
2014年06月10日発行 Vol.396
似合う色がきっとある! パーソナルカラーでイメージアップ!
人の第一印象は、たった数秒で決まってしまうのだそうです。しかも、印象を決める情報の約9割は視覚からだといわれています。
日頃から身だしなみを整えておくことはもちろん大切ですが、第一印象を良くするために、パーソナルカラーを活用してみませんか?
パーソナルカラーとは、個人個人に似合う色のこと。肌の色、瞳の色、髪の色によって、似合う色は人それぞれに異なるのです。
そこで今回のTEPOREトクトクコラムは、自分に似合う色の傾向を知ることができる、パーソナルカラーについてご紹介します。
●パーソナルカラーがもたらすプラス効果とマイナス効果
顔の近くに似合う色があると、血色良く、いきいきと健康的に見えます。生命力に満ちた様子が、結果として好印象へと導いてくれるのです。
逆に、顔の近くに似合わない色があると、血色が悪く、表情も暗く感じてしまいます。実際の年齢よりも老けて見えることもあるでしょう。
以前、TEPORE編集部の女性スタッフが、お気に入りの色の服を着ていたところ、家族や友人から「今日は疲れている?」「具合でも悪いの?」と言われたそうです。これはパーソナルカラーの不調和が引き起こした結果といえるでしょう。本人の体調が悪かったのではなく、彼女の肌の色と服の色との相性が悪かったのです。
●自分のベースカラーを知る
パーソナルカラーを見つけるには、まず自分自身の色がイエローベース、ブルーベースのどちらに当たるかを判断します。
判断のために参考にするのは、メイクやカラーリングをしていない状態での「肌、瞳、髪」の色です。
・イエローベース
どちらかというと、頬や唇の色がオレンジ系で、瞳と髪の色は明るめのブラウンという人が当てはまるグループです。
温かみのある色と調和するため、黄色、オレンジ、ベージュ、ゴールドが似合います。
シャツやブラウスなど、白い色を着るときは、アイボリーや生成りといった黄みがかった白がおすすめです。
・ブルーベース
どちらかというと、頬や唇の色がピンク系で、瞳と髪の色は黒という人が当てはまるグループです。
涼しげな色と調和するため、ブルーやピンク、白、黒やシルバーが似合います。
シャツの色には、純白や青みがかった白がおすすめです。
TEPORE編集部のスタッフを、イエローベースとブルーベースに分類してみたところ、ほぼ半々という結果になりました。日本人の肌色は、黄みが強い傾向にあるという先入観から、イエローベースが圧倒的に多いと思っていたのですが、実際はそうとはいい切れないようです。
●ジャケットの色選びをパーソナルカラーで実践!
初対面の方に会うときや、かしこまった場所では、ジャケットが活躍しますよね。ジャケットで多く使われている、黒、紺、グレー、茶といったベーシックな色は、誰にでも似合うと思われがちですが、トーンによっては顔色を悪く見せてしまう場合もあります。
そこで、パーソナルカラーの出番です。
イエローベースの人は、ソフトで上品なグレーが似合います。今の時季は見た目にも涼しげなアイボリーなどの柔らかい白系を選ぶのも素敵です。
ブルーベースの人は、コントラストのはっきりした色が良く似合うので、他の色が混じっていない漆黒や濃紺を選ぶといいでしょう。グレーも濃いめを取り入れるといいですよ。
また、顔の近くにくるアイテムの色も重要です。男性ならシャツやネクタイの色、女性ならブラウスやスカーフなどの色を考慮して、パーソナルカラーを上手に活用していきたいですね。
第一印象で相手に好印象を与えると、コミュニケーションが円滑に展開することが多いといわれています。それは、ビジネスでもプライベートでも同じことで、最初の印象が、その後の人間関係を左右してしまうといっても過言ではありません。客観的に、自分の顔が明るく見えたり、若々しく見えたりする色を知ることは、ご自身をプロデュースをする上でとても重要です。
これからはパーソナルカラーを味方につけて、第一印象から好感度アップを狙っていきましょう!
色の数は「千万無量(せんまんむりょう)」。その中から自分に似合う色を探し出すのは難しい印象がありますが、イエローベース、ブルーベースに 分類すれば、似合う色の傾向が見えてくるものなのですね。
今までは「自分が好きな色」で洋服を選んできましたが、これからは「自分の魅力を引き出してくれる色」を意識して選んでみようと思います。





















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