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2010/12/2掲載
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(回答数=56910人)※複数回答
TEPORE会員の皆さまがこれまでに海外旅行で訪れたことがある先は、温暖な気候で過ごしやすく、日本からアクセスしやすい「ハワイ・グアム・サイパン」(45.4%)が1位、「東南アジア」(31.7%)が2位でした。定番とも言えるビーチリゾートの「ハワイ・グアム・サイパン」に、近年人気が上昇しているバンコクやバリがある「東南アジア」などの海外リゾートに多くの方が訪れていることがうかがえます。そして3位には、「西ヨーロッパ」(26.2%)が入っていました。フランスやドイツ、オーストリア、スイスなど、西ヨーロッパ諸国の文化や自然への根強い人気があるのかもしれません。男女別に見ると、男性は「韓国」「中国」「台湾」といった日本から近い東アジアの国々が、女性は「西・南・北ヨーロッパ」が、それぞれ上位にランクインしていました。 年代別では、30代~60代は共通して1位「ハワイ・グアム・サイパン」、2位「東南アジア」でしたが、70歳以上の方は2位が「西ヨーロッパ」(45.6%)となっています。その他、40代・50代では「アメリカ合衆国西部」が、60代以上では「中国」が、上位5位以内にランクインしていました。一方で、29歳以下の方では「海外旅行に行ったことはない」(42.8%)が1位で4割以上を占めており、また、30代も約4分の1(25.5%)の方は海外旅行の経験がないことがわかりました。
(回答数=56910人)※複数回答
これから海外旅行に行くとしたら、どのようなことを目的にしたいかをうかがったところ、「遺跡や歴史名所を観光する」(63.6%)が過半数に達して1位でした。次いで「大自然に触れる」(43.4%)が2位、「本場(現地)のグルメを味わう」(35.7%)が3位という結果でした。
男女別で見てみると、男性は「大自然に触れる」「アウトドアやスポーツを楽しむ」など、体を動かしたり自然に親しんだりすることを目的に挙げる方が多いのに対して、女性は「本場のグルメを味わう」「ショッピングをする」「演劇・ミュージカル・オペラなどを観る」など、海外の食や文化に触れることを目的にされる方が多いようです。 年代別では、すべての年代で「遺跡や歴史名所を観光する」が1位でしたが、年代が上がるほどその割合が増える傾向が見られました。その他、30代以下では2位に「本場のグルメを味わう」がランクインし、「ショッピングをする」や「話題の施設やスポットを訪れる」も人気を集めています。一方、40代・60代では、「特に目的を持たず、ゆっくりとバカンスを楽しむ」が5位に入っていました。また、「美術館などで芸術作品を鑑賞する」は50代以上の方で5位以内にランクインしており、年代が上がるほど、その割合も増える傾向にあります。若い方はアクティブに活動し、ご年配の方はゆっくりとその国の文化や芸術に触れる旅を好まれるようです。
(回答数=54154人)
Q2でお答えいただいた目的・楽しみ方をするために、どのぐらいの滞在日数が必要かをうかがってみたところ、1位は「4~5日」(34.0%)、2位は「6~7日」(30.9%)、3位は「10~14日」(10.4%)でした。年代別で見ると、40代以下の方では1位が「4~5日」なのに対して、50代以上では1位が「6~7日」と、50代以上では多めの滞在日数を希望される方が増える傾向が見られました。また、「8~9日」「10~14日」と回答された方の割合も年代が上がるほど多くなることから、ご年配の方ほど、海外旅行はゆっくり時間をかけて行きたい、というお気持ちが強いようです。 その他のご意見では、目的・楽しみ方によってではなく、国や都市ごとに滞在日数を決めるという方も少なからずいらっしゃいました。
以前は海外旅行というと、決められたスケジュールどおりに観光地を巡るパッケージ型ツアーが主流だったのではないかと思います。しかし最近では、現地での行動を自由に選べるフリープラン型ツアーが人気を集めているようです。また、すでにパッケージ型ツアーを経験された方が、コンドミニアムなどを利用して1か所にある程度の期間とどまるような滞在型の旅行を希望されるケースも徐々に増えてきているようです。 最近は長いお休みをまとめて取得されて、海外で休暇を過ごす方も多いと聞いていますが、そういった方たちは、日本とは違う環境で日常から離れた時間をゆったり楽しむなど、リフレッシュを目的とされているのかもしれませんね。 ◆例えば、コンドミニアムなどを利用して滞在型の旅行をされる方は、どんなふうに現地での生活を楽しんでいらっしゃるのでしょうか? 「コンドミニアム」とは、旅行先で滞在用として利用できるマンション型の部屋のことを指します。コンドミニアムには、マンションと同様にリビングルームがあるタイプが多いので、ご家族が集まって食事やティータイムを楽しんだり、ときにはホームパーティーを開いてみたりと、海外にいても自宅でくつろいでいるような感覚で、ご家族とのだんらんを楽しまれているようです。 また、コンドミニアムをおひとりで利用される方も、もちろんいらっしゃいます。おひとりで気兼ねなくソファーに寝転びながら好きな本を読んだり、ご友人を招いて歓談されたりと、滞在中の生活を思い思いに楽しまれているようです。 ハワイなどの高級リゾートでは、週単位など毎年一定の期間だけ、コンドミニアムをご自分の住まいとして使うスタイルの「タイムシェア」も人気があります。この「タイムシェア」は、「来年はここでどう過ごそうか」「誰を誘って来ようか」と考える楽しさもあるようですよ。 ◆今回のアンケートで、TEPORE会員の皆さまが海外旅行で訪れた先の第1位は「ハワイ・グアム・サイパン」でした。日本人に人気の旅行先であるハワイの魅力は、どういったところにあると思われますか? 一番の魅力は、ハワイの気候や環境そのものですね。飛行機から降り立つと、どこからともなくプルメリアの花の甘い香りが漂ってきて、頭上には真っ青な空が広がり、空気も湿気が少なくカラッとした暖かさで、とても心地良いんです。また、現地の方がとても温かみがあって話しかけやすく、日本語が通じる場合が多いので、海外旅行の経験の少ない方や年配の方にも安心して楽しんでいただけると思います。日本からの飛行時間が比較的短いというのも、ハワイの魅力のひとつです。羽田空港からの直行便も運行されるようになったので、例えば、夜12時過ぎに羽田を発ち、ホノルルに朝着いて、ハワイで1日過ごし、夕方6時ごろに現地を発って東京へ戻ってくる、といったスケジュールも組めるようになりました。移動日の日中の時間が有効に使えるようになり、ハワイはますます身近なリゾートとして楽しめるようになってきていると思います。 ◆長野さんおすすめのハワイの見どころや楽しみ方を教えてください。 ハワイの中心とも言えるオアフ島には、有名なワイキキビーチやダイヤモンドヘッドなどがあり、買い物やグルメなど何でもそろっているので、どなたでも安心して楽しめると思います。見どころとしては、オレンジ色の街灯がつくり出すハワイならではの夜景が眺められるタンタラスの丘や、細かな砂つぶを敷き詰めたような美しい砂浜が広がるカイルアビーチなどでしょうか。「ビッグアイランド」とも呼ばれるハワイ島は、大自然の宝庫で、キラウエア火山の見学やマウナ・ケアでの星空観測などが人気を集めています。ゴルフ場なども充実していて、ゆったりと流れる時間の心地良さから、リピーターになる方も多いようです。また、マウイ島は、ちょうどハワイ島とオアフ島の中間にある島です。近くにあるモロカイ島とラナイ島が海の向こうに見え、古い昔の街並みを楽しめるラハイナや、高級リゾート地のワイレアなどがあります。マウイ島にあるハレアカラという大きな山から見る日の出や日の入りは、本当に感動的な光景ですよ。マウイ島を訪れたら、ぜひ一度ご覧いただきたいですね。私が特におすすめしたいのは、どの島でも、朝食の時間を楽しむということです。朝早く起きて、青空の下で海を眺めながら、フレッシュなフルーツや野菜などを召し上がってみてください。朝、ゆったりと幸せな時間を過ごすと、その日一日が充実してくると思います。それから、ハワイの星空もすばらしいですよ。夜は星空を眺めているだけで、何時間でも飽きずに過ごしていられます。気候の条件が良く星がきれいに見えるので、ハワイには世界各国の天体観測所が集まっているほどです。ただそこにいるだけで、幸せな気持ちになれるのがハワイです。だから私は、好きなことをしてのんびりと過ごすことこそが、この島での最高のぜいたくなのではないかと思っています。 ヒルトン・リゾーツ・マーケティング・コーポレーション 「ヒルトン・グランド・バケーション・クラブ」 https://www.hgvc.co.jp/
今回のアンケートでは、TEPORE会員の皆さまにはハワイやグアムなど定番と言われる海外のビーチリゾートや、東南アジア、西ヨーロッパなどへの海外旅行を経験されている方が多くいらっしゃることがわかりました。また、海外旅行先では、その国の文化や歴史に触れられる観光や、日本では体験できない大自然とのふれあいを楽しみたいという回答が多く寄せられました。さらに、そうした海外旅行での楽しみを満喫するためにも、滞在期間中に、めいっぱい予定を詰め込むのではなく、なるべくゆったりとしたスケジュールで、その土地の空気を感じながらのんびりした時間を過ごしたいとお考えの方もいらっしゃるようです。海外旅行の楽しみは、どの国のどの街で、どんな楽しみ方をしようかと考え、計画を練るところから、すでに始まっているのかもしれませんね。
次回は、「親孝行」についてのアンケート結果を発表します。お楽しみに! |















TEPORE会員の皆さまがこれまでに海外旅行で訪れたことがある先は、温暖な気候で過ごしやすく、日本からアクセスしやすい「ハワイ・グアム・サイパン」(45.4%)が1位、「東南アジア」(31.7%)が2位でした。定番とも言えるビーチリゾートの「ハワイ・グアム・サイパン」に、近年人気が上昇しているバンコクやバリがある「東南アジア」などの海外リゾートに多くの方が訪れていることがうかがえます。そして3位には、「西ヨーロッパ」(26.2%)が入っていました。フランスやドイツ、オーストリア、スイスなど、西ヨーロッパ諸国の文化や自然への根強い人気があるのかもしれません。

Q2でお答えいただいた目的・楽しみ方をするために、どのぐらいの滞在日数が必要かをうかがってみたところ、1位は「4~5日」(34.0%)、2位は「6~7日」(30.9%)、3位は「10~14日」(10.4%)でした。
最近の海外旅行の傾向や滞在型旅行の楽しみ方、日本人に人気の高い海外リゾートであるハワイの魅力について、ハワイでのリゾートライフや滞在型の海外旅行に詳しいヒルトン・リゾーツ・マーケティング・コーポレーションの長野智子さんにうかがいました。




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