
2014年08月19日掲載
脱・マンネリでバーベキューをもっと楽しく!
夏真っ盛りの8月。河川敷や公園、キャンプ場、ご自宅の庭などで、バーベキューを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。 太陽の下、香ばしい匂いが漂い、賑やかな声が集まるバーベキューですが、肉は焦げ付き、野菜は生焼けのまま端に追いやられている…残念ながらそんな光景を目にすることがあります。
そこで今回のTEPOREトクトクコラムでは、ちょっとした工夫でいつものバーベキューがもっと楽しく、スマートにこなせるヒントをご紹介します。
知っておきたいバーベキューの極意
<炭の配置>
火力をコントロールするために、炭の配置を工夫します。
まず、グリルの中を3つのエリアに配分しましょう。炭をたくさん置いて肉などを焼く強火エリア、炭を少なめに置いて野菜や燻製、ホイル焼きなどをするための中火エリア、焼き上がった食材を保温しておくための弱火エリアを、それぞれ用意します。
こうすることで、食材をベストな状態で調理することができます。
<肉は思い切って厚切りに>
厚めのステーキ肉やブロック肉を豪快に焼いて、炭火焼の美味しさを満喫できるのも、バーベキューならでは。炭火の遠赤外線効果で熱が入りやすいので、肉の中までしっかり火が通り、美味しく焼き上がります。
<野菜のみずみずしさを保つために>
野菜は、焼いていくうちにどんどん水分が損なわれます。刷毛などを使って野菜の表面にサラダ油やオリーブオイルを塗っておくと、乾燥せずにしっとりと焼き上がります。
<アレンジ次第で味が広がるタレ>
タレも数種類用意しておけば、味に変化が生まれるので飽きてくることもありません。
パイナップルやマンゴー、梨などのフルーツをミキサーにかけて、市販のタレに加える簡単なアレンジで、脂っこい肉がさっぱりといただけます。
また、ゴマ油を大さじ3、塩を小さじ1、コショウ少々を混ぜ合わせ、刻んだネギを加えたネギ塩ダレは、野菜との相性も抜群です。
あの料理にもチャレンジ!
<家庭にあるキッチン用品が燻製器に変身>
チーズやベーコン、卵、チキンなどを燻製にして食べると、また違った味わいが楽しめます。そんな燻製を手軽に楽しむなら、大きめの鍋やフライパンが便利です。
底に燻製チップを敷いて、それに当たらないように足のついた油切り網などを設置して、食材を並べます。火をつけてチップを炙り、蓋をすれば立派な燻製器のできあがりです。
<ドイツの伝統菓子も手作りで>
バウムクーヘン作りは、子どもも大人も盛り上がります。竹や木の棒にアルミホイルを巻き、牛乳と卵で溶いたホットケーキミックスに溶かしたバターと砂糖を加えたものを、棒を回しながら絡めていきます。焼きあがったら再度生地を塗って、また焼いて…を何度も繰り替えし、厚みのあるバウムクーヘンに仕上げていきましょう。
実際に作ったことがあるTEPORE編集部のスタッフによると、生地は20回ほど重ねるとちょうど良いボリュームになるとか。また、子どもがいなかったので、生地にラム酒を数滴垂らしてみたら、風味が出て美味しかったとのことでした。
マナーを守って楽しいバーベキューを!
バーベキューを楽しんだら、後片付けをしっかりと行いましょう。
特に注意したいのが、炭の始末です。簡単で確実な火の消し方としては、水をはったバケツにひとつひとつ炭をくぐらせて消火させる方法。ただし一度にたくさんの炭を水につけると、一気に水蒸気があがり、細かい灰が周辺に飛散することがあるので、くれぐれもご注意ください。
そこでTEPOREが注目しているのが、「火消し壺」です。酸素供給を止めて炭を消すのですが一度消化した炭を次回に再利用することもできるので、エコにもつながり経済的です。ぜひチェックしてみてくださいね。
気心知れた友人や家族と、太陽の下で楽しむバーベキューは最高の時間。
美味しく食べて楽しく過ごすことで、さらにコミュニケーションが深まります。今年の夏、皆さんも“脱・マンネリ”なバーベキューパーティーで、ゲストをもてなしてみてはいかがでしょうか。
先日、夏休みを利用して実家に帰省したときに、庭でバーベキューをしました。バーベキューなら、それぞれが好きなものを自由に焼いて食べられるので、「今日は何が食べたい?」とあらかじめリサーチしておく必要がなく、準備がとても簡単でした。
久しぶりの楽しい「一家団欒(いっかだんらん)」に、嬉しそうな両親の顔が印象的でした。




















アンケート
TEPOREポイント
レシピ
トクトククイズ