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TEPOREトクトクコラム

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2014年1月21日掲載

規則正しい生活習慣で、冷えを撃退!

140121寒さが日に日に増してきた今日この頃。
TEPORE編集部の中でも「手足が冷えてなかなか寝つけない」「カイロが手放せない」「就寝時間以外、暖房を常につけている」というスタッフが…。

そこで今回のTEPOREトクトクコラムでは、冷えについてご紹介します。

体が冷えると、私たちは寒さを感じます。そして体(特に末端)を手で触ってみると冷たくなっているのが分かります。この場合、重ね着をしてみたり、温かいお風呂につかってみたりと、ほとんどの方が寒さや冷たさを和らげるために何かしらの策を取るでしょう。
しかし、寒いという自覚症状がないまま、体が冷えていることにも気づかず生活している方も多いといわれています。TEPORE編集部内にも薄着のスタッフがいて、見ているこっちが寒い!と感じる、なんてことも…。

冷えを放っておくと、体が冷えるだけでなく、免疫力を低下させてしまいます。その結果、慢性的な疲労感、肩こりや腰痛、便秘などが引き起こされてしまうのです。さらには、むくんだり、痩せにくい体質になってしまうことも。「冷えは万病のもと」という言葉があるように、冷えが体に及ぼす影響は大きいのです。体の不調がすべて冷えから引き起こされるわけではありませんが、最近体調が不調だなと感じたら、冷えを疑ってみると良いかもしれません。

そもそも冷えはなぜ起こるのでしょう。その原因として考えられるのは、体の体温調節がうまくいかなくなっていることにあります。私たちの体は、血液の流れる量を変化させたり、汗をかいたりすることで、体温を一定に保つよう調節されていますが、冷えが進むと、本来働くべき体温調節機能がうまく機能していない状態に陥ってしまいます。

冷えの原因その1:自律神経の乱れ

日頃のストレスや不規則な生活などにより、体温調節の命令を出す自律神経がうまく機能しなくなります。また、冷暖房による屋外と屋内の極端な温度差も自律神経の負担となり、調整機能が鈍くなってしまいます。

冷えの原因その2:皮膚感覚の乱れ

きつい下着やベルト、靴などで体を締めつけたりすることで血行が滞り、寒さを感じる皮膚感覚が麻痺。体温調節の命令が伝わりにくくなります。

冷えの原因その3:血液循環の悪化

血液循環が悪くなってくると、脳は手足よりも重要な内蔵に血液を持っていこうと命令を出します。つまり、手足は後回しにされてしまうため、血液が末端に行き届きにくい状態に陥ってしまいます。

冷えの原因その4:筋肉の量が少ない

筋肉は体の中で熱を生み出す機能があります。よって、運動不足で筋肉が少なくなると熱不足となり冷えやすくなります。女性に冷え症が多いのは男性に比べて筋肉量が少ないから。年齢を重ねると筋肉量が減ってくるので、男女問わず軽い運動やストレッチを心がけましょう。

また、女性特有ではありますが、女性ホルモンの乱れも冷えの原因となります。ストレスがあったり、更年期になったりすると、女性の心身をコントロールする女性ホルモンの分泌が乱れ、血行の悪化などを促進してしまいます。

冷えの原因が分かったところで、続いては実践編。冷えを撃退する方法をご紹介します。

冷え撃退法その1:体をあたためる!

冷えを感じたら、まずは体を温めることが先決。この時、体を締めつけるような服ではなく、すこしゆとりのある服を重ね着するといいでしょう。首や手首、足首といった首まわりを温めると体が温まりますよ。
また、お風呂も効果的。38℃~41℃くらいの少しぬるめのお湯にゆっくりと入るのがオススメ。入浴剤などを取り入れて、リラックスしながら入るとなおグッド!

冷え撃退法その2:食事に気をつける!

冷えに効果がある栄養素は、ビタミンEやビタミンCなどがありますが、中でもビタミンEは血行を良くする働きがあり、体内のホルモンの分泌を調整する効果があるといわれています。そしてビタミンCは血液の主要な材料となる鉄分の吸収を促進。毛細血管の機能を保持する働きがあるそうです。また、旬の野菜や寒い地方で採れる食物は体を温めてくれる効果があるので、積極的に摂ると良いといわれています。

冷え撃退法その3:適度な運動で筋肉をつける!

筋肉をつけて温まりやすい体を作ると、自律神経の働きや血行を促し、末端まで温かい血液を送り届けやすくなります。また、代謝が上がるため、体内の余分な水分や老廃物を排出しやすくする効果も期待できます。
毎日運動をするのが難しいという方は、ウオーキングを取り入れてみてはいかがでしょう。TEPORE編集部でも、通勤時に一駅分歩いたり、外出先でエレベーターを極力使わずに階段を利用するスタッフがいますよ。

冷え撃退法その4:できるだけ規則正しい生活を心がける!

1日に3食、バランスの良い食事を摂ることが重要です。過度なダイエットで食事制限をすることは、冷え対策にはご法度。熱不足の原因につながります。また、ストレスを溜めないこと、シャワーだけで済ませずにお風呂に入ること、しっかりと睡眠をとることも大切。規則正しい生活を送るということは、冷え対策だけではなく風邪の予防にもつながります。

これからも、まだまだ寒さは続きます。自分でできる冷え対策をしっかり行って、健康維持に努めてくださいね。

トーコのつぶやき編集後記

朝晩の寒さも、より厳しくなってきました。風邪やインフルエンザが流行しているようですし、毎日の体調管理には十分注意したいですね。
そんなときは「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」がいいそうです。頭は冷やし、足は暖かい状態にしておくことで、よく眠れ、健康にも良いのだとか。確かに、こたつに入っていると眠たくなりますよね。でも、調子に乗ってそのまま寝ていると、汗で体が冷やされ風邪をひいてしまうこともあるので、ほどほどにしないといけませんね。

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