大正製薬ダイレクト×TEPOREコラボレーション「青汁レシピコンテスト」応募締切 10月31日(金)AM10:00まで


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2007/11/1掲載

大人の食学(たべがく)〜甘味&スイーツ〜 
大人の食学(たべがく)イメージ写真

「豊かな人間性を育むため」という理由で制定され、注目を集めている食育基本法。2006年12月には、この法律に基づいた初めての「食育白書」も発行されました。健やかな生活を送るために、さまざまな角度から“食”を考えようという方向に世の中は動いています。「食育」というと、これまでは子どもをターゲットにしたものととらえられがちでしたが、より豊かな毎日を過ごすためには、大人たちこそ充実した食生活が必要です。そこで、TEPORE会員の皆さまの“食”経験をアンケートで披露していただき、食材・料理方法に限らず、栄養面や生産方法など、多方面から“食生活”について考えていきたいとテポーレは考えます。豊かな“食”をキーワードに、人生そのものを見つめ直したい。それが、テポーレ「大人の食学(たべがく)」です。

※生活習慣病や健康診断の数値など、体調や状態には個人差がございます。食事療法や食材の制限などが必要とされる場合は、医師や専門家の指示に従っていただけますようお願いいたします。
調査概要
調査方法 インターネットリサーチ
調査期間 2007年10月11日(木)〜10月14日(日)
対象者 TEPORE会員
有効回答者数 40,940人(男性22,077人 女性18,863人)
今回の「甘味&スイーツ」に関する調査では、
2007年10月11日(木)〜10月14日(日)の間に、
40,940人の方から回答をいただきました。
コメンテーター 荒牧麻子(あらまき あさこ)管理栄養士、食卓プロデューサー。ホテルオークラヘルスクラブの栄養相談を1973年設立時より担当。NPO法人国際食文化研究所・理事長。その著書に「中高年こそダイエット」(NHK出版)などがある。現在、週刊新潮に『私の週間食卓日記』を連載中。アール・ド・ヴィーヴルの会 http://www.artdevivrenokai.com/
http://www.artdevivrenokai.com/
今回のテーマでは、もしかすると女性の方からの回答数が男性を上回るのでは、とも思いましたが、さすがにそれはありませんでしたね。女性、男性に限らず、甘いものはダイエットの天敵、と思っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?実は、間食などによって適度に糖分をとることは、血糖値を常にある程度の高さに保ち、体内のエネルギーを放出しやすい状態にする効果があります。だから、おやつなどで甘いものを食べることは、ある意味「必要なこと」なのです。ダイエットを気にされている方にも、甘いもの=甘味&スイーツとの上手な付き合い方を学んでいただけたらと思います。
Q1.あなたは甘いものが好きですか?
1位   好き 55.9%
2位   どちらかと言うと好き 31.9%
3位   どちらとも言えない 6.5%
4位   どちらかと言うと嫌い 4.3%
5位   嫌い 1.2%
(回答数=40,940人)
その他のご意見


集計結果を見て

「好き」「どちらかと言えば好き」が8割以上を占め、甘いものが多くの方に愛されていることがわかる結果となりました。
甘いものを食べると太ってしまうとか、体に悪いのではないかという意識から、好きだけどなるべく食べないようにしているという方は少なくないと思います。確かにスイーツ類は、食べたあと素早く分解・吸収されて血液中に取り込まれる糖分のひとつですから、血糖値を上げる作用はありますし、食べ過ぎれば太る原因になるのも事実です。ただ、スイーツ類以外にも、いもなどデンプン質の多い穀類、ジュースやアルコール飲料なども血糖値を上げる作用があり、エネルギー過剰摂取の原因にもなりやすく、その点では、甘いものと同じ性質の食べものだと言うことができます。血糖値が気になる方は、バランスに気をつけて摂取されたほうが良いですね。

コメンテーター 荒牧麻子

Q2. あなたは甘いものをどれくらいの頻度で食べますか?
1位   毎日 30.9%
2位   3日に1回程度 24.3%
3位   1週間に1回程度 18.2%
4位   1日おき 14.0%
5位   月に2〜3回程度 6.6%
6位   月に1回程度 3.6%
7位   年に2〜3回程度 1.1%
8位   甘いものは食べない 0.5%
9位   その他 0.4%
10位   年に1回程度 0.2%
(回答数=40,940人)
その他のご意見


【男性】
毎日(20%)、1日おき(13%)、3日に1回程度(27%)、1週間に1回程度(23%)、月に2〜3回程度(9%)、月に1回程度(5%)、年に2〜3回程度(2%)、甘いものは食べない(1%)


【女性】
毎日(44%)、1日おき(15%)、3日に1回程度(21%)、1週間に1回程度(13%)、月に2〜3回程度(4%)、月に1回程度(2%)、年に2〜3回程度(1%)

Q3. あなたが甘いものを食べるのは、どのようなタイミングがもっとも多いですか?
1位   間食(おやつ)として 43.8%
2位   特に決まっていない 20.4%
3位   夕食のあと 19.5%
4位   昼食のあと 4.7%
5位   夜食として 3.5%
6位   夕食の前 1.8%
7位   朝食のあと 1.6%
7位   運動などで体を動かしたあと 1.6%
9位   朝食の前 0.8%
(回答数=40,940人)
その他のご意見


集計結果を見て

甘いものを食べる頻度を男女別で見ると、女性は、毎日食べるという方が4割を超えているのに対して、男性では、3日に1回程度や1週間に1回程度のほうが多いという結果が出ています。やはり女性のほうが、甘いものを口にする機会は圧倒的に多いようですね。
一般的には、昼食と夕食の間は時間が空いてしまうことが多いもの。だから、自然とお腹がすきますよね。お腹がすくというのは、血糖値が低くなっている状態です。体は、適度な糖分を補ってほしいと要求しています。そこで、おやつの意味があるわけです。おやつのときの栄養補給としては、油や塩気のあるお菓子が良いと思います。例えば、ナッツが入ったチョコレートなどは、エネルギー補給の面から考えると理想的です。
また、甘いものには、気持ちをほっとさせるリラクゼーションの効果もあると言われています。そうした意味では、食事の最後の“止め”として甘いものを食べると、心を和ませる役割も期待できます。ですから、甘いものを食後に食べる習慣は有効だとは思いますが、そこで注意が必要なのは過剰摂取です。食べ過ぎてメタボリック症候群などに向かってしまわないように、口にする甘いものの種類と量には気をつけていただきたいと思います。

コメンテーター 荒牧麻子

Q4. あなたはどんなときに甘いものが食べたくなりますか?
1位   疲れていると感じたとき 59.8%
2位   お茶やコーヒーなどを飲むとき 46.3%
3位   小腹がすいたとき 43.1%
4位   なんとなく口寂しいとき 21.8%
5位   家族との団らんのとき 21.0%
6位   誕生日やクリスマスなどイベントのとき 18.9%
7位   頭を使うことをしているとき 11.7%
7位   気の合う友人とおしゃべりしているとき 11.7%
9位   テレビやDVDなどを見ているとき 9.5%
10位   旅行先など日常から離れたとき 6.0%
(回答数=40,940人)※複数回答
その他のご意見


集計結果を見て

甘いものが食べたくなるのは「疲れていると感じたとき」という回答が1位でしたが、ここで言う「疲れ」とは、肉体労働よりも頭脳労働から来る疲労のほうが圧倒的に大きいのではないかと思います。そうであれば、注意していただきたいのは、「体を動かしていないのに甘いもの=カロリーを過剰に摂取してしまうこと」です。過剰摂取を防ぐには、例えば、そしゃくを多く必要とするお菓子や、香りの強いスイーツ類を食べることをおすすめします。そうすれば、食べるスピードはおのずとゆっくりになりますから、その分、食べる量も少なくてすむはずです。
また、5位に、「家族との団らんのとき」が入っていますが、これは非常に興味深いことですね。かつての日本では、冬の寒い時期に家族で囲む鍋料理などが、典型的な団らんの風景でしたが、最近では1年中同じ食べものが手に入るようになって季節感が薄らいでしまい、個食も進んでいることから、そうした風景は少なくなっているようです。そうした中で、甘いものに対して季節を感じ、ティータイムや食後のデザートのときが家族の団らんを演出している様子がうかがえます。甘いものは人と人をつなぐ食べもの、と言えるのかもしれませんね。

コメンテーター 荒牧麻子

Q5. あなたがとくに好きな(食べる機会の多い)甘いものとは何ですか?
1位   チョコレート類(ソリッドチョコレート・トリュフ・カバーリングチョコレートなど) 44.9%
2位   アイスクリーム・シャーベットなど 31.9%
3位   スポンジケーキ類(ショートケーキ・ロールケーキ・トルテなど) 31.5%
4位   デザート菓子類(プリン・ババロア・ムース・ゼリー・クレープ・パフェなど) 26.9%
5位   もち菓子(大福・草もち・おはぎ・柏もち・道明寺など) 26.8%
6位   シュー菓子類(シュークリーム・エクレア・サントノーレなど) 22.4%
7位   焼き菓子(どら焼き・カステラ・桜もち・きんつば・茶通・栗まんじゅう・月餅・桃山など) 19.6%
8位   ビスケット類(ビスケット・クッキー・ウエハースなど) 16.3%
9位   バターケーキ類(パウンドケーキ・チーズケーキ・フルーツケーキ・バウムクーヘンなど) 16.0%
10位   ドーナツ類(ドーナツ・チュロス・サーターアンダーギーなど) 10.4%
(回答数=40,940人)※複数回答
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【年代別に見ると、ある特徴が見えてきます。】
【29歳以下】
1位 チョコレート類
2位 デザート菓子類
3位 アイスクリーム・シャーベットなど
【60〜69歳】
1位 もち菓子
2位 焼き菓子
3位 チョコレート類


集計結果を見て

この回答を拝見して、TEPORE会員の皆さまは、ずいぶんさまざまなスイーツを楽しんでいらっしゃるのだなと感じました。その中でも洋菓子が上位に来ていて、また、チョコレートを除くと、粉モノ(小麦由来)のスイーツ類が多いようにも感じられます。
60歳以上の方に限ってみると、もち菓子が1位です。これには、年齢とともに基礎代謝が落ちてくるので、高カロリーのものは体が受け付けにくくなるとか、脂肪分を消化しにくくなるといった要因も考えられます。あるいは、年齢によって味覚の好みがシフトするということもあるのかもしれませんね。

コメンテーター 荒牧麻子

コラム 人は生まれながらにして甘いもの好き。和菓子から洋菓子まで、「全国スイーツ巡業」の著者だから語れる甘ーいお話。/芝田山 康さん
コラム 人は生まれながらにして甘いもの好き。和菓子から洋菓子まで、「全国スイーツ巡業」の著者だから語れる甘ーいお話。/芝田山 康さん

スイーツと言うと、ちょっと高級感のある響きに聞こえるかもしれませんが、最近は洋菓子ばかりでなく和菓子や素朴な駄菓子なども含めて、甘いお菓子の総称として受け止められているようです。とかく甘いもの好きは、女性の特権のように言われがちですが、ようやく男性も堂々と甘党を名乗れるようになってきましたね。
そもそも、人はみんな、生まれながらに甘いものが好きなんだと思います。生まれて初めて口にする母親のお乳が、辛かったり、苦かったりすることはありませんからね。赤ん坊は、「甘み」を最初の味覚として覚えて、大人になるにつれて、辛さや苦さ、すっぱさなど、さまざまな味覚を知っていくものです。だから、人は潜在的に甘いものが好きなはずだと思うんです。
私はいつも、「甘いものには国境はない」と言うんですが、年齢や性別を超えて、誰でも楽しめるのが甘いもの=スイーツの良さだと思います。甘いものがあると、会話が弾みます。そのときの気分や体調、一緒に口にする飲みものとの組み合わせなどで、自分なりの味わい方を楽しんでもらいたいですね。
甘いものに限らず、食べものにはそれを考案し、つくった人の思いが込められています。名匠がつくった銘菓でも、家族の素朴な手づくり菓子でも、ただ食べるだけではなく、つくった人の思いを感じながら味わうことで、おいしさが感動に変わるのではないでしょうか。


Q6. あなたは、甘いものを食べるとどのような満足感(変化)を感じますか?
1位   疲れが取れる 33.9%
2位   心が和む 32.1%
3位   とにかくおいしい 29.7%
4位   幸福感に浸れる 26.2%
5位   ストレスを解消できる 25.7%
6位   落ち着く 19.7%
7位   元気が出る(やる気が出る) 19.5%
8位   満腹感を得られる 16.3%
9位   楽しくなる(ウキウキする) 12.4%
10位   気持ちが良くなる 8.4%
(回答数=40,940人)※複数回答
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Q7. あなたの大好きな甘いものや、おススメの手づくりレシピ、甘いものにまつわる思い出などをお聞かせください。
【甘いものにまつわる思い出】
  • 生クリームが当たり前の今、子どものころに食べたバタークリームのケーキが、ときどき無性に食べたくなります (40代・女性)

  • 4人兄弟だったので、小さいときはぜいたくなおやつなど食べられなかった。何か月かに1度、母と2人だけで出かけたとき、帰りの電車の時間を待ちながら、駅近くの喫茶店でプリンアラモードを食べさせてもらえたのが、この上なくうれしかった (30代・女性)

  • 100歳で天寿をまっとうした祖父が、毎食後、必ず甘いものを1個だけ食べていた。栗まんじゅうだったり、ようかんや最中、時にはシュークリームだったり。祖父いわく、「これが(食後のまんじゅう1個が)長寿の秘密だ」といつも笑っていました (50代・男性)

  • 姉にケーキづくりを手伝わされたのが意外と楽しくて、今でもときどきつくります (40代・男性)

  • ケーキバイキングでたくさん食べたときは、まわりの女の子の視線が刺さるような感覚を覚えた。でもやめられない (40代・男性)

【大好きな甘いもの】
  • 春夏秋冬を問わず、冷凍庫にアイスクリームは欠かせません。コンビニなどで新商品が発売されると、買わずにはいられません (40代・女性)
  • 桜もちの季節に食べたくなる道明寺。1個500円でもいいから、おいしいのを食べたい。本当に1個だけでいいんです (50代・男性)
  • 栗を使ったお菓子なら、何でも好き。ケーキならモンブラン。和菓子なら栗蒸しようかん (40代・女性)
  • 疲れているときには、どちらかと言うと和菓子が食べたくなりますね。ケーキなどは、楽しいときに食べたくなります (50代・女性)

  • 71歳になりますが、とうとう和菓子の勉強を始めました。今は食べることだけでなく、つくる楽しさにはまっています。勉強することで、またいろいろと新しい発見や出会いがあり、忙しくなりそうです (70歳以上・男性)

  • おじさんですが、会社の女子社員とスイーツ巡りが楽しみです (50代・男性)

【おすすめスイーツ】
  • 親がよくつくってくれ、今では自分でもつくる大好きなおやつは、ズバリ「蒸しパン」。小麦粉、重曹さえあれば具材は何でもいいし、手早くつくることができて、とってもおいしい (29歳以下・男性)
  • 今の季節、わが家の家庭菜園でさつまいもが取れるので、おやつに大学いもやスイートポテトをよくつくります (40代・女性)

  • バナナケーキ:小麦粉1.5カップ、ベーキングパウダー大2、バター100g、砂糖0.8カップ、卵2個、バナナ3本、以上を混ぜ合わせて焼くだけの簡単ケーキ。でも、おいしいですよ (50代・女性)

  • クルミの黒砂糖からめ揚げ:クルミをフライパンで炒めながら、黒砂糖をまぶして、さらにシナモンをふりかける (70歳以上・男性)

  • 自分でつくるパウンドケーキ。小麦粉180g、無塩バター160g、砂糖150g、卵3個に牛乳少量で、小麦粉と砂糖はふるいにかけて、卵も卵黄と卵白(メレンゲ)に分けて、アップルティーやアールグレイなどのティーバッグをやぶってつくる。ティーバッグの紅茶は均一な大きさになっているから、香りも出て、おいしく仕上がる (30代・女性)

まとめ
コメンテーター 荒牧麻子

今回のアンケートでもっとも印象的だったのは、甘いものを食べると、他の食べものでは感じられない精神的な満足度を強く感じられるという感想が多かったこと。甘いものには、健康のために食べているとか、栄養のために食べているという方がほとんどいらっしゃらないくらいです。
栄養のための食べものでないなら、「本来、必要ないのでは?」と思われるかもしれませんが、「生きている満足感を味わうために食べる」ことこそ、甘いものの役割であるというふうに認識すれば、「食べ過ぎて罪悪感」などのイメージを払拭して、もっとポジティブな考え方ができるようになるのではないでしょうか。そのためには、甘いものが心の栄養を満たしてくれるのだということを、しっかりと感じながら口にすることが大切だと思います。

※生活習慣病や健康診断の数値など、体調や状態には個人差がございます。食事療法や食材の制限などが必要とされる場合は、医師や専門家の指示に従っていただけますようお願いいたします。

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