
2014年05月20日発行 Vol.393 ―足の向くまま、気の向くまま。大人の「一人旅」―
足の向くまま、気の向くまま。大人の「一人旅」
旅は心身ともにリフレッシュできる手段のひとつ。日頃の忙しさから解放されるために、また貴重な休暇を有意義な時間にするために、旅に出る人が多いそうです。
中でも一人旅は、自分だけで自由に計画できる大人の旅のスタイル。いつかは自分も…と思っている方も少なくないのではないでしょうか? 一人旅は一度体験すると、その心地良さと楽しさにリピーターになる人が多いのだそうです。
そこで今回のTEPOREトクトクコラムでは、一人旅の魅力をご紹介します。
●旅の計画が自由に立てられる
一人旅の最大の魅力は、自分のペースで行動ができるという点です。
同伴者がいる旅行は、行き先や目的はもちろん、日程や交通手段など、それなりに調整が必要です。
それに比べて一人旅は、明日から旅に出たい! と突然思い立ったとしても大丈夫。自分の行きたい場所に、いつでも気軽に旅立つことができます。逆に、旅の途中で引き返すこともできれば、休暇を最大限に消化して帰ることもできます。行き当たりばったりでもどうにかなるのが、一人旅の醍醐味です。
また、自分の体調にあわせて休息がとれます。早めに宿にチェックインして、夕食の時間まで気兼ねなく横になれるのも、一人旅だからこそできる贅沢です。
●精神的な自由が得られる!
一人旅ならば、同伴者に気を遣ったり、付き合いで寄り道をしたりすることなく、自分の思いのままに旅をカスタマイズできるので、ストレスフリーでリラックスすることができます。
一人旅の解放感を得たところで、TEPORE編集部は、旅先の居酒屋や料理店に立ち寄ることをおすすめします。お店のご主人や、居合わせた地元の人と話が盛り上がれば、ガイドブックには載っていないような見所や、穴場情報を教えてもらえるかもしれませんし、新たな友情が芽生えるかもしれません。
一人旅が趣味というTEPORE編集部スタッフのご主人は、以前訪れたインドで出会った同年代の男性と、15年経った今でも親交があるそうです。お互い一人旅だったこともあり、打ち解けるまでに時間がかからなかったそうですよ。
●費用の割り振りが自由にできる!
旅の予算感は人によってまちまちです。一人旅ならば、お金をかけたいところや出費を抑えたいところの選別も自分次第で自由にできます。
たとえば、宿泊施設に重きを置かない場合、都市機能と観光地が一緒になった地方都市であれば、ビジネスホテルが利用しやすいのではないでしょうか。逆に、温泉に入ってゆったりと過ごしたいというときは、少し奮発して、老舗の温泉旅館に泊まるのもいいですよね。
このように、一人旅とはすべてを自分でプロデュースする旅です。 自分と向き合い、自分を見つめ直す、いい機会でもあります。 まずは大きく構えず、行きなれた場所や日帰りで行ける場所などから、自分だけの旅の計画を立ててみてはいかがでしょうか。
最後に、ご家族がいらっしゃる方は、一人旅後の家族サービスをお忘れなく!
快く送り出してくれた家族に感謝の気持ちを込めて、お土産を買って帰ったり、次は皆で旅行に行く約束をしたりするなど、アフターケアをしっかりしておくと、次回の一人旅もスムーズに企画できるはずですよ。
一人旅に出ると、不安にかられることもあるでしょう。しかし、笑顔で見送ってくれた家族や友人たちも、不安な気持ちは同じ。旅の無事を祈って「一路平安(いちろへいあん)」と唱えてくれているかもしれません。旅の途中でこまめに連絡を入れて無事を伝えるのも、一人旅には欠かせないマナーなのかもしれませんね。





















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