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TEPOREトクトクコラム

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2014年1月7日掲載

日本を救う?! ローカルヒーローと食♪

140107近頃、都内には、地方の特産品を紹介・販売するアンテナショップが増えていますね。特に、銀座や八重洲付近には、「高知」「福島」「沖縄」の他、様々な地域のお店がたくさんあります。そんな店内では各地のご当地ソングが流れ、その地域の名産品が並んでいるのを目にします。
ところ変わって飲食街に行くと、“郷土料理”を提供しているお店もチラホラ見られるようになりました。地方から上京してきた方にとっては、故郷を味わえる場所として、また、その地を知らない方にはもの珍しさに……、というように色々な楽しみ方があるようですね。

そこで今回のTEPOREトクトクコラムでは、そんな地方を盛り上げているアンテナショップや郷土料理に共通している、“地域活性化”に目を向けて、近年ではどのようなものがあるのかを紹介します。

ご当地の正義を守る?! “ローカルヒーロー”

ご当地ものといえば、近年メディアで取り上げられている“ローカルヒーロー”。テレビ番組に登場するヒーローとのクオリティーの差は否めませんが、中にはそれに迫るものもあるようです。
このローカルヒーローは、地元の子供達に自分の住んでいる土地のことを知ってもらうこと、そして全国に向けた地域の情報発信としての役割を持つようになりました。

ちなみに、アンテナショップでは、そんなローカルヒーローのテーマソングが流れていたり、商品などが並んでいたりするのが目につきます。そういえばTEPORE編集部のスタッフも、この間アンテナショップへ行った時にパッケージにローカルヒーローがデザインされたレトルトカレーを買ってきていたようです。またそれと一緒に、その土地の名産品“メロン”が入ったカレーも購入したそうで、食べてみたところ、メロンの風味もしっかり感じられて「美味しかった」と言っていました。

ご当地宣伝マスコット“ゆるキャラ”

ローカルヒーローと同じような役割なのが、“ゆるキャラ”。その地域の特徴をきぐるみのデザインに盛り込んだキャラクターが多く、子どもたちはもとより女性にも人気のようですね。

そんなゆるキャラの定義、「ゆるキャラ」の名付け親によると、

  • ・郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること。
  • ・立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること。
  • ・愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせていること。

とされています。

何気なく見ている「ゆるキャラ」、結構厳しい基準があるのですね。

そういえばTEPORE編集部に、ゆるキャラグッズをお土産でいただいたスタッフがいました。確か熊本のゆるキャラだったと思います。ずんぐりむっくりな胴体と、その特徴のあるほっぺたを見ていると次第に癒やされてくると言っていましたね。

“郷土料理”から知る地域の特徴

沖縄のゴーヤチャンプル、広島の牡蠣(かき)料理、岡山のママカリずしというように、各地の郷土料理からもその地域を知ることができます。というのも郷土料理とは、いわば、その地方に根づいた食文化の集大成。味付けや食べ方、そして使用している食材など、その土地の特徴が色濃く出ているため、その地域を知るには良い方法だと思われます。

また、近頃では飲食街などで郷土料理を提供するお店が増えたこと、冒頭でご紹介したアンテナショップでも、その土地の特産物を加工した食品を販売していることからも、身近にその地方の食文化を堪能することができ、これをきっかけとして、「その地に行ってみたいなぁ」と思う人も増えているそうです。

ローカルヒーロー、ゆるキャラ、そして郷土料理などを通じてその土地の文化を知る。そこで育った方からしてみれば当然のことでも、他県出身の方からするとすごく新鮮なこともありますよね。
このようなことからも、地域に興味を持つ人が増え、そこから各地域が活性化すれば、日本全体がもっともっと元気になるのではないでしょうか。

トーコのつぶやき編集後記

流通経路も多様になり、自宅にいながらでも地方の品が手に入りやすくなりました。特にインターネットを利用すれば、各地の色々なものをお取り寄せすることができて、すごく便利です。このようにネットを使った通販、地域のものを売買する方法が、最近では「常套手段(じょうとうしゅだん)」になっていますね♪

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