
  • 日差しが強いと感じるとき (29歳以下・女性)
  • 季節に関係なく毎日 (40代・女性)
  • 朝起きて肌が不調だと、いつも気になります (29歳以下・女性)
  • 東南アジアなどに出かけたとき (40代・男性)
  • スキーに行ったとき (50代・男性)
  • 雨の日以外は1年中 (30代・女性)
Q3 あなたが行っている紫外線対策とは、どういったものですか?
1位
日焼け止めクリームなどを塗る 83.8%
2位
UVカット効果のある化粧品を使う 67.6%
3位
帽子をかぶる 56.5%
4位
なるべく日陰を歩く 49.8%
5位
日傘をさす 44.0%
6位
長袖の服などを着て肌の露出を減らす 40.8%
7位
日差しの強い時間帯は外出を控える 32.5%
8位
UVカットのメガネやサングラスをかける 24.2%
9位
車や自宅の窓ガラスにUVカットフィルムを貼る 12.2%
10位
日差しの強い時期は外出を控える 10.1%
(回答数=17,908人)※複数回答
解説
紫外線イメージ TEPORE会員の皆さまが行っている紫外線対策で圧倒的に多かったのは、「日焼け止めクリームなどを塗る」(83.8%)、次いで「UVカット効果のある化粧品を使う」(67.6%)でした。どうやら、顔や体に直接塗るタイプの紫外線対策が人気のようです。また、「日傘をさす」(44%)よりも、「なるべく日陰を歩く」(49.8%)という人のほうが多い結果となりました。日傘をさすのは面倒、抵抗があるという人が多いのかもしれませんね。
男女別で見ると、男性はサングラスなど、女性は化粧品などでUVカット商品が人気のようです。さらに、年代別に見てみると、50代以下では「日焼け止めクリームなどを塗る」が1位でしたが、60代以上では「帽子をかぶる」が1位となっており、高齢の方とそうでない方とで違いが見られました。
男女別ランキング 男性
1位
日焼け止めクリーム
などを塗る 66.2%
2位
帽子をかぶる 55.0%
3位
UVカットのメガネや
サングラスをかける 39.5%
4位
長袖の服などを着て
肌の露出を減らす 31.6%
5位
なるべく日陰を歩く 29.9%
(回答数=2,705人)※複数回答
女性
1位
日焼け止めクリーム
などを塗る 87.0%
2位
UVカット効果のある
化粧品を使う 78.0%
3位
帽子をかぶる 56.7%
4位
なるべく日陰を歩く 53.4%
5位
日傘をさす 51.2%
(回答数=15,203人)※複数回答

年代別ランキング 《29歳以下》 《30〜59歳以下》
1位
日焼け止めクリーム
などを塗る 90.9%
2位
UVカット効果のある
化粧品を使う 70.8%
3位
なるべく日陰を歩く 53.4%
4位
日傘をさす 40.1%
5位
長袖の服などを着て
肌の露出を減らす 38.8%
(回答数=1,875人)※複数回答
1位
日焼け止めクリーム
などを塗る 85.0%
2位
UVカット効果のある
化粧品を使う 69.4%
3位
帽子をかぶる 56.5%
4位
なるべく日陰を歩く 49.8%
5位
日傘をさす 44.8%
(回答数=14,377人)※複数回答
《60〜69歳以下》 《70歳以上》
1位
帽子をかぶる 75.9%
2位
日焼け止めクリーム
などを塗る 67.9%
3位
UVカット効果のある
化粧品を使う 52.4%
4位
長袖の服などを着て
肌の露出を減らす 50.9%
5位
なるべく日陰を歩く 46.8%
(回答数=1,295人)※複数回答
1位
帽子をかぶる 82.0%
2位
日焼け止めクリーム
などを塗る 56.5%
3位
UVカットのメガネや
サングラスをかける 49.3%
4位
長袖の服などを着て
肌の露出を減らす 44.6%
5位
なるべく日陰を歩く 41.8%
(回答数=361人)※複数回答


他にもこんなご意見がありました
  • UVカットのコンタクトレンズを使用している (30代・女性)
  • スカーフ、手袋、マスクも着用 (50代・女性)
  • ビタミンCを多く摂取するよう心がける (40代・女性)
  • 外出先の場合は、できる限り地下街を歩く (29歳以下・男性)
  • 運転の際は、腕に日よけを着用 (40代・女性)
  • カーテンは遮光性のものを使い、家の中にいるときもすごく気を使っています (40代・女性)
Q4 あなたが紫外線対策を行う理由は、何ですか?
1位
美白肌の維持(しみ、そばかすなどの予防) 78.0%
2位
肌のアンチエイジングのため 49.0%
3位
皮膚がん予防のため 31.9%
4位
日焼けした肌の色が嫌いだから 12.9%
5位
日焼けは何となく体に悪そうだから 12.1%
6位
日焼けすると疲れるから 10.7%
7位
紫外線が体質に合わないから 9.2%
8位
白内障予防のため 9.0%
9位
髪が傷まないように 6.5%
10位
日光アレルギーだから 5.7%
(回答数=17,908人)※複数回答
解説
紫外線対策をする理由の1位は「美白肌の維持(しみ、そばかすなどの予防)」(78.0%)、2位は「肌のアンチエイジングのため」(49.0%)と、美容のためという意見が圧倒的に多く見られました。
男女別で見ると、女性は「美白肌の維持(しみ、そばかすなどの予防)」が87.0%とダントツで1位なのに対して、男性は「皮膚がん予防のため」が1位(53.9%)でした。女性が美しくあるために紫外線対策をしているのに対して、男性は病気予防のためと、性別によってその目的に大きな違いがありました。
また、年代別では、年代が若い方では「美白肌の維持」「肌のアンチエイジングのため」が、年代が高い方では「皮膚がん予防のため」「白内障予防のため」が多い傾向が見られました。
男女別ランキング 男性
1位
皮膚がん予防のため 53.9%
2位
美白肌の維持
(しみ、そばかすなどの予防)
27.4%
3位
肌のアンチエイジング
のため 24.2%
4位
白内障予防のため 22.8%
5位
日焼けは何となく
体に悪そうだから 16.9%
(回答数=2,705人)※複数回答
女性
1位
美白肌の維持
(しみ、そばかすなどの予防)
87.0%
2位
肌のアンチエイジング
のため 53.5%
3位
皮膚がん予防のため 28.0%
4位
日焼けした肌の色が
嫌いだから 13.8%
5位
日焼けは何となく
体に悪そうだから 11.2%
(回答数=15,203人)※複数回答

年代別ランキング 《29歳以下》 《30〜39歳以下》
1位
美白肌の維持
(しみ、そばかすなどの予防)
86.5%
2位
肌のアンチエイジング
のため 41.9%
3位
日焼けした肌の色が
嫌いだから 25.7%
4位
皮膚がん予防のため 21.9%
5位
日焼けは何となく
体に悪そうだから 16.5%
(回答数=1,875人)※複数回答
1位
美白肌の維持
(しみ、そばかすなどの予防)
84.9%
2位
肌のアンチエイジング
のため 49.1%
3位
皮膚がん予防のため 24.1%
4位
日焼けした肌の色が
嫌いだから 13.9%
5位
日焼けは何となく
体に悪そうだから 12.2%
(回答数=6,033人)※複数回答
《40〜49歳以下》 《50〜59歳以下》
1位
美白肌の維持
(しみ、そばかすなどの予防)
78.8%
2位
肌のアンチエイジング
のため 54.1%
3位
皮膚がん予防のため 32.3%
4位
日焼けすると
疲れるから 11.5%
5位
日焼けは何となく
体に悪そうだから 10.2%
(回答数=5,291人)※複数回答
1位
美白肌の維持
(しみ、そばかすなどの予防)
70.8%
2位
肌のアンチエイジング
のため 50.8%
3位
皮膚がん予防のため 41.6%
4位
白内障予防のため 14.7%
5位
日焼けすると
疲れるから 11.3%
(回答数=3,053人)※複数回答
《60〜69歳以下》 《70歳以上》
1位
美白肌の維持
(しみ、そばかすなどの予防)
58.6%
2位
皮膚がん予防のため 50.6%
3位
肌のアンチエイジング
のため 40.1%
4位
白内障予防のため 28.1%
5位
日焼けは何となく
体に悪そうだから 13.0%
(回答数=1,295人)※複数回答
1位
皮膚がん予防のため 61.8%
2位
白内障予防のため 38.5%
3位
美白肌の維持
(しみ、そばかすなどの予防)
36.6%
4位
肌のアンチエイジング
のため 29.1%
5位
日焼けは何となく
体に悪そうだから 18.0%
(回答数=361人)※複数回答

他にもこんなご意見がありました
  • アトピーがひどくなるから (29歳以下・女性)
  • 唇が荒れるのを防ぐ (50代・男性)
  • ほくろが増えるから (40代・男性)
  • 将来の肌が心配だから (29歳以下・女性)
  • すでにあるしみをこれ以上増やさないため (40代・女性)
  • 目が疲れる気がする (30代・女性)
  • 日焼けすると肌が痛いから (40代・男性)
Q5 あなたのとっておきの紫外線対策や、紫外線を浴びてしまった後に行っているお肌のお手入れ方法、紫外線についての疑問などがあれば教えてください
とっておきの紫外線対策
◆ とっておきの紫外線対策
  • 近くに美容皮膚科があるので、気軽に先生と相談して、おすすめの薬をもらっています。口コミなどで情報を得るのも良いけれど、皮膚科に相談するのも一案ですよ (40代・女性)
  • 洗濯物を干すときは、あらかじめ室内でハンガーやピンチにかけておいて、帽子をかぶって一気に干すようにしています (50代・女性)
  • ジョギングが好きなので、ウェアはUVカット品を選んでいる。かなり効果があると思う (40代・男性)
  • 3月から10月までは、外出の際に日傘をさす。黒い日傘を必ず太陽の方向に向け、少しでも体に紫外線が当たる部分を減らす。とにかく紫外線には当たらない。これしかないです (30代・女性)
  • 日焼け止めクリームは、一定時間ごとに塗り直す (50代・男性)
  • 40歳になる今も手にしみがないのは、年中、UV手袋をしているおかげかなと思っている (40代・女性)
  • 私はすぐにきびができてしまう体質なので、日焼け止めはぬれません。代わりに、紫外線予防効果のあるファンデーションを塗るようにしています (29歳以下・女性)
紫外線を浴びてしまった後のお手入れ方法
◆ 紫外線を浴びてしまった後のお手入れ方法
  • まずカーマインローションでほてりをとります。ほてりがおさまった後に、美白化粧品を使います (60代・女性)
  • 市販のアロエジェルを塗ると、翌朝のヒリヒリが全然違う! (40代・男性)
  • 紫外線を浴びてしまった場合は、保湿をしっかりすること。緊急ケアとしては、サプリやビタミンを補給して体の中から改善する、を心がけています (29歳以下・女性)
  • うっかり日焼けしてしまったときは、冷やした化粧水でひたすらパッティングします。これで翌日の肌はだいぶ違います (29歳以下・女性)
  • エステで聞いたのは「とにかく保湿」だそうです。紫外線を浴びた後の3日間は、シートパックなどでしっかり保湿をしてくださいと言っていました。自分に合っている日焼け止めを常備して、必ず塗っていると、肌へのダメージはだいぶ違うと思いますよ (30代・女性)
  • 外にいる時間が長かった日は、夜のお手入れにマスクを加えます。マスクは美白効果のあるものにしています (29歳以下・女性)
紫外線についての疑問
◆ 紫外線についての疑問
  • UV−A・UV−B・UV−Cなど、紫外線にもいくつか種類があるようですが、何が違うのでしょうか? (30代・女性)
  • 紫外線にはすごく気を使っているのですが、それでも、しみが増えたり、濃くなったりするような気がします。紫外線の影響を完全に受けないようにすることは、できないのでしょうか? (40代・女性)
  • 4年前に、関西から北海道に移住しました。こちらは気候が涼しいものの、関西よりも紫外線が強いと聞いたことがありますが、ほんとうなのでしょうか?もしほんとうなら、涼しいからと油断せず、もっと気をつけなくてはと思います (40代・女性)
  • 紫外線の有害な面ばかり誇張されているが、陽に当たらないと、ビタミンD不足で病気になるのでは?(40代・男性)
  • 一般的に女性が対象となる話題ですが、子どもや男性はどのように対処すれば良いのかわからないので、何か良い方法があれば知りたいです (40代・男性)
  • UVカットのカーディガンと帽子を欠かさないようにしていますが、道路からの照り返しも影響があるのか、あるのならどう防いだら良いのか、知りたいです (30代・女性)
  • 紫外線は、室内にいてもカーテンなどを通過して入ってくると聞いたことがありますが、ほんとうですか?家の中にいるときも、紫外線対策をしたほうが良いのでしょうか? (29歳以下・女性)
  • SPFの高いものを使っていますが、ふつうにダブルクレンジングで落とすだけです。強い洗顔料で落とさないと、かえって肌に悪いという友人がいますが、ほんとうなのでしょうか? (40・女性)
豆知識 「紫外線」について皮膚科医に聞いてみました!
「紫外線」について皮膚科医に聞いてみました!

野村皮膚科医院 院長 医学博士 野村有子さん
◆紫外線の影響によるトラブルには、どのようなものがあるのですか?
紫外線は、炎症や肌を黒くする「日焼け」の原因になるだけでなく、しみやしわなどの肌の老化や、皮膚がん、白内障などの原因にもなります。また、皮膚の免疫力が低下するので、ヘルペスなどの感染症にかかったり、にきびになってしまったりもします。

◆紫外線が特に強い時期は、いつごろですか?
紫外線というと、真夏に強くなるというイメージがありますが、実際には3月ごろから強くなりはじめ、4月にはすでに真夏と同じくらい強い紫外線がふりそそいでいます。ですから、3月〜10月ごろまでは、紫外線対策を心がけることをおすすめします。
また、1日の中で紫外線が特に強い時間帯は、10時〜14時ごろですが、朝8時を過ぎれば、もう気をつけたほうが良いと思います。

◆UV−AやUV−Bというのは何なのですか?
紫外線には、UV−A、UV-B、UV−Cという3種類があるのですが、その中でオゾン層を通過して地表に届くものが、UV−AとUV-Bです。
UV-Bは、肌の表面(表皮)に届き、たくさん浴びすぎると肌が赤く炎症を起こしたり、水ぶくれができたりするなど、いわゆる「日焼け」の原因になるものです。
それに対してUV-Aは、皮膚の深い部分(真皮)にまで届き、しみやしわなど肌の老化の原因になります。UV−Aは、雲や窓ガラスを通過するので、気づかないうちにダメージが蓄積されてしまいます。

◆効果的な紫外線対策とは、どういったものでしょうか?
日焼け止めをきちんと塗ることが、一番シンプルで効果的ですね。帽子やサングラスを身に付けたり、日傘をさすのも効果はありますが、紫外線は地面からも反射してきますから、日焼け止めは必ずつけたほうが良いと思います。日焼け止めを塗るときは、顔や腕だけでなく、首や耳、手の甲などの露出している部分すべてに塗るようにして、塗り忘れがないようにしましょう。
紫外線は晴れた日だけではなく、曇りや雨の日でもふりそそいでいますから、外出するときはいつでも、紫外線対策が必要です。

◆日焼け止めは、一度つければ効果が1日中持続するのですか?
2〜3時間に一度、塗り直すのが理想的ですね。それから、汗をかいたり、肌が濡れてしまったりしたときも、水気をふきとって塗り直しましょう。でも、女性で、化粧下地に日焼け止めを塗っている方などは、日焼け止めを塗り直すために、わざわざお化粧を全部落とすことは大変ですから、そういう場合は、お化粧直しにUVカット効果のあるパウダーを使うようにすれば、手軽につけ直すことができますよ。

◆日焼け止めにもさまざまなタイプがありますが、どういったものを選べば良いのでしょうか?
日焼け止めに表示されている「SPF」や「PA」というのは、SPFがUV−Bを、PAがUV-Aを、どのくらい防止できるのかを示しています。それぞれの数値の選び方は、日常生活での紫外線対策ならば「SPF10・PA+」程度のもので十分です。屋外での軽い運動やレジャーの場合は「SPF10〜30・PA++」程度のものを、海や山などの炎天下で活動する場合は「SPF40〜50・PA+++」のものをおすすめします。
日焼け止めにはクリームタイプやローションタイプなどさまざまな製品がありますが、にきびになりやすい方や男性で日焼け止めに抵抗がある方などは、さらっとした使用感で伸びの良いローションタイプが良いでしょう。乾燥肌の方の場合は、ローションタイプではかさついてしまいますから、保湿効果の高いクリームタイプがおすすめです。
また、日焼け止めはクレンジングを使用しないと落とせないものが多いのですが、中には石けんで洗い流せるタイプのものもありますから、赤ちゃんやお子さまには、そういった洗い流しやすいタイプが良いと思います。

◆SPFやPAが高すぎて、肌荒れすることはないのですか?
効果が強すぎるからというよりは、配合されている成分の問題だと思います。日焼け止めの中にはよく、光を吸収することで化学変化を起こし、紫外線防止効果を発揮する「紫外線吸収剤」という成分が配合されているのですが、この化学変化にお肌が負けてしまう方がいるようです。ですから、お肌が弱い方は、紫外線吸収剤が入っていない日焼け止めを選んで使うことをおすすめします。

◆衣服によって、紫外線を通しにくいものと通しやすいものがあるのですか?
色が淡いものよりも濃いもの、生地が薄いものよりも厚いもののほうが、紫外線の透過率が低くなります。でも、UV加工がされている生地なら、色に関係なく紫外線をカットしてくれますよ。

◆日焼けしてしまった後のケアは、どうすれば良いのでしょうか?
日焼けをしてお肌がほてってしまった場合は、冷たいタオルで冷やしたり、消炎効果のあるカーマインローションなどで熱を冷ましたりすることが効果的です。また、アロエのように軽いやけどの炎症を抑える効果があるものも良いと思いす。ただ、使用したときにピリピリするものは刺激がありますので使用を避けてください。
また、炎症などは起こしていないけれど、日焼け止めをつけずに外出してしまったというときは、メラニンの生成を抑える美白用の化粧品を使うのがしみ予防に効果的です。


◆紫外線は、人の体に悪影響しか与えないのでしょうか?
紫外線イメージ 医学的にも「紫外線には当たらないほうが良い」ということが実証されていますから、現在では日光浴も推奨されていません。「紫外線に当たらないとビタミンDが不足するのでは?」という方がいらっしゃいましたが、ビタミンDは食生活でも十分補充することができますし、あえて紫外線に当たる必要はないのです。
でも、1日中太陽の光に当たらないようにして過ごしていては、気持ちまで暗くなってしまいますよね。天気の良い日に外に出ると、開放感がありますし、気持ちもリフレッシュされますから、精神衛生上、太陽の光を浴びることはとても大切だと思います。紫外線をケアはきちんとした上で、太陽の光の下で活動する、明るく元気な生活を送っていただければと思います。

野村皮膚科医院のWebサイト http://www005.upp.so-net.ne.jp/windy/index.html
今回の「紫外線」についてのアンケートはいかがでしたか?
今回の「紫外線」についてのアンケートはいかがでしたか?
紫外線を浴びると、日焼けを起こしてお肌が黒くなるというだけでなく、お肌の老化や皮膚がん、白内障などの原因もなるということがわかりました。そうは言っても、太陽の光をまったく浴びないで生活を送ることはできませんし、何よりも、それでは気持ちまで暗く沈んでしまいます。今回のアンケートを参考に、きちんと紫外線対策をして、太陽の光とともに、気持ち良くくらしていきたいものですね。

次回は、「散歩」についてのアンケート結果を発表します。お楽しみに!
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